~設計段階から作り込む~
 回路と基板のノイズ設計技術【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
ノイズ設計【WEBセミナー】
セミナーNo.
tr240111
開催日時
2024年01月26日(金) 10:30~16:30
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 53,900円(税込)
会員: 53,900円(税込)
学生: 53,900円(税込)
価格関連備考
お1人様受講の場合 53,900円[税込]/1名
1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)

※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。
備考
★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

★インターネット経由でのライブ中継のため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
講座の内容
趣旨
電子機器に搭載される基板は、回路の動作速度の高速化、扱う電力の増加、小型高密度化等の様々な観点で高度化しています。これらの多くの点で問題になってくるのが、ノイズです。単純にノイズの放出や侵入だけでなく、同じ基板に同居する回路がお互いに干渉する、等の問題もますます生じやすくなってきています。
 一方、設計段階でノイズ対策を盛込もうにも、電磁気学の高度な応用となり、教科書の理解だけでは対応が難しいのが現実です。また、ノイズ問題は最終形態に組んでみないと実体が分からないことが多く、開発の後段で問題が顕在化するのが殆どです。そのため、納期やコストの制約から、改版等の試行錯誤も制約されます。
 そこで、本セミナーでは、回路基板にこういった困りごとをお持ちの方を中心に、なるべく数式や理論を使わず、ノイズとは何か、という基本的な所から必要最低限のノイズの物理を学びます。その後、プリント基板からノイズが出る(受ける)のは何故か、どうすればノイズトラブルを防げるのか、を回路設計、配置設計、配線設計の順を追って、具体例とともに学んで行きます。最後に「装置に組んだ後にノイズトラブルが生じた場合はどうすべきか」についても触れます。
プログラム

 1 ノイズの基礎
  1.1 ノイズとは何か
   1.1.1 基板と電磁エネルギーの出入り
   1.1.2 ノイズの定義
   1.1.3 電子回路の干渉とEMC
   1.1.4 ノイズの時間的特性
   1.1.5 ノイズの伝達経路
  1.2 ノイズの物理
   1.2.1 物理の話の前に
   1.2.2 ノイズと物理法則
   1.2.3 交流の基礎知識
   1.2.4 交流とスペクトル
   1.2.5 見えないLとC
   1.2.6 共振現象
   1.2.7 電磁波の発生とアンテナ

 2 プリント基板のノイズ設計 
  2.1 プリント配線の基本
   2.1.1 基板とノイズ
   2.1.2 基板パターンと伝送線路
   2.1.3 信号とリターン経路
   2.1.4 電源層・GND層
   2.1.5 ノイズを考慮した層構成
  2.2 回路設計の要点
   2.2.1 回路構成の設計
   2.2.2 能動部品の選択
   2.2.3 受動部品の選択
   2.2.4 ノイズ対策部品の選択
  2.3 部品配置の要点
   2.3.1 パワエレ回路の配置
   2.3.2 高速部品の配置
   2.3.3 対策部品の配置
   2.3.4 アナログ回路の配置
   2.3.5 発熱部品の配置
  2.4 配線設計の要点
   2.4.1 クロックの配線
   2.4.2 電源周りの配線
   2.4.3 高速信号の配線
   2.4.4 外部接続周りの配線
   2.4.5 アナログ回路周りの配線

 3 ノイズ対策の実際  
  3.1 基板特有の事情
   3.1.1 市販ユニット・外部設計品
   3.1.2 基板製作の流れ
   3.1.3 指示書類作成のカギ
   3.1.4 基板設計者との意思疎通
  3.2 効率的なノイズ対策
   3.2.1 素早く原因を掴むコツ
   3.2.2 再現性を確保する手法

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