☆プラスチック、ゴム製品の破損解析法、原因究明、不具合の再発防止の取組み方を解説!

樹脂の破面解析と破壊メカニズム、寿命予測と破損トラブルの再発防止策【LIVE配信】

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セミナー概要
略称
樹脂破面【WEBセミナー】
セミナーNo.
221196
開催日時
2022年11月30日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
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 ・1名49,500円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
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講座の内容
趣旨
 プラスチックやゴム製品の破損トラブルは、製造メーカの信用・信頼を著しく傷つけるが、その破損原因を究明し再発防止のためのシステムを構築すれば、競合他社を凌駕する技術と仕組みを確立することが可能である。プラスチックやゴムの破損トラブルが発生した場合、破面解析結果にしたがい原因究明を実施しその後、再現試験や対策仕様の策定へと進み、最終的には再発防止に取り組む。これが一般的な一連の不具合対応の流れである。
 破面解析の精度が低ければ、その後に実施する一連の不具合対応に支障をきたす。
 本講座では、プラスチック・ゴム製品における破面解析のポイント、破壊メカニズムと再現試験方法並びに対策手法、寿命予測方法、加速倍率の把握手法や加速条件設定並びに不具合再発防止の取組内容と一連の不具合対応について解説する。
 破損不具合が発生した際、または破損不具合の予防のための技術構築或いは仕組み作りの参考としていただければ幸甚である。
プログラム

1.プラスチック・ゴム製品の劣化
 1-1 破面解析の概要
 1-2 不具合現象と入力因子の対比
 1-3 高分子材料の劣化現象に対する寿命予測と劣化加速の対応可能項目
 1-4 不具合原因究明~再発防止に至る取り組みの流れ
 1-5 寿命予測(アレーニウス&ラーソンミラー法)の概要
 1-6 重回帰分析結果の展開

2.プラスチック製品の破損トラブルの事例
 2-1 ソルベントクラック
 2-2 環境応力割れ
 2-3 クリープ破壊
 2-4 疲労破壊
 2-5 成形工程が原因の破壊
 2-6 ストレスクラック

3.ゴム製品の破損トラブル
 3-1 熱による破損
 3-2 光による破損
 3-3 オゾンクラック
 3-4 残留塩素による劣化
 3-5 疲労破壊
 3-6 銅害
 3-7 溶剤による膨潤
 3-8 ブリスター破壊
 3-9 加水分解

4.樹脂製品・材料における破面解析
 4-1 破壊モードの判定フロー
 4-2 応力レベルと破壊までの経過時間
 4-3 プラスチック製品の破面
  4-3-1 ボイドとフィブリル
  4-3-2 静的破壊
  4-3-3 衝撃破壊
  4-3-4 脆性破面
  4-3-5 延性破面
  4-3-6 ストレスクラック
  4-3-7 ソルベントクラック
  4-3-8 環境応力割れ
  4-3-9 クリープ破壊
  4-3-10 疲労破壊
  4-3-11 脆性ストライエーション
  4-3-12 スティックスリップ
 4-4 ゴム製品の破面
  4-4-1 延性破面
  4-4-2 オゾンクラック
  4-4-3 脆性破面
  4-4-4 加水分解
  4-4-5 疲労破壊
  4-4-6 塩素水アタック
  4-4-7 ブリスター破壊

5.プラスチック製品の破壊メカニズム
 5-1 ソルベントクラック
 5-2 環境応力割れ
 5-3 クリープ破壊
 5-4 疲労破壊
 5-5 ストレスクラック
 5-6 延性破壊と脆性破壊の決定因子

6.環境因子によるプラスチックの劣化
 6-1 紫外線
 6-2 熱
 6-3 加水分解
 6-4 銅害
 6-5 溶媒和

7.ゴム製品の破壊メカニズム
 7-1 ゴムの4大トラブル
 7-2 加硫ゴムの破損事故要因
 7-3 ポリマー構造の違いによる耐候性・耐オゾン性
 7-4 ゴムのオゾン酸化反応
 7-5 残留塩素によるゴムの劣化
 7-6 銅害
 7-7 溶剤膨潤による亀裂の発生
 7-8 ブリスター破壊
 7-9 加水分解
 7-10 ゴムポリマーの酸化劣化

8.劣化不具合の原因と対策
 8-1 不具合が発生した際のチェック表
  8-1-1 全般
  8-1-2 材料組成
  8-1-3 材料の特性
  8-1-4 設計
  8-1-5 成形
  8-1-6 輸送
  8-1-7 組立
  8-1-8 環境
  8-1-9 製品の使われ方
 8-2 プラスチック製品の衝撃破壊解析フロー
 8-3 プラスチック製品の経時劣化による破損解析フロー
 8-4 劣化モード別対策内容
  8-4-1 ソルベントクラック
  8-4-2 環境応力割れ
  8-4-3 クリープ破壊
  8-4-4 疲労破壊
  8-4-5 加水分解
  8-4-6 耐光性
  8-4-7 耐熱性

9.発生応力の計算
 9-1 プレスフィット
 9-2 肉厚設計
 9-3 コーナーRと衝撃強度
 9-4 締め付けトルクから軸力への変換
 9-5 矩形品の曲げ応力

10.解析ツール
 10-1 破損原因調査のための使用機器
 10-2 FT-IRの活用のポイント
 10-3 TEM画像の活用法
 10-4 主なプラスチックの結晶化度の算出方法

11.再現試験
 11-1 ソルベントクラック
 11-2 環境応力割れ
 11-3 疲労破壊
 11-4 クリープ破壊
 11-5 オゾンクラック

12.樹脂材料の劣化寿命予測
 12-1 アレーニウスの式
  12-1-1 寿命予測式の設定
  12-1-2 因子間の相関性の検討
  12-1-3 寿命予測の流れ
 12-2 ラーソンミラーの式
  12-2-1 活用法
  12-2-2 定数・Cの特定
 12-3 取得データの重回帰分析
  12-3-1 アレーニウス型
  12-3-2 ラーソンミラー型
  12-3-3 活性化エネルギーの算出
 12-4 重回帰分析の方法
  12-4-1 エクセルの分析ツールによる方法
  12-4-2 INDEX(LINEST)関数による方法
 12-5 加速倍率と寿命の計算方法
  12-5-1 m℃n倍速型による加速倍率の算出
  12-5-2 加速倍率の確認方法と検証方法
  12-5-3 10℃倍速値の算出方法
  12-5-4 加速倍率と使用時の寿命計算
 12-6 加速条件の設定方法
  12-6-1 温度頻度表による加速条件の設定
  12-6-2 限界値の算出

13.樹脂製品における不具合の再発防止
 13-1 不具合現品調査
 13-2 IS IS NOT分析
 13-3 要因の洗い出しと抽出
 13-4 不具合解析
 13-5 メカニズムの仮説設定
 13-6 仮説の検証
 13-7 流出原因の特定
 13-8 対策仕様の設定
 13-9 他部品への水平展開
 13-10 振り返り分析

キーワード
プラスチック,ゴム,樹脂,破面,破断面,破損,解析,セミナー
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