食品乳化の基礎を概説し,乳化食品を開発する上で欠かせない乳化剤について,その選定から配合技術,更には,乳化安定性評価,各食品への応用技術までを網羅的に分かりやすく解説します!

食品乳化の基礎と応用
~乳化剤の正しい選定と配合技術~

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セミナー概要
略称
食品乳化
セミナーNo.
td140203
開催日時
2014年02月07日(金) 10:30~17:30
主催
(株)テックデザイン
問い合わせ
Tel:03-5857-4811  E-mail:info@rdsc.co.jp
価格
非会員:  30,800円 (本体価格:28,000円)
会員:  30,800円 (本体価格:28,000円)
学生:  30,800円 (本体価格:28,000円)
講座の内容
趣旨
様々な乳化食品に対して食品用乳化剤が使われています。乳化食品の品質や美味しさを維持するためには,乳化の安定性を高める必要があります。しかし,乳化食品は本来,熱力学的に不安定であり,乳化の安定性は乳化方法,殺菌条件,保存状態の影響も受けます。

そこで本講演では,食品用乳化剤を用いた食品乳化について,乳化剤の選定,配合方法を紹介するとともに,乳化安定性の評価方法や安定性向上の具体策について,実際の各種製品へのアプリケーション事例を挙げながら説明します。
プログラム
Ⅰ.食品乳化概論
 1. 食品乳化について
 2. 乳化の不安定化要因(クリーミング,凝集,合一)
 3. 乳化方法,乳化機器
Ⅱ.食品用乳化剤の基礎
 1. 食品用乳化剤について(種類,構造,法規)
 2. 食品用乳化剤の物性
 3. 食品用乳化剤の機能
 4. 食品用乳化剤と食品成分との相互作用(油脂,タンパク,澱粉など)
 5. 食品用乳化剤の使い方,配合技術
Ⅲ.乳化食品の安定化に影響する因子
 1. 製造条件(乳化方法,殺菌方法,pH)
 2. 保存条件(温度,期間)
 3. 微生物制御
Ⅳ.乳化安定性の評価方法
 1. 従来の安定性評価方法
 2. 新しい安定性評価方法(評価の迅速化,ミクロレベルでの評価)
Ⅴ.界面物性制御による乳化安定化へのアプローチ
 1. 乳化安定性向上における課題
 2. タンパク質,乳化剤の吸着
 3. 界面レオロジー
 4. 油脂結晶化の制御
 5. タンパク質の変性
Ⅵ.食品乳化における乳化安定化技術の応用
 1. 飲料(カルシウム強化牛乳,ミルクコーヒー,ミルク紅茶など)
2. 乳製品(ホイップクリーム,アイスクリームなど)
3. 油脂製品(チョコレート,マーガリン,マヨネーズ,ドレッシングなど)
4. ベーカリー製品(ケーキ,クッキー,パンなど)
キーワード
食品、乳化、乳化剤、選定、安定性、評価方法、セミナー、研修、講習会、講義
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