2017年08月30日(水)
10:30~16:30
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非会員:
50,906円
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会員:
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学生:
11,000円
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学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
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よくある質問
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
メーカーなどの技術者、研究者、信頼性技術者および品質管理担当者。
製品を構成する部品やサブシステムから信頼性を予測し、製品全体の改善につなげるFMEAは設計審査や設計に欠かせない手法である。その範囲はDRBFMのような短期開発の手法から、広く未然防止の手法として安全や医療分野への適用が進んでいる。また、最近では安全確保の指針(厚生労働省)指針でも、その活用が要求されている。
一方で、多くの企業でFMEAの形骸化が問題となっている。その理由の一つには、FMEAシートを作成すれば適切な設計ができる、といった誤解がある。多くの時間を対やすFMEAで成果を上げるには、その狙いと原理の理解と、適切な準備に基づいた実施が必要である。
この講座では初心者から推進者を対象に、理解してほしいFMEAの基本と解析の進め方について実習を交えて説明し、そのポイントを紹介する。また近年見直しが進むFMEAの国際規格(IEC60812)について、その背景と動向についても紹介する。
1.品質の保証とFMEAの役割
・品質の変化と品質保証の難しさ
・「時間依存の品質」と「時点の品質」
・信頼性の基礎知識
・ディペンダビリティとは (事例からの教訓)
・設計審査の基本とFMEAが形骸化する理由
・信頼性の予測と再発防止・未然防止
2.FMEAの基本と体系的な理解
・FMEAをやらない理由/やりたくない理由
・FMEAの原理と出来る事/出来ない事
・故障と故障モード
・FMEAを成功させるための準備とリソース
・FMEAの種類と応用
3.FMEAの解析手順
・FMEAの基本ステップ
・対象の定義と可視化(信頼性ブロックと機能ブロック)
・故障モードの抽出とその影響解析
・FMEAシートと解析の進め方
・FMEAの弱点/限界と注意点
・結果の見方
4.実務に役立つFMEA
・信頼性設計とFMEA
・設計FMEAの進め方
・FMEAのフォームと応用
・メンバーの役割
・FMEAを用いた改善
・いろいろなFMEAとFTAとの関係
5.FMEAの国際規格とその動向
・IEC60812/JISC5750-4-3の概要
・改訂の背景と動向
・安全確保の指針(厚生労働省)でのガイド
【質疑応答・名刺交換】
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