ジェイ・アイ・サイエンス研究所 所長 工学博士 松下 至 氏
【専門】
クロマトグラフィー、化学教育
【教職歴】
大洲農業・愛媛大学・岡山理科大学・岡山学院大学
・愛媛県野村町―科学の学校(独立法人国立青少年教育振興機構)
【現職】
ジェイアイサイエンス研究所 所長 (愛媛大学博士-工学)
分取クロマトグラフィー研究会 会長
【活動分野】
分離装置の開発業務 クロマトグラフ活用による有効成分の分取精製業務
【[化学技術セミナー】
(国内)国立大学 2校、企業研究機関5社
化学物質評価研究機構(クロマト技術セミナー 全国4都市開催)
岡山県工業高校―化学技術研修会
愛媛県野村町、良質食品加工部 技術指導(3回)
(海外)
①台湾食品工業発展研究所―クロマトグラフィーの活用 (集中研修3日間)
②ベトナム;ホーチミンの食品研究所(SIHUB)
③ベトナム;国立フエ大学・農林科学学部― クロマトグラフィーの活用(3日間)
③台湾国立大学・黄世祐教授―共同研究とクロマトグラフィー指導
【専門】
分取クロマトグラフィー,化学教育、分離装置の研究(食品加工学)
【著書】
1.分取クロマトグラフィー技術の展開(アグネ承風社刊 1990年)
2.液体クロマトグラフィー100のテクニック(技報堂出版1997年)
3.Practice Book for Chromatography techniques
(四国分取クロマトグラフィー研究会編 1995)
4.廃棄物からの有価物分離利用技術(食品産業エコプロセス研究会1996)共著
5.液体クロマトグラフィーQ&A100(技報堂出版2001年)
6.M.S ツウェットの生涯と業績 (恒星社、厚生閣2002)
7.あなたの液クロは正常ですか (講談社サイエンステイク 2010)
8.これならわかる液体クロマトグラフィー(化学同人 2011)
9.失敗しない液クロ分析 (化学同人 2013)
10.化学史辞典 分担 化学史学会 (2020)
11.医薬品、化粧品、食品分野 HPLC GC分析テクニック 分担 技術情報協会 (2020)
[一般価格]
1名で受講した場合:
55,000円
(本体価格:50,000円)
2名で受講した場合:
99,000円
(本体価格:90,000円)
3名で受講した場合:
132,000円
(本体価格:120,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:
44,000円
(本体価格:40,000円)
[会員価格]
1名で受講した場合:
44,000円
(本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:
55,000円
(本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:
66,000円
(本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:
22,000円
(本体価格:20,000円)
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
4月19日(金) 開講 第1講テキスト発送
5月20日(月) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト発送
6月20日(木) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト発送
7月22日(月) 第3講 演習問題回答締切(必着)
月 日( ) 修了書送付予定
<受講にあたって>
※テキストは開講時に郵送しますが、回答は、Microsoft Wordで、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます。
本通信教育講座はクロマトグラフを導入して、これから装置を使いこなそうとしている方、あるいはクロマトグラフィーの基礎を学んで装置を利用したいと考えている方を対象としています。そこで本講座はクロマトグラフィーのシステム、各装置の接続の仕方 、設置場所、 レイアウトまで具体的に説明していきます。具体的にはクロマトグラフィーの溶離液作製法と成分の分離メカニズムについて 分かりやすく説明をしていきます。その後に目的成分の分離 及び定性、定量計算方法を習得していきます。併せて試料の前処理方法についても詳しく解説します。クロマトグラフィー関する基礎を理解し、日々の実験に活用できるようにしてゆく講座です。
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第1講:クロマトグラフ(装置)やってきた
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1.装置の設置場所 レイアウトの選び方
2.実験室のインフラ(電気 水道 、熱源)
3.クロマトグラフの性能チェック技法(最初の装置導入段階の際)
4.購入先メーカーの 技術者に教えてもらう内容について
5.装置トラブルの処置と連絡方法と改善方法
6.クロマトグラフのフロー図の理解 (各装置の配管含む)
7.クロマトグラムのベースラインの確認方法
8.インジェクターと配管流路の詰まり
9.ポンプと検出器の性能チェックの方法
10.溶剤の理解 (汎用されているHPLCの溶剤類)
【演習問題】
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第2講:クロマトグラフ(装置)の初期設定について
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1.分析試料の把握と測定成分の性質、 分子構造の確認
2.溶離液の作製方法 (有機溶剤と緩衝液とpHの理解)
3.容量モル濃度と重量モル濃度、PPM と%との関係
4.各種検出器選択方法、接続方法、設定方法
5.分離カラムの性質の理解と選択方法
6.分離カラムの種類について
7.カラムの分離メカニズムに関して
8.分離カラムのメンテナンスと保存方法
9.流量と温度によるカラム圧力の変化
10.検出器のメカニズム、ランベルト・ベールの法則等(UV検出器)
【演習問題】
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第3講:実際の試料の前処理とクロマトグラムからの定性、定量法
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1.溶離液の作製方法(順相、逆相クロマトグラフィー等)
2.溶離液の保存方法
3.純品の濃度を計算する
4.検出器の設定 (波長選定、感度調整)
5.検量線の作成方法
6.試料の調整法(変化を抑える)
7.試料の前処理技法
8.試料の定量計算法(検量線から求める)
9.測定例を上げて具体的な定性法と定量法を解説
10.HPLCのトラブルの解消方法(1~8)
【演習問題】
HPLC,分析,分離,評価,エキクロ,高速,液体,通信教育