2012年03月09日(金)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
55,000円
(本体価格:50,000円)
会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
・1名につき47,250円(税込、資料付き)
※大学生、教員のご参加は、1名に付き受講料10,500円です。(ただし、企業に在籍されている研究員の方は除きます。)
・2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料(2名で49,980円)※ただし、2名とも案内登録をしていただいた場合に限ります。
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
第1部
プラスチックは各種特徴があるすばらしい素材であるが、通常の成形だけでは、安っぽく見える、冷たい感じがするなどの課題があり、これを解決する手段として「加飾」が注目されている。
その中でも最近は、ソフト感を付与する「ソフトフィール加飾」や少量・多品種対応にも適している「二次加飾」、特別な表面層を付与しない加飾として「ヒート&クールによる加飾」、ならびに「構造色加飾」等の注目度が高くなっている。
本講演では、非常に広範囲の加飾技術の中で、「IPF2011における加飾関連情報」を含め、最近国内外で動きの見られる加飾技術に的を絞って、その技術動向を多くのサンプルを提示し、実例をあげて解説する。また、今後の展望を示す。
第2部
第3部
従来の真空成形を発展させた次世代成形技術を活用した「TOM工法」の解説と実用例の紹介および今後の展望についてお話しします。
第1部 プラスチック加飾技術の最新動向と今後の展望
1.はじめに
2.IPF2011での展示概要 ~IPF2011で何が注目されたのか~
2-1 IPF2011加飾関係まとめ
2-2 一次加飾概要
2-3 ヒート&クール概要
2-4 二次加飾概要
3.フィルム貼合・転写成形
3-1 加飾フィルム
3-1-1 加飾フィルム状況
3-1-2 加飾フィルムの意匠表現
3-2 成形方法
3-2-1 インモールド成形
3-2-2 オーバーレイ成形 ~国内外で展開が進む~
3-2-2-1 TOM
3-2-2-2 熱板式減圧被覆成形
3-2-2-3 RCC転写
3-2-2-4 三次曲面昇華転写
3-2-3 三次元曲面ホットスタンプ、ロール式ホットスタンプ
4.ヒート&クール
4-1 ヒート&クールのシステムと検討メーカー
4-2 主要な個別技術の状況 ~外観改良から加飾へと進展~
4-2-1 3Dウエルドレス クライアント
4-2-2 主要サイクル加熱、冷却
4-2-2-1 三菱アクティブ温調
4-2-2-2 emCo SystemとHeaCo System
4-2-2-3 その他
4-2-3 主要ヒーター加熱 ~サイクル加熱と異なる特徴が~
4-2-3-1 Y-Heatウエルドレス成形
4-2-3-2 SGウエルドレス
4-2-3-3 E-MOLD
4-2-3-4 その他
4-2-4 電磁誘導加熱
4-2-5 レーザー加熱
5.ソフトフィール加飾 ~注目されるソフトフィーフ~
5-1 着色によるソフトフィール
5-2 シボによるソフトフィール
5-3 コーティングフィルムによるソフトフィール
5-4 塗装によるソフトフィール
6.意匠性フィラー加飾 ~ヒート&クールとの組合せで適用範囲が拡大か~
6-1 意匠性フィラーの種類
6-2 意匠性フィラー着色例
7.構造色加飾 ~着色材を必要としない構造色加飾~
7-1 構造色
7-2 構造色加飾
7-3 多層構造色フィルムによる加飾
7-4 多層蒸着による加飾
7-5 構造色コートフィラーによる加飾
7-6 その他
8.直接印刷
8-1 インクジェット印刷 ~プラスチックへの本格的な展開が~
8-1-1 LEDインクジェット印刷
8-1-2 MOLD JET
8-1-3 Jet-line
8-2 三次元曲面印刷 ~少量多品種対応に優れた三次元曲面印刷~
9.製膜システム
9-1 真空製膜について
9-2 射出成形直後の製膜 ~“1.5次加飾“として注目~
10.その他
10-1 電鋳金型によるパターン精密成形
10-2 ツインブローシステム
11.今後の展望
(質疑応答・名刺交換)
第2部 プラスチックの塗装と塗装代替えフィルムの適用
1.プラスチックの塗装
1-1 歴史
1-2 塗料の種類と塗装方法
1-3 必要特性
2.ポリウレタン塗装とプラスチックへの適用
2-1 前処理
2-2 プライマーの必要性
2-3 ベースコート
2-4 トップコート
3.フィルムへの塗装適用
3-1 必要性
3-2 種類と機能
4.塗装フイルムの内容
4-1 種類
4-2 特性
5.フィルムの適用方法
5-1 種類
5-2 フィルムインサート
5-3 その他
6.今後の方向性
第3部 TOM工法によるプラスチック表面への加飾技術
1.真空・圧空成形概論
2.次世代成形(Next Generation Forming)の開発
3.いろいろな三次元加飾工法の特徴
4.「TOM工法」の原理とプロセス
5.発展する「TOM工法」と実用化例
6.「TOM工法」における課題とSolution
(質疑応答・名刺交換)