-高周波技術の基礎と展開-
1. 高速回路設計における高周波技術の重要性
1.1 高速回路の方向性と課題
高速回路の動向,
高速回路の難しさと解決の鍵
1.2 パルス信号波形と周波数スペクトラム
時間領域と周波数領域,
パルス波形の周波数成分,
周波数スペクトラムの合成
2. 高速回路設計の基礎となる高周波技術
2.1 各種部品の高周波特性
ストレーインダクタンス,
ストレーキャパシタンス,
コンデンサの並列接続での注意点
2.2 信号の伝送と分布定数回路
集中定数回路と分布定数回路,
伝送線路の形成,
差動信号伝送の基本
2.3 信号の反射とインピーダンスマッチング
進行波と反射波,
インピーダンスマッチングの基本,
広帯域と狭帯域のマッチング回路
パルス信号の反射のメカニズム
3. 高速回路(Mbps~Gbps級)の実装設計
3.1 基板やケーブルの特性と高速信号伝送
立ち上がり時間による影響,
Mbps級高速信号伝送(送端抵抗の副作用など),
Gbps級高速信号伝送(信号減衰によるジッタ発生,インピーダンス不連続,など)
イコライジングによる改善,
プリエンファシスとディエンファシス,
クロストークノイズ
3.2 伝送シミュレーション技術
SPICEモデルの生成,
ジッタバジェット,
差動線路の差動間スキュー
3.3 基板における電源とグラウンド
バイパスコンデンサによるノイズ低減,
反共振によるインピーダンス上昇対策
3.4 基板プレーンの役割と共振の影響
信号配線下の基板プレーンの影響,
基板プレーンの共振,
基板共振を防ぐガイドライン
3.5 高速信号の測定技術
波形測定用プロービング(高周波プローブ,SMA,アクティブプローブ),
ネットワークアナライザ,
伝送線路の各部のインピーダンス測定(TDR測定)