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紙材料科学の基礎

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セミナー概要

略称
セミナーNo.
cmc180704  
開催日時
2018年07月19日(木)10:30~16:30
主催
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ちよだプラットフォームスクウェア(本館) 5F 503会議室
価格
非会員: 50,000円(税込)
会員: 45,000円(税込)
学校関係者: 50,000円(税込)
価格関連備考
1名につき50,000円(税込)※昼食代、資料代含

メール会員登録者は、45,000円(税込)
★【メール会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メール会員登録をしていただいた場合、2人目以降はメール会員価格の半額です。

講座の内容

受講対象・レベル
製紙業、紙関連機械、紙の補助原料メーカーから文具、包装・容器、印刷、不織布、コピーやプリンターを含む紙搬送機器、試験機、高分子材料、化学薬品
習得できる知識
紙は金属やプラスチック材料と、異なる材料であるが、その相異点や紙材料が如何なるものか、またその物性と、さらにそれと関連する紙の構造を基礎的かつ広範に知ることで、紙材料の理解を深める。
趣旨
 現在我々の周囲に身近にある材料は、鉄やアルミ等の金属類、ガラスを主とする無機材料、紙およびプラスチック有機材料であり、その中で紙は鉄などの金属よりは新しいが、プラスチックよりは格段に古い、約二千年の歴史のある材料である。ただ蒸気機関に始まるエネルギー革命に追随する形で、近代的な製紙産業になったのは約150年前であり、期を同じくして、地球温暖化が始まったとも言える。すなわちエネルギー革命および地球温暖化は石炭、石油、天然ガス等の地球に埋没した炭素資源を利用するために生じたのであるが、今後地球温暖化を止めるあるいは遅らせるためには、地球上で循環している炭素資源である木材を上手く利用することが肝要になる。近代製紙産業が始まる前は非木材の植物から繊維を取り出して紙を製造したのであるが、今は木材から紙が作られ、日本における木材需要の約半分は紙である。そのため、紙は地球に優しい材料として見直され、今後もなんらかの形で利用され、あるいはむしろその利用が増大する可能性もある。紙は、かつて情報媒体としての利用が大半であったが、通販の利用が増えたこともあり、最近は包装用途が最も大きい。さらに紙の多孔性を利用した用途の拡大も考えられる。ここでは紙の主原料であるパルプを含め、紙材料の基礎を幅広く説明する。
プログラム
1.はじめに
 1.1 紙の歴史と変遷
 1.2 紙パルプ産業の特徴、現状と展望
2.紙の原料
 2.1 紙の原料になる木材
 2.2 木材を構成する化学成分
3.パルプとその漂白
 3.1 機械パルプ
 3.2 化学パルプ
 3.3 リサイクルパルプ
 3.4 漂白
4.抄紙
 4.1 紙層形成過程の観察
 4.2 紙料調成
  4.2.1 叩解
  4.2.2 調成時に添加する物
 4.3 紙加工
5.紙の構造
 5.1 紙構造の3次元観察
 5.2 顔料塗工紙の観察
 5.3 紙の構造を表す基礎的数値(坪量、厚さ、密度)
 5.4 紙構造の不均一性
 5.5 紙の厚さとその測定法
 5.6 紙表面構造(粗さ)とその測定法
 5.7 紙の空隙構造とその測定法
6.紙の物性
 6.1 光学的性質
 6.2 紙面方向での力学的性質
 6.3 常用力学試験
 6.4 単繊維強度
 6.5 水分(相対湿度)の影響
 6.6 厚さ方向の力学挙動
  6.6.1 圧縮性
  6.6.2 厚さ方向の強度
  6.6.3 剥離試験
 6.7 その他紙の使用において重要な物性
  6.7.1 紙のこし(こわさ)
  6.7.2 紙の摩擦
7.後書き
文献

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