NMR の基礎から緩和時間の種類と測定のポインや解析のポイントなど詳解!!

固体NMR法の基礎と測定・解析ノウハウ【LIVE配信】
~測定時の注意事項とスペクトルの見方,高分子材料の解析~

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

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セミナー概要
略称
固体NMR法【WEBセミナー】
セミナーNo.
220282
開催日時
2022年02月09日(水) 10:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
・1名で申込の場合、44,000円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
・3名以降は一人当たり定価の半額となります。
<※2名以上でお申込の場合は1名につき27,500円(税込)>
会員登録とは? ⇒ よくある質問
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
習得できる知識
・溶液NMR法の基礎原理と測定,設定するパラメータの意味.
・溶液NMRスペクトルと固体NMRスペクトルの違い.
・固体NMR法の理論的な基礎と測定時の注意点,パラメータの設定法.
・固体NMRの応用(ポリマーブレンドの相溶性解析を中心にしたモルフォロジー解析)
趣旨
 核磁気共鳴法(NMR法)は,今日では誰でも名前は知っていますが,測定されたスペクトルから物性との関連性を議論する,官能基を帰属するという流れを系統的に学習する機会は,大学においても少なくなってきているように思います.そこで,本講演では,主に固体NMR法がもつ特徴を理解し,分子レベルの磁気共鳴現象と物性との関連性に関して,基礎から応用まで,測定についての注意点や解析方法について学ぶことを目的とします.
 最初に,溶液1Hおよび13C NMR法の基礎原理と測定時の設定パラメータについて説明します.溶液NMRスペクトルの見方を理解し,帰属する簡単な流れについて説明した後,主に固体13C NMR法の基礎と測定法について講演します.溶液NMR法との違いと固体NMR法の特徴を理解し,固体NMRスペクトルの特徴や見方を学びます.応用面として,主に高分子材料の相溶性解析を中心としたモルフォロジー解析や,NMR法の特徴の1つである緩和時間から求める分子運動性解析について理解を深めていただきます.
プログラム

1.溶液NMRの基礎と測定法
 1-1.NMRの原理,測定の基礎
  1-1-1.核磁気共鳴の信号って何?
  1-1-2.チューニング,ロック,シム
  1-1-3.パルスの長さ,取り込み時間どうやって決める?
  1-1-3.FIDからスペクトルへ
 1-2.化学シフトとスピン結合
 1-3.試料調整の注意
 1-4.溶液NMRスペクトルの帰属

2.固体高分解能13CNMR法の基礎,測定,特徴
 2-1.溶液NMRとの違いって何?
 2-2.CPMAS?DPMAS?
 2-3.CPMASスペクトルを測定する
  2-3-1.チューニング,ロック,シム
  2-3-2.MAS角の調整
  2-3-3.90ºパルスとCPの調整
  2-3-4.CPの長さとMASの速さの設定とスペクトルに影響する数値
  2-3-5.温度校正
 2-4.緩和時間と1Hスピン拡散(測定法と注意点)
 2-5.固体NMRスペクトルの特徴と帰属

3.高分子・複合材料の解析例
 3-1.高分子の溶液NMRスペクトル
 3-2.高分子材料の固体13CNMR解析
  3-2-1.相溶性解析
  3-2-2.相溶性と分子運動、熱安定性、相互作用
  3-2-3.結晶相のスペクトル分離
  3-2-4.結晶相の構造変化,大きさ
  3-2-5.結晶多形
  3-2-6.静止状態とMAS状態の13CNMR解析
 3-3.水溶性エポキシ樹脂の反応過程(1HMASNMR)

4.まとめ
 

スケジュール
昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。
キーワード
NMR,13C,パラメータ,スペクトル,メカニズム,相溶性,解析,高分子,観察,セミナー
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