晶析の基本・原理、結晶品質のコントロールのこつ、スケールアップの考え方、トラブル対策について分かりやすく解説!
1.晶析とは?~晶析の基礎・原理~
  1-1.溶解度:溶媒と溶質
  1-2.過飽和:ドライビングフォース
  1-3.核発生:結晶の誕生
  1-4.結晶成長:結晶の個性
2.どうやって結晶をつくるか?~晶析方法とその特徴~
  2-1.過飽和を作る方法の違い
    1)冷却法
    2)濃縮法
    3)貧溶媒(第3成分)添加法
    4)反応法
  2-2.操作方法の違い
    1)連続操作
    2)バッチ操作
3.どんな装置を選択すればよいか?~晶析装置の種類と特徴~
  3-1.攪拌槽型
  3-2.強制循環型
  3-3.オスロ型
  3-4.ドラフトチューブ型
  3-5.カランドリア型
  3-6.掻き取り型
  3-7.静止、付着型
  3-8.渦流型(微小結晶晶析装置)
4.どうすればいい結晶ができるか?~晶析操作における撹拌方法と条件設定~
  4-1.晶析操作の基本操作条件
  4-2.晶析操作の目的と条件設定方法
    1)純度アップ
    2)粒径制御(粒径・形状)
    3)回収率アップ
    4)省エネ
  4-3.晶析操作における攪拌・混合の重要性
    1)結晶粒径、粒度分布
    2)結晶破砕
  4-4.晶析装置による結晶品質の制御
    1)結晶形状
    2)結晶純度
    3)粒度分布(数mm~数μ)
    4)操作条件の影響
    5)不純物の影響
5.晶析装置の大きさをどのように決めたらよいか?~スケールアップ~
  5-1.過飽和度
  5-2.滞留時間
  5-3.スラリー濃度
  5-4.撹拌装置
  5-5.伝熱係数
6.どのように安定操作をするか?~トラブル事例とその対策~
  6-1.スケーリング
  6-2.閉塞
  6-3.粒径・粒度分布
  6-4.固液分離操作への影響