全固体電池材料の基礎と実用化に向けた研究動向を概説します。硫化物系・酸化物系固体電解質を用いた全固体リチウム二次電池や全固体リチウム-硫黄電池の研究成果も含めて紹介します!

全固体電池の基礎と実用化に向けた最新技術・研究動向【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

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セミナー概要
略称
全固体電池【WEBセミナー】
セミナーNo.
220538
開催日時
2022年05月31日(火) 10:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  55,000円(1名当たり 27,500円)(税込)です。

10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。
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会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。化学、材料、電池に関するご経験がある方の方がより内容を理解しやすいと思います。
習得できる知識
・全固体電池材料の考え方が分かるようになる。
・固体電解質の導電率測定の概要が分かる。
・全固体電池の技術動向の概要が分かる。
・固体-固体界面構築についての考え方が分かるようになる。
趣旨
 本セミナーでは、全固体電池材料の基礎と実用化に向けた研究動向を概説します。
 まず、リチウムイオン電池の電極反応の基礎について丁寧に解説します。メカノケミカル法や液相合成法を用いた硫化物系固体電解質の合成、常温加圧焼結現象を用いた全固体電池の構築、電気化学的手法を用いた全固体電池材料の解析、シート型全固体電池の試作など、材料化学の観点から硫化物系固体電解質を用いた全固体リチウム二次電池の研究を概説します。
 全固体リチウム-硫黄電池、酸化物型全固体電池の最先端研究については、講師の研究成果を紹介します。
プログラム

1. 全固体リチウム二次電池の考え方
   1-1. リチウムイオン電池の基礎
      (1) リチウムイオン電池の充放電反応と電極活物質の構造変化
      (2) 充放電曲線の読み方
      (3) サイクル特性の図の読み方
   1-2. 全固体リチウム二次電池の構造
   1-3. 全固体電池の種類と特徴
   1-4. 全固体電池の動向

2. 固体電解質の考え方
   2-1. 無機固体電解質の種類と特徴
   2-2. ガラス、超イオン伝導性結晶、ガラスセラミックス
   2-3. 固体電解質のイオン伝導度測定

3. 硫化物系固体電解質の合成法
   3-1. 固相反応法
   3-2. メカノケミカル法
   3-3. 液相法
                                                                   
4. 固体界面構築の考え方と評価解析事例の紹介
   4-1. 錠剤型全固体電池(全固体ハーフセル)の作製方法と使用材料
   4-2. 全固体電池の内部抵抗解析 (電気化学インピーダンス法)
   4-3. 電極-電解質間の電極反応の高速化 ~固体界面での副反応とその抑制~ (TEM)
   4-4. 理想的な電極構造についての基本的な考え方
   4-5. 固体電解質の機械的特性① 固体電解質の成形I(軟化融着) 
   4-6. 固体電解質の機械的特性② 弾性率測定 (超音波パルス法、圧縮試験)
   4-7. 固体電解質の機械的特性③ 固体電解質の成形II(常温加圧焼結) (断面SEM観察)
   4-8. 常温加圧焼結による室温プロセスによる全固体電池の作製
   4-9. 電極複合体のイオン及び電子伝導度測定 (直流分極法、交流インピーダンス法)

5. シート型全固体電池の試作
   5-1. 電極および固体電解質のシート化手法と注意点
   5-2. シート型全固体電池の試作

6. 酸化物系固体電解質を用いた全固体電池
   6-1. 高成形性酸化物系固体電解質
   6-2. 高成形性酸化物系電極活物質

7. 全固体リチウム-硫黄二次電池の材料開発
   7-1. 硫黄―炭素複合体
   7-2. 硫化リチウム系正極活物質
   7-3. 遷移金属多硫化物
   7-4. 電極-電解質二元機能物質
   7-5. 全固体電池における金属リチウム負極


【質疑応答】

キーワード
全固体,固体電解質,硫化物系,酸化物系,リチウム二次電池,WEB,セミナー,講演,研修
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