「なぜその生成物ができるのか」を機構で解く。研究開発に役立つ有機反応の考え方を基礎から解説!!

反応機構の理解と予測力を鍛える有機反応トレーニング講座【アーカイブ配信】

こちらは8/7実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
反応機構【アーカイブ配信】
セミナーNo.
260803A
配信開始日
2026年08月10日(月)
配信終了日
2026年08月24日(月)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
関西大学 化学生命工学部 准教授 博士(理学)矢野 将文 氏
【専門】
有機合成化学・構造有機化学
【略歴】
平成10年博士(理学)取得(大阪市立大学)
平成11年日本学術振興会特別研究員(PD)
平成12 年関西大学 工学部 教養化学教室 助手
平成17 年関西大学 工学部 教養化学教室 専任講師
平成22 年関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科 准教授 〜現在に至る
【活動】
エスペック環境研究奨励賞(2024年8月)
「有機化学 1000本ノック 【スペクトル解析編】」(化学同人 2022)などの
「有機化学1000本ノック」シリーズ。
「トコトンやさしい有機化学」(化学同人 2025)
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
 ★3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは8/7実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
有機化学や有機材料に関わる企業の研究者・技術者を主な対象とする。具体的には、機能性材料、電子材料、医農薬中間体、化成品、樹脂・添加剤などの研究開発、合成、分析、製造技術、プロセス開発に携わる方に適している。
また、以下のような方に有用である。
・大学で有機化学を学んだが、反応機構に苦手意識がある方
・試薬や反応条件の意味を体系的に理解したい方
・反応の進み方、副反応、生成物の出方を自分で考えられるようになりたい方
・若手技術者の基礎固めや、異分野から有機化学業務に入る方
レベルとしては、大学初級~中級程度の有機化学の知識を前提とするが、反応機構を基礎から整理する内容であり、実務で有機反応を扱う技術者が無理なく学べる構成である。
習得できる知識
本講座の受講により、以下の知識・考え方の習得が期待できる。
・有機反応を理解するための基本原理
 電子の偏り、電気陰性度、結合の分極、安定性、立体障害に基づいて反応を考える視点
・曲がった矢印による反応機構の読み方・書き方
 電子対がどこからどこへ動くのかを追い、反応の途中を論理的に捉える方法
・主要な反応形式の統一的理解
 アルケンへの付加、ハロゲン化アルキルの求核置換・脱離、アルコールの置換・脱離、
 カルボニル化合物への求核付加・求核置換の基本的な見方
・生成物予測の考え方
 位置選択性、反応経路の違い、中間体の安定性から、どの生成物ができやすいかを
 判断する視点
・試薬・条件の役割の理解
 酸、塩基、求核剤、還元剤、有機金属試薬などが何をしているのかを、機構に
 基づいて理解する力
・実務への応用力
 合成ルート検討、副反応の予測、条件変更の方向性検討、開発現場での議論の
 共通言語として反応機構を使う力
趣旨
有機反応は種類が多く、個々の反応を個別に暗記しようとすると理解も応用も難しくなる。一方で、実際の反応は「電子の余っているところと足りないところが反応する」「より安定な中間体・生成物に向かう」「立体的に混み合ったところでは反応しにくい」といった、限られた基本原理で統一的に理解できる。本講座では、曲がった矢印による反応機構の読み方を基礎から整理し、付加、置換、脱離、カルボニル化合物の反応を題材に、有機反応を“覚える”対象ではなく“考えて使う”道具として捉える視点を身につける。研究開発、材料設計、合成検討、プロセス改善の現場で、反応を予測し、条件や試薬の役割を理解し、より合理的に設計するための考え方を解説する。
プログラム

1.反応機構をなぜ学ぶのか
 1-1 有機化学は暗記なのか
 1-2 反応の最初と最後だけでは見えないこと
 1-3 反応機構を理解すると何ができるようになるか
2.曲がった矢印の動かし方を学ぶ
 2-1 結合の生成と切断の考え方
 2-2 電気陰性度と結合の分極
 2-3 電子の余っているところ/足りないところ
 2-4 反応経路を読むための基本ルール
3.アルケンへの付加反応の反応機構
 3-1 ハロゲン化水素の付加
 3-2 位置選択性とカルボカチオンの安定性
 3-3 転位を含む反応の考え方
4.ハロゲン化アルキルへの求核置換反応の反応機構
 4-1 SN2反応の基本
 4-2 SN1反応の基本
 4-3 基質構造と反応機構の関係
5.ハロゲン化アルキルからの脱離反応の反応機構
 5-1 E2反応の基本
 5-2 ザイツェフ則
 5-3 E1反応の基本
6.アルコールの置換反応/脱離反応
 6-1 アルコールの反応性の捉え方
 6-2 酸の役割
 6-3 置換反応と脱離反応の基本機構
7.カルボニル化合物への求核付加の反応機構
 7-1 カルボニル基の反応性
 7-2 アルデヒド・ケトンの基本反応
 7-3 還元剤・有機金属試薬の見方
8.カルボニル化合物への求核置換の反応機構
 8-1 カルボン酸誘導体の反応性
 8-2 加水分解・エステル交換・加アルコール分解
 8-3 アルドール反応・クライゼン縮合の基本的な見方
9.まとめ
 9-1 有機反応を理解するための共通ルール
 9-2 反応を予測・設計するための考え方

キーワード
反応予測,有機反応,機構解析,立体,WEBセミナー,オンライン
関連するセミナー
関連する書籍
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索