Roll To Roll精密塗工の製造技術と必要なクリーンルーム【アーカイブ配信】
Roll To Roll製造におけるクリーンルームの設計や静電気対策など

こちらは6/22実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
【視聴期間:6/23~6/30】期間中何度でもご視聴いただけます。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
Roll To Roll【アーカイブ配信】
セミナーNo.
2306102A
配信開始日
2023年06月23日(金)
配信終了日
2023年06月30日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、44,000円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
 ・3名以上での申込は1名につき24,750円
会員登録とは? ⇒ よくある質問
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
【視聴期間:6/23~6/30】
・配信開始日までに、セミナー資料はPDFでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

・動画のURLはメールでお送りします。
講座の内容
習得できる知識
-Roll To Roll製造におけるクリーンルームの設計方法
-クリーンルーム内の作業留意点
-クリーンルームの条件適正化の指針
-高精細製品の異物対策
-Roll To Roll工程の静電気対策
-除塵を有効化する方法
趣旨
 Roll To Rollで製造されるフィルムの中でも厳しい品質を問われる製品では微小な異物でも問題になるので、近年は高度なクリーンルームでフィルム製造されている。クリーン度を充分に保つためには、仕様、適切な設定や作業方法の理解が必要である。本講演では(1)クリーンルームの基礎知識、(2)静電気対策、(3)現場作業の留意点、(4)超音波除塵の技術、等に関して解説する。
プログラム

1.はじめに

2.なぜクリーンルームが必要か

3.RollToRoll製品の主なイブツ課題
 3-1.イブツの検出方法(オンライン欠陥検出装置)
 3-2.光学フィルム(輝点・白ヌケ)
 3-3.粘着フィルム(ゲル・硬化不良)
 3-4.離型フィルム(ハジキ)
 3-5.バリアフィルム(ピンホール)
 3-6.バッテリー材料(アルミ電極のエッジ粉と延伸オイル除去)

4.RollToRoll工程のクリーンルーム
 4-1.クリーン度の分類(ISOとUS規格)
 4-2.クリーンルームの歴史(マクロから住み分けへ)
 4-3.最新の技術(旋回流と上昇気流の組合せ)
 4-5.イブツのサイズと種類(人由来・基材・設備由来
 4-6.空調換気の頻度(部屋サイズと風量)
 4-7.半導体工場との違い(作業者の介入)
 4-8.クリーン度診断(有効なパラメターは?)

5.静電気対策
 5-1.なぜ必要か?(静電気で舞うイブツ・表面抵抗の目安)
 5-2.なぜ帯電するのか?(接触帯電と帯電列)
 5-3.帯電を逃す方法(アース・表面抵抗・自己放電)
 5-4.帯電を打ち消す方法(静電印加によるイオン風)
 5-5.巻取りの除電(ニップロールとイオン風)
 5-6.除塵器の配置(基材・周辺金属との距離)
 5-7.巻き出し(ジャンボロール・アキュムレーターでの帯電)
 5-8.パスローラー(ラップ角・テンション・斜行対応の影響)
 5-9.帯電させない方法(基材の素材設計による表面抵抗低減)

6.作業者の無塵衣と装着品
 6-1.クリーンウェア(繊維・除電・着付け)
 6-2.インナーウェア(肌着・靴下)
 6-3.手袋(内・外)
 6-4.保護帽(不織布とインナー保護帽)
 6-5.顔の保護(マスク・眼鏡)
 6-6.靴(静電チェック・靴底汚れ)
 6-7.無塵衣の保管(換気・除菌・洗濯)
 6-8.筆記用具(無塵紙・ペン)
 6-9.通信機器(携帯箇所)

7.着替えフロー
 7-1.脱衣更衣室(外着から無塵インナーウェアへ)
 7-2.クリーン更衣室(無塵衣の装着)
 7-3.洗浄(手袋・靴底)
 7-4.粘着マット(有効な設置箇所・よくある間違い)
 7-5.エアシャワー(ノズル向きと基本姿勢)

8.工程中の発塵
 8-1.保護フィルム貼合せ(ゴムロールの発塵)
 8-2.巻き取り(ターレット時の発塵)

9.オンライン除塵によるクリーン化
 9-1.イブツの付着状態と除去方式
 9-2.除塵方式の分類
 9-3.Wet除塵(浸漬のみ)
 9-4.Wet除塵(回転ブラシ)
 9-5.Wet除塵(超音波洗浄)
 9-6.Wet除塵(循環と更新のシミュレーション)
 9-7.塗工液循環の影響(後計量塗工:グラビア・バー塗工)
 9-8.バー塗工の液循環シミュレーション
 9-9.グラビア塗工の液循環シミュレーション
 9-10.Dry除塵(粘着ローラー)
 9-11.Wet除塵(拭き取りクリーナー)
 9-12.Dry除塵(エアナイフ)
 9-13.Dry除塵(超音波除塵の原理)
 9-14.Dry除塵(超音波除塵【効果1】超音波振動)
 9-15.Dry除塵(超音波除塵【効果2】カルマン渦、乱流【効果3】揚力
 9-16.Dry除塵(超音波除塵のインライン配置)
 9-17.エッジのDry除塵(超音波除塵)
 9-18.エッジのWet除塵(端面クリーナー)

10.オフライン工程のクリーン化
 10-1.作業者スペース(操作盤・PCの設置箇所・床の色)
 10-2.製品・機器の搬入出力(巻出し〜巻取り分離・LGV・梱包作業)

11.まとめ
 

キーワード
フィルム,クリーンルーム,静電気対策,帯電,RollToRoll ,セミナー
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