ますます高感度化する最新の食品香気の分析手法を、基礎から応用、実践までしっかり解説します

食品フレーバーのGCテクニック

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セミナー概要
略称
食品フレーバー
セミナーNo.
td140602
開催日時
2014年06月06日(金) 10:20~17:20
主催
(株)テックデザイン
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
学生:  30,535円 (本体価格:27,759円)
価格関連備考
29,980円(税込/テキスト付)
講座の内容
プログラム
第1部 実践的な食品香気成分の分析法 (10:20~15:00 昼休憩を含む)
Ⅰ.分析は目的をしっかり定めてから
 1.ターゲット成分(分析・検討対象)を探すには
 2.ターゲット成分が分かっているとき
 3.サンプル間の違いを探す網羅的分析がしたい
Ⅱ.分析の前に前処理が必要
 1.溶液サンプルからの揮発性成分の抽出
 2.ヘッドスペースガスからの目的成分の抽出
 3.液性を変化させて対象外成分を除く
 4.液体クロマトグラフィー等による事前精製
Ⅲ.やっと分析ができる。でも・・・
 1.GCによる定性分析
 2.GCによる定量分析
Ⅳ.複雑な混合物の時には工夫が必要
 1.多次元GC分析による目的成分同定
 2.エクセルによる「着目成分」の拾い出し
【講演概要】
 本講座では、食品香気成分の分析化学的な評価方法について、演者のこれまでの研究や経験に基づいて、分析に対する考え方、前処理方法、測定における注意点などを、基礎から応用まで、コツ等も含めて講義をし、効果的な分析に資する情報を提供する。また、講演後には、聴講者からの具体的な質疑に対しても回答する。
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第2部 進化するGC、GC/MSを用いた分析技術の基礎から応用 (15:10~16:10)
Ⅰ.キャピラリカラムの分離メカニズム
Ⅱ.香気分析で使用する検出器
Ⅲ.香気分析に有用なツール・GCテクニック
 1.キャピラリ・フロー・テクノロジー
 2.リテンションタイムロッキング
 3.多変量解析
【講演概要】
 キャピラリGC を用いた香気成分の分析は、複雑な組成の香気成分の分離やその中の微量のキー化合物を検出する有用な手法の一つです。キャピラリGCを有効に使用するには、分離などの基礎を理解する必要があります。分離のメカニズムから効率良く分析が行える有用な技術、さらに選択的検出器に関して,分析テクニックを交えながらご紹介いたします。
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第3部 香気分析に役立つ最新分析技術のご紹介 (16:20~17:20)
Ⅰ.GCにおける官能的な検出:GCスニッフィング
 1.MSとの同時検出GC-O/MS
Ⅱ.高感度化を実現する前処理技術
 1.ダイナミックヘッドスペース
Ⅲ.複雑マトリックスからの微量香気成分の分離
 1.2次元GC技術(1次元2次元切替GC-MS)
Ⅳ.更なる高感度化
 1.キャピラリーGC分取
Ⅴ.香気分析におけるデータ解析
 1.香気成分データベース
【講演概要】
 官能的な検出を可能とするGC-Olfactometry(GC-O)と質量分析計(MS)を組み合わせた同時検出法(GC-O/MS)を中心に、試料前処理から未知成分の同定に役立つ香気成分データベースまで、におい分析に役立つ最新分析技術の数々をアプリケーションを含めてご紹介いたします。
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