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(株)日立製作所 研究開発グループ 主任研究員 博士(工学) 原 崇文 氏
【ご専門】モータ,制御,パワーエレクトロニクス
(1)来歴
2012年3月 東京大学工学系研究科電気系工学専攻修士課程修了
2012年4月 (株)日立製作所・日立研究所入社
2020年11月 博士(工学)を取得
主として,自動車用モータ(駆動用・補機)のモータ制御,制御による振動・騒音低減に関する研究開発に従事。
(2)受賞歴
1. 電気学会優秀論文発表賞A賞(2014年,2021年)
2. 電気学会学術振興賞(論文賞)(2020年)
3. EVTeC 2021 Young Investigator Awards(2021年)
4. 2022 IEEE Industrial Drives Committee Transactions Paper Awards First Prize Paper Award
(3)所属学会
電気学会,IEEE
非会員:
44,000円
(本体価格:40,000円)
会員:
38,500円
(本体価格:35,000円)
学生:
44,000円
(本体価格:40,000円)
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・製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
本セミナーでは,永久磁石同期モータを使用したモータ駆動システムによって発生する振動・騒音の発生メカニズムを紹介し,その低減手法をモータ・制御・機構に分けて紹介する。本セミナーの受講によって,電気系・機械系を含むシステム視点での振動・騒音低減手法を習得できる。
各国で2050年のカーボンニュートラルを実現すべく,自動車分野では電動化を進めており,電気自動車,プラグインハイブリッド電気自動車,燃料電池自動車など,永久磁石同期モータを電動パワートレインとして採用した電動車の開発を加速している。これらの電動車は停止・低速時において発電用のエンジン発電機を停止させるもしくはエンジンがそもそもないことが多く,電動パワートレインに由来した振動・騒音が問題となることが多い。加えて,エンジンで発生する周波数と比較して,電動パワートレインで発生する振動・騒音の周波数は,10Hz程度から20kHzまで幅広い周波数に跨るため,機械系の共振周波数と合致した場合に振動・騒音が問題となることも多い。本セミナーでは,電動パワートレインに多く採用される永久磁石同期モータの各種電磁力の発生メカニズムを述べ,それらに対する改善手法の紹介と,日立での改善事例を解説する。
1. 自動車用モータ駆動システムにおける振動・騒音
1.1 CO2排出量削減に向けて加速する自動車の電動化
1.2 自動車の電動化の加速に伴う振動・騒音の課題
1.3 電動車向けモータ駆動システムの紹介
1.4 電動車向けモータ駆動システムにおける振動・騒音対策の難しさ
2.モータ駆動システムの概要(モータ・インバータ・制御)
2.1 モータ構造の紹介と最新トピックス
2.2 インバータによるパルス交流電圧生成方法
2.3 モータ駆動システムにおける制御の役割
3.モータ駆動システムの振動・騒音の解析手法
4.モータ駆動システムの振動・騒音の代表的な改善事例
4.1 ロータの基本波磁束成分によって発生する径方向電磁力
4.2 空間高調波起因の周方向および径方向電磁力
4.3 インバータのPWM方式起因のキャリア電磁力
5.日立における改善事例の紹介(モータ・制御)
6.まとめ
パワートレイン、モータ、インバータ、永久磁石、振動、騒音、セミナー、講演