1. 現状プリンタの構造と機構と高画質化技術
1.1 各種プリンタの機構と記録方式:
レーザ方式、インクジェット方式、サーマル方式など
1.2 高画質化のための機構:
多色化、バンディング除去方式、マルチパスとパスマスクなど
1.3 特殊印刷と応用:
各種付加価値印刷、立体印刷など
2. Halftoningと階調再現
2.1 AMスクリーンとFMスクリーン:
誤差拡散法、平均誤差最少法の特性と作成法
2.2 ストカスティックスクリーン:
ブルーノイズマスク,グリーンノイズマスクの作成法と特性
2.3 デジタルハーフトーンの画質評価:
視覚特性、粒状性評価など
3. 色再現とカラーマネジメントシステム
3.1 プリンタと絵作り:
絵作りとレンダリングインテント
Kubelka-Munk理論と色予測:
絵の具シミュレーション
3.2 カラーマネジメントシステム:
GMAとGMM、標準色空間とCMS、異機種間のカラーマッチング
3.3 拡張色空間とカラーマネジメントシステム:
各種拡張色空間(AdobeRGB, bg-sRGB, scRGB, sYCC, xvYCC,BT2020など)
4. カラーアピアランスモデルと環境光補正
4.1 順応のメカニズム:
視覚性のメカニズム,von Kriesモデル
4.2 CIECAMモデル:
CAMの歴史,CIECAMの詳細,Jab色空間の特性
4.3 カラーアピアランスモデルとカラーマネジメントシステム:
CMSモデル,Jab色空間によるマッピング特性
5. プリンタによる質感再現技術
5.1 質感再現理論:
2色性反射モデル、構造色と光沢、偏角分光特性、
CGによる質感再現法など
5.2 プリンタによる質感再現:
透明色材による光沢性制御、
特殊色材による内部散乱制御など
5.3 質感マネジメント:
BRDFによる光沢感マネジメント,
高輝性色材の質感マネジメントなど
6. プリンタによる分光的色再現処理技術
6.1 色の非恒常性指数CII,
6.2 DeMichelの係数,分光反射率の予測式:YNSN方程式
6.3 分光プリンタの処理モデル,分光プリンタの構成,
分光入出力統合画像処理システム
7. 偽造防止およびプリンタのセキュリティ技術
7.1 プリンタのセキュリティー技術:
偽造防止技術,運用形態とシステム
7.2 印刷用電子透かし:
各種方式,埋め込み量と耐性,
追跡型と出力遮断型,電子透かしシステム
7.3 グリーンノイズ型電子透かしの特性:
アルゴリズム公開型,解除キーと安全性確保,
信頼度と埋め込み強度
8. 印刷画像の画質評価
8.1 視覚系の特性 VTF 色に対する空間周波数特性(S-CIELAB),
視覚系の識別階調数
8.2 プリンタのMTF,プリンタの階調再現特性,
粒状性評価,バンディング評価,ウィーナー・スペクトル
8.3 各種色差式 主観評価法 質感評価法