スクリーニング条件の設定法やMTBFを保証するための試験法に加えて、
耐用寿命推定の事例演習をExcelを用いて行いますので、ノートPCをご持参ください。
1 電子機器の市場におけるトラブル事例の紹介
2 信頼性の基礎と用語の解説
2.1 信頼性用語の意味・定義
2.2 市場故障数と故障時間の関係
3 早期の電子機器故障を防止するための試験法
3.1 初期故障を低減するためのスクリーニング手法
3.2 演習1:1年で100ppm以下にするスクリーニング条件設定事例
3.3 偶発故障での故障率λやMTBFを推定する試験方法
3.4 演習2:λ=200FITを保証する試験時間とサンプルサイズ設定事例
3.5 演習3:MTBF=200万時間を保証する試験時間とサンプル設定事例
4 耐用寿命を見極めるための具体的な加速試験
4.1 寿命予測に用いる加速モデルと信頼性試験
4.2 使用温度と耐用寿命の関係(温度加速モデルの寿命予測式)
4.3 演習4:10年寿命目標の製品の加速試験条件(温度、時間)の設定事例
4.4 温度差と耐用寿命の関係(修正コフィン・マンソンモデルの寿命予測式)
4.5 演習5:10年寿命目標の製品の加速試験条件(温度差、回数)の設定事例
5 耐用寿命を見極めるための具体的な加速試験
5.1 ストレスと疲労寿命の関係(SN曲線とマイナー則モデルの寿命予測式)
5.2 演習6:応力と耐用回数から故障する寿命の推定事例
5.3 製品の耐用寿命推定のプロセス
6 市場故障品の故障解析の実際
6.1 上手に市場故障品を解析する際のステップ(順序)
6.2 市場故障事例紹介
6.2.1 コンデンサ(アルミ電解、フィルム、セラミック)の故障事例
6.2.2 その他電子部品の故障事例
※演習の回答はその日にお渡しいたします