熱音響現象の入門【WEBセミナー】
熱と音で冷凍、熱と音で発電

※本セミナーは開催日が5月19日から変更になりました

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セミナー概要
略称
熱音響現象【WEBセミナー】
セミナーNo.
tr220504
開催日時
2022年07月26日(火) 13:00~16:00
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  45,100円 (本体価格:41,000円)
会員:  45,100円 (本体価格:41,000円)
学生:  45,100円 (本体価格:41,000円)
価格関連備考
お1人様受講の場合 45,100円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)

※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。
 
備考
★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

★インターネット経由でのライブ中継のため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影・スクリーンキャプチャ等は固くお断りいたします。
講座の内容
趣旨
 工場、自動車、船舶などが使用している燃料由来のエネルギーの半分以上は排熱として未利用のまま捨てられています。これらの捨てている熱を「熱音響デバイス」を用いて回収し、電力や冷却・加熱に再利用する研究を行っています。熱音響現象を利用すると「熱入力から音波を介して仕事を取り出す熱機関」や「音波を入力することで熱を汲み上げるヒートポンプ(冷却・加熱)」を実現することができます。そのため、これまでのデバイスには無い以下の特徴を持っています。

●熱と仕事のエネルギー変換を行う際にピストンやタービン等の機械部品を必要としないため、本質的にメンテナンスフリーです。
●工場排熱、自動車排熱、太陽光熱等、多様な熱源を利用したヒートポンプ(冷却・加熱)や発電システムを実現可能です。
●本質的には可逆サイクルであるため、高いエネルギ変換効率(先行研究では30%以上)を有しています。
●可動部を有することなく、非温暖化ガスを用いたヒートポンプ(冷却・加熱)を実現可能です。
プログラム

1. 熱音響現象の概要
   1.1 背景
   1.2 熱音響現象の歴史
   1.3 進行波型熱音響機関
   1.4 熱音響デバイスの紹介

2. 熱音響現象とは
   2.1 熱音響デバイスの構造
   2.2 管内音波
   2.3 進行波型 定在波型
   2.4 仕事流 熱流
   2.5 Rottの方程式
   2.6 Two-sensor法

3. 様々な熱音響機関
   3.1 熱音響機関
   3.2 熱音響冷凍機・ヒーター
   3.3 熱音響発電機
   3.4 多段熱音響デバイス

4. 簡単な進行波型熱音響機関の試作
   4.1 蓄熱器
   4.2 ループ型、枝付きループ型
   4.3 導波管

5. 熱音響機関の課題
   5.1 蓄熱器の流路、材質
   5.2 リニア発電機
   5.3 熱交換器と入熱方法

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