高分子製品の外観・印象を自在に制御するための実用技術を、顔料とその配合技術に多くの知見・経験を有する講師が平易に解説します。
他社との差別化や新製品開発等に、ぜひこの機会をご活用ください。

視覚的価値の制御技術と顔料の基礎
高分子製品を対象とした外観と印象の高付加価値化

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セミナー概要
略称
顔料
セミナーNo.
st200320
開催日時
2020年03月24日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,020円 (本体価格:42,745円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
49,500円 ( 会員受講料 47,020円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,750円+税4,270円

上記価格より:(同一法人に限ります)
2名で参加の場合1名につき7,700円割引
3名以上で参加の場合1名につき11,000円割引
(※キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料適用外セミナーです)
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
趣旨
 長い間、高分子製品開発の中心軸は強度・耐熱性・経済性の向上に置かれていました。
それらの用途展開が飽和に近づいた現在、新たな方向性として “購入動機につながる製品外観の制御技術”に関心が集まりつつあります。民生品領域では関連技術の特許出願が目立ち始めて来ました。

 本講座は「高分子製品の視覚的価値をコントロールする技術」という、シンプルではありますが、今まで取り上げられなかったテーマを設定しました。その具現化に必要な多岐に亘る技術と情報を骨格に据えて、プログラムを構成しました。
 具体的には、ヒトの心理学と生理学、顔料の化学的な構造と発色の関係性、外観制御のための製造と配合技術などについて、広い分野の相互関連性を解説します。外観を自在に制御する技術を学び、新たな製品開発の一助となることを講義の目的としています。
プログラム
1.視覚のメカニズム および ヒトの感性
 1.1 視覚訴求製品が求められる社会的背景
 1.2 ヒトの色相認知機能と脳の働き
 1.3 シルクと真珠から学ぶ ”美しい”という感覚
 1.4  “なんとなく安っぽく感じる外観”の理由

2.製品外観に関与する技術の論点
 2.1 視覚と可視光定量化の物理学
 2.2 微妙な黒色をあやつる技術
 2.3 塗装と印刷の本質的な違い
 2.4 顔料微粒子化のメリットとデメリット

3.外観制御の基本技術
 3.1 表面粗度の制御と製造法との相関
 3.2 長期的な製品外観変化の予測技術
 3.3 誤解の多い二酸化チタンの配合
 3.4 ゴムの外観に変化を与える要素技術

4.顔料の科学的理解と配合の基礎
 4.1 顔料の種類と配合特性
 4.2 有機顔料の発色原理と化学
 4.3 電子論で説明する染料と顔料の違い
 4.4 新機軸材料「構造色顔料」の発色機構

 □質疑応答・名刺交換□
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