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蒸留プロセスの基礎から応用(Excel演習付き)
-気液平衡,蒸留塔設計および蒸留プロセスの特性-

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セミナー概要
略称
蒸留
セミナーNo.
141124
開催日時
2014年11月20日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
タイム24ビル 4F セミナールーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  48,125円 (本体価格:43,750円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名に案内登録をしていただいた場合、1名につき43,200円(税込)になります。
定員
10名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
持参物
USBメモリ
備考
昼食・資料付き
講座の内容
趣旨
 新たな蒸留塔の設計,既存の運転条件の見直しは,過去の実績と経験,および汎用シミュレータによる詳細な計算をもとに行われている。本講座では,蒸留の基礎理論(気液平衡,物質収支),操作特性・分離特性を理解することにより,より良い設計条件・操作条件探索に必要な情報を収集し,新規および既存プロセスの改善,省エネルギー化の検討ができるようになる。
 Excelを用いた演習を通して,非理想系の気液平衡計算,気液平衡測定データから活量係数式のパラメータ決定,非理想系のMcCabe-Thiele法を理解し,使いこなせるようになる。
プログラム
1.蒸留の基礎
 1-1 蒸留の原理
  (1)蒸留の目的
  (2)気液平衡
  (3)蒸気圧と蒸気圧曲線
  (4)気液平衡データ
  (5)相図
  (6)蒸留の原理と分離の限界
 1-2 蒸留プロセスの分類と特徴
  (1)蒸留操作:単蒸留とフラッシュ蒸留,回分精留と連続精留
  (2)蒸留塔構造:トレイ,充填物
 1-3 気液平衡計算
  (1)気液平衡関係式
  (2)活量係数モデル(Wilson式、NRTL式)
  (3)比揮発度・平均比揮発度
  (4)気液平衡計算(Excelを用いた演習)
   ①理想溶液、ラウールの法則
   ②非理想溶液:沸点計算、露点計算(Wilson式、NRTL式)
  (5測定値から)活量係数パラメータの決定(Excelを用いた演習)

2.蒸留プロセスの設計計算
 2-1 蒸留問題の設定
  (1)蒸留問題
  (2)設計型問題と操作型問題
  (3)低沸限界成分と高沸限界成分
  (4)分離仕様と物質収支
  (5)分離仕様と気液平衡関係
 2-2 蒸留塔の段数と還流比の決定
 <2成分系,McCabe-Thieleの階段作図>
  (1)操作線
  (2)原料の熱的条件
  (3)McCabe-Thieleの階段作図(Excelを用いた演習)
  (4)最小還流比~2成分系~
  (5)最小理論段数~2成分系~(階段作図,Fenskeの式)
  (6)還流比と理論段数
  (7)最適還流比
  (8)塔効率と実段数
 2-3 簡易設計計算
 <Fenske-Underwood- Gillilandの方法(理想系)>
  (1)最小理論段数~多成分系, Fenskeの方法~
  (2)最小還流比~多成分系,Underwoodの方法~
  (3)Gillilandの相関

3.蒸留プロセスの操作特性・分離特性と特徴
 ~より良い設計条件・操作条件探索のために~
 3-1 蒸留プロセスの分離特性
  (1)還流比と段数 
  (2)物質収支
 3-2 多成分分離の分離シーケンス
  (1)直接分離と間接分離
  (2)残留曲線マップと蒸留境界
 3-3 共沸蒸留と抽出蒸留の原理と特徴
  (1)共沸蒸留
  (2)抽出蒸留
 3-4 省エネルギー蒸留プロセスの特徴
  (1)ペトリューク塔,垂直分割型蒸留塔(DWC)
  (2)膜+蒸留複合プロセス

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