多目的最適化の基礎、進化計算の基礎、進化計算による多目的最適化のアルゴリズム、得られた解集合に対する分析、応用事例、実際に活用するための基本戦略と工夫・ポイント、ツールの紹介まで。多目的最適化を実際に活用するための基礎から実用的なノウハウまでを解説します。

多目的最適化の基礎と応用:
進化計算による多目的最適化、解分析、活用ノウハウまで【WEBセミナー】

アーカイブ配信付

セミナー概要
略称
多目的最適化【WEBセミナー】
セミナーNo.
st250823
開催日時
2025年08月28日(木) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
室蘭工業大学 大学院 しくみ解明系領域 教授 博士(工学) 渡邉 真也 氏
専門:最適化,機械学習
2003年同志社大学大学院 工学研究科博士後期課程修了.工学(博士).同年産業総合研究所 特別研究員,2004 年立命館大学 情報理工学部講師等を得て現在,室蘭工業大学大学院しくみ情報系領域 教授.
進化計算および分子限定法を活用した多目的最適化に関するアルゴリズム理論,データ分析およびその応用に関する研究に従事.近年,AIラボとして多数の企業とDX化,最適化,制御,画像処理に関する共同研究を実施.

研究室ホームページ: http://is.csse.muroran-it.ac.jp/
講師詳細: https://rdsoran.muroran-it.ac.jp/html/100000110_ja.html
価格
非会員: 39,600円(税込)
会員: 37,840円(税込)
学生: 39,600円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,840円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
特典
アーカイブ配信について
視聴期間:【8/29~9/4】を予定しております。
※アーカイブは原則として編集は行いません。
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・最適化・分析を行いたい具体的な対象問題を持っている方
・多目的最適化に関する体系的な知識を身につけたい方
・多目的最適化の実用的なノウハウを得たい方
習得できる知識
・多目的最適化に関する定義・アルゴリズムに関する基礎知識
・得られた解に対する分析を通じた対象問題の特性分析
・多目的最適化の具体的な活用方法
趣旨
 複数の目的を同時に考慮して最適化する「多目的最適化」について,基礎から,進化計算を活用した多目的最適化のためのアルゴリズム,探索により得られた結果の分析,さらに幾つかの具体的な応用事例について解説します.
 多目的最適化は,目的が1つしかない一般的な単目的最適化と異なり,単に「最適」な解を導出するための手段としてだけでなく対象問題の特性をあぶりだすマイニングツールとしての側面を持っています.
 本セミナーでは,「多目的最適化」について初歩から応用まで体系的に理解するとともにその実践方法について理解するため,理論面だけでなく,得られた複数の解候補に対する解分析,PythonやMatlabで公開されている多目的最適化のためのツール紹介まで行い,1人でも多くの方に多目的最適化を実際の現場で活用する一助となることを狙いとします.
プログラム

1.多目的最適化の基礎
 1.1 多目的最適化とは
 1.2 多目的最適化における最適性(優越の概念,パレート解,非劣解集合)
 1.3 多目的最適化の特徴
 
2.多目的最適化アルゴリズムについて
 2.1 進化計算手法
 2.2 進化型多目的最適化手法
 2.3 MOEA/D
 2.4 多目的最適化のためのベイズ最適化
 2.5 その他
 
3.得られた解集合に対する分析
 3.1 解分析の重要性
 3.2 解分析のための基本的なアプローチ
 3.3 統計分析
 3.4 可視化
 
4.多目的最適化に関する応用事例
 4.1 ディーゼルエンジン噴射スケジュール
 4.2 スケジューリング問題
 
5.多目的最適化の活用方法およびツール紹介
 
5.1 実際に多目的最適化を活用するための基本戦略
 5.2 問題の定式化に関するポイント
 5.3 アルゴリズムの工夫
 5.4 公開されているツール紹介

 □質疑応答□

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