◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
 開講日から弊社より毎月(計3回)テキストを郵送します。

◆テキストに付属する演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
 模範解答と一緒に添削が終わった解答用紙を弊社からご返送します。
 解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。

クロマトグラフの使いこなし【中級コース】
初級コースもご用意しております。こちらをご覧ください

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
クロマトグラフ【中級コース】
通信講座No.
ce231007
開催日
2024年04月19日(金)
講師
ジェイ・アイ・サイエンス研究所 所長 工学博士 松下 至 氏
講師の経歴
【専門】
クロマトグラフィー、化学教育
【教職歴】
大洲農業・愛媛大学・岡山理科大学・岡山学院大学
・愛媛県野村町―科学の学校(独立法人国立青少年教育振興機構)
【現職】
ジェイアイサイエンス研究所 所長 (愛媛大学博士-工学)
分取クロマトグラフィー研究会 会長
【活動分野】
分離装置の開発業務 クロマトグラフ活用による有効成分の分取精製業務
【[化学技術セミナー】
(国内)国立大学 2校、企業研究機関5社
化学物質評価研究機構(クロマト技術セミナー 全国4都市開催)
岡山県工業高校―化学技術研修会
愛媛県野村町、良質食品加工部 技術指導(3回)
(海外)
①台湾食品工業発展研究所―クロマトグラフィーの活用 (集中研修3日間)
②ベトナム;ホーチミンの食品研究所(SIHUB)
③ベトナム;国立フエ大学・農林科学学部― クロマトグラフィーの活用(3日間)
③台湾国立大学・黄世祐教授―共同研究とクロマトグラフィー指導
【専門】
分取クロマトグラフィー,化学教育、分離装置の研究(食品加工学)
【著書】
1.分取クロマトグラフィー技術の展開(アグネ承風社刊 1990年)
2.液体クロマトグラフィー100のテクニック(技報堂出版1997年)
3.Practice Book for Chromatography techniques 
(四国分取クロマトグラフィー研究会編 1995)
4.廃棄物からの有価物分離利用技術(食品産業エコプロセス研究会1996)共著
5.液体クロマトグラフィーQ&A100(技報堂出版2001年)
6.M.S ツウェットの生涯と業績 (恒星社、厚生閣2002)
7.あなたの液クロは正常ですか (講談社サイエンステイク 2010)
8.これならわかる液体クロマトグラフィー(化学同人 2011)
9.失敗しない液クロ分析 (化学同人 2013)
10.化学史辞典  分担  化学史学会 (2020)
11.医薬品、化粧品、食品分野 HPLC GC分析テクニック 分担 技術情報協会 (2020)
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
2名で受講した場合:  99,000円 (本体価格:90,000円)
3名で受講した場合:  132,000円 (本体価格:120,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  44,000円 (本体価格:40,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
4月19日(金) 開講 第1講テキスト発送
5月20日(月) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト発送
6月20日(木) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト発送
7月22日(月) 第3講 演習問題回答締切(必着)
月 日( ) 修了書送付予定

<受講にあたって>
※テキストは開講時に郵送しますが、回答は、Microsoft Wordで、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます。
趣旨
 クロマトグラファーとして 中級レベルを目標としています。 中級レベルとは クロマトグラファーとして現場、品質管理室 研究室等で十分、クロマトグラフを活用できるようになるという事です。クロマトグラフイーを巧みに使いこなせることを目指します。具体的にはクロマトグラフイーの分離原理を理解し、幾種もの装置を十分使いこなせて、 試料から目的 成分の定量分析あるいは分取ができるという事です。それにはクロマトグラフイーのシステム、分離メカニズム、カラムの種類と性質に関して、精通している事が大切です。併せて日常点検技法も習得する必要があります。本講座はクロマトグラフを十分使いこなせるクロマトグラファーになることを目指します。
プログラム

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第1講:クロマトグラフィーの分離メカニズムのHPLCの使い方
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□クロマトグラフィーの分離メカニズム
1.クロマトグラフィーの歴史 とM.S.Tswett博士
2.薄層クロマトグラフィーとペーパークロマトグラフィー
3.ガスクロマトグラフィーと液体クロマトグラフィー
4.充填剤と溶離液の相互作用のメカニズム
5.クロマトグラムの乱れの要因と改善法
6.分離カラムの圧力と温度との関係 
7.クロマト装置のシステムに関して(配管方法含む)

□HPLC装置の日常点検技法と溶離液作製法と付属装置の理解
1.アイソクラティックとグラジエント溶出法に関して
2.HPLC ポンプの性能のチェック法 
3.検出器との良き接続方法(接続順番等)
4.システムフロー図と付属装置に関して 
5.脱気装置とインジェクター 
6.フラクション コレクターの利用法
7.グラジエントのミキサーの接続法
8.記録計と インテグレーター 
9.HPLCの日常点検業務   その1(1~5)
10.HPLCの日常点検業務 その2(1-5)

【演習問題】

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第2講:クロマトグラフィーの活用技法
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□クロマトグラフィーの活用技法(その1、HPLC中心) 
1.順相クロマトグラフィーの利用
2.逆相クロマトグラフィーの利用
3.疎水性クロマトグラフィーの利用
4.イオン交換クロマトグラフィーの利用
5.イオンクロマトグラフィーの利用
6.ゲルろ過クロマトグラフィーの利用
7.アフィニテイークロマトグラフィー
8.分離度、理論段数、シンメトリー係数の計算方法

□クロマトグラフィーの活用技法(その2、その他のクロマトグラフィー)
1.ペーパークロマトグラフィーの利用
2.薄層クロマトグラフィーの利用
3.ガスクロマトグラフィーの利用
4.遠心分配クロマトグラフィーの利用
5.リサイクルクロマトグラフィーの利用

【演習問題】

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第3講:クロマトグラフィーの活用と検出のメカニズム
               およびアドバンステクニック

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1.圧力が上昇したカラムの洗浄方法
2.検出器の劣化度、判定技法
3.天然物試料の前処理方法
4.分液ロートの活用法
5.溶離液の廃液処理法
6.分取カラムの前処理法への活用
7.ラベル化試薬の利用方法(高感度分析)
8.イオン交換容量の計算方法
9.各種装置の劣化判定法 (1~5)
10.HPLCのトラブル解消方法(1~10)

【演習問題】

キーワード
HPLC,分析,分離,評価,エキクロ,高速,液体,通信教育
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