2016年03月25日(金)
12:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
50,906円
(本体価格:46,278円)
会員:
48,125円
(本体価格:43,750円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
中級者~上級者向け。撥水撥油剤の開発に携わる技術者。長鎖フルオロアルキル基含有化合物の環境規制(PFOS・PFOA問題)に由来する自社開発品の撥液不良に悩まされている方。フッ素材料の新用途を探索されている方。
実用用途では、空気中で静置した液滴の接触角(=静的な表面特性)だけではなく、水中での接触角、空気中での液滴の動き易さ(転落角、転落速度)(=動的な表面特性)が重要。本講座では、両者を統一的に理解するために、分子設計―表面特性―実用性能の関係について解説する。
フルオロアクリレート系ポリマーは1950年代から繊維用途の撥水撥油剤として使用されてきたが、分子設計の多様性を生かして、近年、様々な用途に展開されている。本講演では、フルオロアクリレート系ポリマーの基礎(分子運動性、表面再編成、動的撥液性など)を抑えた上で、各種用途(特に、電子デバイス用途、超撥液コーティング)について解説する。
1.撥水撥油性、フッ素系コーティング剤の基礎知識
1-1 表面自由エネルギーの基礎
1-2 フッ素系コーティング剤の種類と特性
1-3 フッ素系コーティング剤に用いられる溶剤
2.フルオロアクリレート系ポリマーの静的・動的表面特性の基礎
2-1 ポリマー分子設計(主モノマー・コモノマーの選択、相構造の制御)
2-2 撥液性評価方法(転落角、転落速度、水中接触角)
2-3 構造解析(表面元素分析、結晶性)
3.防水・防湿コーティング剤
3-1 電子デバイスの防水・防蝕性に最適なコーティング剤の設計とは?
3-2 スマートフォン、タブレットへの応用
4.インクジェットプロセス用撥液剤
4-1 これが次世代有機ELディスプレイのコストダウンの決め手!
撥液性と現像性の両立、量産適合性
5.超撥液コーティング
物理的表面改質による撥液性向上の基礎、超撥液性と耐久性の両立
6.環境規制
6-1 PFOS・PFOA問題の動向
6-2 対策例
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