2015年12月22日(火)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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50,906円
(本体価格:46,278円)
会員:
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11,000円
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黒セラミック処理されたガラスに樹脂製品をUV接着剤により接着することは、大きく2つの理由により難しい。即ち、ガラス側からUV照射ができないこと、及びガラスが低強度ゆえに低温時、樹脂製品の収縮応力により破壊しやすいことからである。
本講座内容は、ガラスと樹脂をUV硬化接着剤により接着し、自動車ガラスの耐環境試験をクリアするUV接着仕様を提供するものである。提供する仕様であれば、樹脂と金属、樹脂と樹脂、樹脂と陶磁材料等の組合せにおいて、満足できる接着性能を発揮できるものと判断する。
現在、湿気硬化型接着剤などの硬化に時間を要する接着剤を用いている接着アッセンブリーメーカは少なくないものと思われる。この様な接着剤を用いているメーカでは、可能であれば速硬化接着仕様を採用し、省人・省スペース・省エネルギーのための改善を図りたいと考えているものと思われる。是非、この機会に速硬化接着仕様の中でも初期投資費用、並びにランニングコストの低いUV接着仕様の導入を検討していただけたら幸甚である。
1.UV硬化接着の優位性
2.UV硬化接着剤の種類と硬化メカニズム
2-1.ラジカル型
2-2.カチオン型
2-3.アニオン型
3.被着ガラスの光透過率
3-1.透明強化ガラス
3-2.黒セラミックガラス
4.樹脂接着部品の光透過率
5.光源の種類と照射強度
5-1.LED
5-2.メタルハライドランプ
5-3.高圧水銀ランプ
6.被着ガラスの強度
7.被着対象部品の試験条件とその意義
8.LEDにおける照射
8-1.UV光の集束方法
8-2.部品接着強度
9.メタルハライドランプにおける照射
9-1.照射距離と照射強度
9-2.部品接着強度
10.ヒートサイクルによるガラス破壊メカニズム
10-1.樹脂の収縮応力
10-2.被着ガラスの破壊強度
11.UV接着剤の物性
11-1.強度特性
11-2.粘弾性
11-3.硬化収縮率
12.UV接着剤のヒステリシスと応力緩和
13.材料設計の経緯・事例
14.UV接着剤物性の目標値設定
15.UV接着剤の選定方法
15-1.部品要求スペックと材料物性の対応付け
15-2.UV接着剤の選定フロー
16.UV接着剤と被着体の接着メカニズム
17.生産ライン設計
【質疑応答・名刺交換】