2020年10月07日(水)
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有機ELビジネスに参入したい、または参参入予定の装置・部材・デバイスメーカー、有機ELを応用した商品開発を検討・推進中の技術者、企画担当者。有機ELビジネスに投資を考えているVC投資関連団体、銀行の担当者など。
1.有機ELディスプレイ・照明の基礎知識
2.有機ELは、ディスプレイ、照明の両方に応用が期待されているが、LCD(液晶)やLED(発光ダイオード)などの既存デバイスとなにが異なるのか(優位性)に関する知識
3.有機ELのデバイス構造とその製造方法―蒸着方式、印刷方式
4.有機ELデバイスの評価方法
5.有機ELの問題点とその解決法
6.有機EL材料の基礎知識
7.有機ELの期待される応用分野と今後の方向性
8.有機ELの今後の課題と展望
コロナ禍が世界の生活を一変させた。在宅勤務が標準になり、どこでもつながるディスプレイや携帯しやすいディスプレイへの要求が加速するだろう。在宅勤務が長くなると照明環境も極めて重要になり、目に優しい健康的な照明への要求が一層強くなるであろう。そうなると、有機エレクトロニクス技術は確実に新生活を変革する基盤技術になる。その代表格が有機ELであろう。ディスプレイ・TVを壁紙のような形にしたり、小さく折り畳みができたり、くるくる巻き上げることもできる技術は有機EL以外にない。今まであまり詳細に公開されることのなかった有機ELディスプレイ・照明技術だが、現在どのレベルまで進展しているのか?実は、近年の材料・デバイス技術の進展によりフレキシブル、高効率、長寿命が期待できるものになってきた。
本講演では、有機EL技術の基礎を解説し、最新技術開発動向及び課題、更に有機エレクトロニクスがもたらす真のインパクトは何かについて議論する。
1.コロナ後に有機ELが新たな段階にーその期待
2.最新有機EL技術を解剖する
2.1.有機ELの発展の足跡
2.2.有機ELの基本構造とその進化
2.3.製造工程の基本とその進化
2.3.1 蒸着法
2.3.2 印刷法
3.封止工程の基本と最新動向
3-1.キャップ封止
3-2.薄膜封止
4.有機EL材料の基礎と最新動向
4.1.蛍光材料
4.2.りん光材料
4.3.TADF材料
5.サポート材料と塗布型材料
5.1.周辺材料
5.2.塗布型材料の現状と課題
6.大型化有機ELディスプレイへの対応
6.1.有機ELディスプレイの基礎技術
6.2.蒸着型の現状
6.3.塗り分け型の現状
6.4.白色バックライト型の現状
6.5.塗布型の現状と展望
a.インクジェット
b.転写・グラビア
7.フレキシブル化の現状と将来
7.1. Foldable OLEDの技術的課題
7.2 壁紙ディスプレイの将来像
8.有機ELの車載用途への応用と課題
8.1.なぜ、車載用途に有機ELが期待されるのか?
8.2.車載用有機ELに必要な特性
8.3.車載用途で実用化された例
8.4.今後の車載用途応用の展開
9.まとめ
【質疑応答】
10:00~11:10 講義1
11:10~11:20 休憩
11:20~12:30 講義2
12:30~13:20 昼食
13:20~14:30 講義3
14:30~14:40 休憩
14:40~15:50 講義4
15:50~16:00 質疑応答
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。
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