Si・SiC・GaN・酸化ガリウム・ダイヤモンドパワーデバイス技術と業界展望2026【WEBセミナー】

セミナー概要
略称
パワーデバイス技術と業界展望【WEBセミナー】
セミナーNo.
stb260101
開催日時
2026年01月21日(水) 10:30~16:30
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
筑波大学 数理物質系 物理工学域 教授 博士(工学)
岩室 憲幸 氏
価格
非会員: 52,800円(税込)
会員: 46,200円(税込)
学生: 52,800円(税込)
価格関連備考
52,800円 (Eメール案内登録価格:1名46,200円,2名52,800円,3名71,500円)

※Eメール案内を希望されない方は、「52,800円×ご参加人数」の受講料です。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様52,800円から
 ★1名で申込の場合、46,200円
 ★2名同時申込の場合は、2名様で52,800円
 ★3名同時申込の場合は、3名様で71,500円
 ★4名以上同時申込の場合は、ご参加人数×20,900円
  ※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。

※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。
※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。
備考
<Webセミナーのご説明>
・本セミナーはZoomウェビナーを使用したWebセミナーです。
 ※ZoomをインストールすることなくWebブラウザ(Google Chrome推奨)での参加も可能です。お申込からセミナー参加までの流れはこちらをご確認下さい。
キャンセル規定、中止の扱いについてはこちらを確認ください。

<禁止事項>
セミナー当日にZoomで共有・公開される資料、講演内容の静止画、動画、音声のコピー・複製・記録媒体への保存を禁止いたします。

<配付資料について>
本セミナーの資料はPDF形式(電子データ)で配布予定です。
開催日前日までにダウンロードURLお送りいたします。
講座の内容
趣旨
 脱炭素社会の実現に向け、電力変換効率を高めるパワー半導体技術が注目されている。本セミナーでは、AIデータセンターの電源効率化に貢献するGaNデバイスの最新動向と、EV市場にて期待されるSiCデバイスの技術革新を中心に解説する。特にGaNは高周波・高効率動作に優れ、次世代電源設計に不可欠な要素である。一方、EV向けSiCは市場が踊り場にある中でも、高耐圧・低損失特性により車載インバータ等での採用が進んでいる。しかし現状では、依然としてシリコンパワーデバイスが主役に君臨している。これはとりもなおさず、SiC/GaNデバイスに代表される次世代パワーデバイスの性能、信頼性、さらには価格が市場の要求に十分応えられていないことによる。最強の競合相手であるシリコンパワーデバイスからSiC/GaNをはじめとした新材料パワーデバイス開発技術の現状と今後の動向について、半導体素子や実装技術、さらには市場予測を含め、わかりやすく、かつ丁寧に解説する。
プログラム

1.  パワーエレクトロニクス(パワエレ)、パワーデバイスとは何?
 1-1 パワエレ&パワーデバイスの仕事
 1-2 パワーデバイスの種類と基本構造
 1-3 パワーデバイスの適用分野
 1-4 次世代パワーデバイス開発の位置づけ

2. シリコンパワーデバイスの現状と課題
 2-1 パワー半導体デバイス市場の現在と将来
 2-2 MOSFET特性改善を支える技術
  1) 低耐圧MOSFET
  2) 高耐圧MOSFET
 2-3 IGBT特性改善を支える技術
 2-4 IGBT特性改善の次の一手

3. SiCパワーデバイスの現状と課題
 3-1 半導体デバイス材料の変遷
 3-2 ワイドバンドギャップ半導体材料はなぜパワーデバイスに適している
    理由
 3-3 なぜSiCパワーデバイスが新材料パワーデバイスでトップランナなのか
 3-4 各企業はSiC-IGBTではなくSiC-MOSFETを開発する。なぜか?
 3-5 SiC-MOSFETの普及拡大のために解決すべき課題
 3-6 SiC-MOSFETコストダウンのための技術開発
 3-7 低オン抵抗化がなぜコストダウンにつながるのか
 3-8 最新SiC-MOSFET低オン抵抗化技術
 3-9 SiC-MOSFET内蔵ダイオードのVf劣化とは?
 3-10 内蔵ダイオード信頼性向上技術

4. GaNパワーデバイスの現状と課題
 4-1 GaNパワーデバイスの特徴はなにか?
 4-2 SiCとGaNデバイスの狙う市場
 4-3 GaNパワーデバイスはHEMT構造。その特徴は?
 4-4 ノーマリ-オフ・ノーマリーオン特性とはなに?
 4-5 GaN-HEMTのノーマリ-オフ化
 4-6 最近のGaN-HEMTの進展
 4-7 縦型GaNデバイスの最新動向

5. 酸化ガリウム・ダイヤモンドパワーデバイスの現状
 5-1 酸化ガリウムとその特徴
 5-2 酸化ガリウムパワーデバイス最新開発状況
 5-3 ダイヤモンドパワーデバイス開発状況

6. SiCパワーデバイス高温対応実装技術
 6-1 SiC-MOSFETモジュールに求められるもの
 6-2 配線のインダクタンスを低減したパッケージ
 6-3 接合材について
 6-4 銀または銅焼結接合技術
 6-5 SiC-MOSFETモジュール技術

7. まとめ

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