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超臨界二酸化炭素の利用技術

-基礎から最新の応用技術まで-

セミナー概要

略称
超臨界二酸化炭素
セミナーNo.
開催日時
2017年02月24日(金)10:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 会議室
講師
金沢大学 理工研究域 自然システム学系 教授 博士(工学) 内田 博久 氏

【ご専門】 超臨界流体工学,結晶化工学,工業物理化学,分離工学,化学工学
【ご経歴・ご活躍】
 1998年3月に九州大学大学院工学研究科化学機械工学専攻博士後期課程を修了後,(財)高温高圧流体技術研究所・研究員,東京農工大学工学部・助手(松岡正邦先生,滝山博志先生の研究室に所属),大阪府立大学大学院工学研究科・講師を経て,2005年より信州大学工学部・助教授(2007年4月より准教授)。2016年10月より金沢大学理工研究域自然システム学系・教授。この間,ジョージア工科大学 化学工学科(米国)・訪問研究員,技術研究組合 BEANS研究所 3D BEANSセンター・主任研究員,東京大学大学院工学系研究科・客員研究員,信州大学工学部・特任教授(現在)を兼任。東京大学大学院工学系研究科,東京理科大学工学部,熊本大学工学部などで非常勤講師を歴任。
 日本高圧力学会奨励賞(2000年),化学工学会奨励賞(2001年),日本熱物性学会賞奨励賞(2005年),化学工学会教育奨励賞(2015年),Outstanding Paper Award of 2015 of Journal of Chemical Engineering of Japan,5回の信州大学工学部ベスト・ティーチャー賞(2005,2011,2013,2014及び2015年度)など多くの受賞歴有り。
価格
非会員: 49,980円(税込)
会員: 47,250円(税込)
学校関係者: 10,800円(税込)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き

講座の内容

受講対象・レベル
超臨界二酸化炭素利用技術を利用した研究や技術を始めたばかり,もしくはこれから始めようと考えている学生・研究者・技術者から数年の研究経験を経ているが超臨界二酸化炭素に関する基礎知識が乏しい,もしくは基礎から最新の応用まで幅広く知識を身に付けたいと考えている研究者・技術者まで。
必要な予備知識
大学レベルの一般化学の知識がある方でしたら受講可能です。
 講義中に,大学レベルの物理化学(熱力学,平衡物性,非平衡物性)や化学工学(伝熱論,物質移動論,抽出・吸着・晶析・乾燥などの単位操作学)の知識を必要とする箇所も有りますが,物理化学や化学工学を習得していない方にも,出来るだけ分かりやすく説明しますので,高度な予備知識は要しません。
習得できる知識
・工業化に必要となる超臨界二酸化炭素に関する基礎知識
・超臨界二酸化炭素+固体溶質系の基礎知識
・超臨界二酸化炭素を利用した装置設計・製作技術
・超臨界二酸化炭素を利用した最新の応用技術の概要と現状
趣旨
 本講座では,超臨界二酸化炭素を利用した技術をこれから始めようとする,もしくは超臨界二酸化炭素技術を利用しているが基礎的知見が不足していると感じている技術者・研究者・学生などを対象に,超臨界二酸化炭素の利用技術のために必要な基礎事項(基礎的溶媒特性など),高圧装置の設計・製作・法規から分離精製・材料創製・分析・バイオ・エネルギー分野における先端応用技術の最新動向に至るまで解説する。特に,超臨界二酸化炭素の特異的な溶媒特性がどのように先端応用技術に活かされているかが明快に分かるように解説する。
 本講座は,初心者が超臨界二酸化炭素を利用した技術を始める際に必要な基礎知識・装置・応用技術(何ができるのか)の習得,もしくは既に超臨界二酸化炭素を利用している技術者・研究者・学生にも有意義となる知見を習得できることを狙いとしている。
プログラム
1.はじめに

2.超臨界二酸化炭素の基礎事項
 2-1.超臨界二酸化炭素とは
 2-2.超臨界二酸化炭素研究の歴史と現状
 2-3.超臨界二酸化炭素のミクロ物性
 (1)超臨界二酸化炭素の溶媒構造
 (2)二酸化炭素の溶媒構造と色の関係
 2-4.超臨界二酸化炭素のマクロ物性

3.超臨界二酸化炭素の物性
 3-1.平衡物性
 (1)状態図(pT関係・pvT関係)
 (2)エンタルピー
 (3)エントロピー
 (4)熱容量
 (5)音速
 3-2.輸送物性
 (1)粘度
 (2)熱伝導度
 (3)自己拡散係数

4.超臨界二酸化炭素+固体溶質系の物性
 4-1.平衡物性
 (1)二酸化炭素+固体溶質系の相平衡
 (2)超臨界二酸化炭素に対する固体溶質の溶解度(二酸化炭素+溶質系の固気平衡)
 (3)超臨界二酸化炭素に対する固体溶質の溶解度への共溶媒(エントレーナ)効果
 4-2.輸送物性
 (1)超臨界二酸化炭素中の固体溶質の相互拡散係数
 (2)超臨界二酸化炭素+固体溶質系の粘度・熱伝導度

5.超臨界二酸化炭素を利用した技術で用いる装置-装置の構成とその製作-
 5-1.実験装置の種類
 5-2.超臨界流体系の一般的な実験装置
 5-3.実験装置の要素(高圧ポンプ,配管・継手,バルブ,容器,圧力計,温度計等)
 5-4.実際の実験装置例
 5-5.関連法規(高圧ガス保安法)
 5-6.超臨界二酸化炭素装置における注意事項

6.超臨界二酸化炭素を利用した応用技術
 6-1.超臨界二酸化炭素を利用した分離精製技術
 (1)分離精製媒体としての超臨界二酸化炭素の特徴
 (2)超臨界二酸化炭素抽出の原理と実用化例
 (3)超臨界相吸着分離の原理と応用例
 (4)逆行析出(晶析)分離法の原理と応用例
 (5)超臨界二酸化炭素洗浄(精密機械の洗浄,クリーニングなど)の原理と実用化例
 6-2.超臨界二酸化炭素を利用した材料製造技術
 (1)材料製造媒体としての超臨界二酸化炭素の特徴
 (2)超臨界二酸化炭素を利用した材料製造技術の種類
 (3)微粒子製造(薬物ナノ粒子創製,化粧品ナノ粒子創製)の原理と応用・実用化例
 (4)薄膜製造(有機半導体用薄膜創製,金属薄膜創製,めっき技術)の原理と応用例
 (5)乳化技術(エマルション分散相の微粒化)の原理と応用例
 (6)高分子発泡技術の原理と応用・実用化例
 6-3.超臨界二酸化炭素を利用した高分子・繊維・有機物の表面加工・改質・塗装
 (1)超臨界染色
 (2)超臨界塗装
 6-4.超臨界二酸化炭素を利用した乾燥技術
 ・超臨界乾燥
 6-5.超臨界二酸化炭素を利用した分析技術
 ・超臨界流体クロマトグラフィー
 6-6.超臨界二酸化炭素を利用した殺菌技術
 (1)ミクロバブル超臨界CO2殺菌
 (2)超臨界CO2殺菌
 6-7.超臨界二酸化炭素による殺菌剤の木材への含浸
 6-8.超臨界二酸化炭素を利用した材料合成
 (1)有機合成
 (2)高分子合成
 6-9.エネルギー媒体としての超臨界二酸化炭素利用技術
 (1)ヒートポンプ媒体としての利用(エコキュート)
 (2)発電技術

7.超臨界二酸化炭素を利用した技術の現状と今後の展望

8.おわりに

 【質疑応答・名刺交換】
 
キーワード
超臨界,二酸化炭素,Co2,基礎,応用,分離,精製,製造,乾燥,分析,セミナー,研修,講習

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