自動車の駆動源変遷と熱マネジメントおよび関連する材料についても解説!

自動車における熱マネジメント技術と求められる技術・部品・材料【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける1週間限定のアーカイブ配信をいたします。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
熱マネジメント【WEBセミナー】
セミナーNo.
230618
開催日時
2023年06月23日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
 ・3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き【郵送いたします】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
習得できる知識
・電気自動車などの電動車に必要な効率的な空調システム
・まだまだ残るエンジン車 (ハイブリッド車など) の燃費改善技術
・自動運転自動車の快適性向上技術
・自動車の駆動源動向
趣旨
地球温暖化防止のために,より排出CO2量の少ない駆動源の自動車に移行する動きに対し,いろいろなアプローチがされています。駆動源をエンジンだけから電気モーターへの転換あるいは付加になります(=電動化)。特に欧州の自動車メーカーは,ハイブリッド技術で劣っているため,電気自動車(EV)への移行を急いでいます。しかしウクライナ侵攻により,ガソリンなどの燃料費より電気代の方が高騰し,さらに計画停電の動きも出ており,EV普及は頓挫しようとしています。本セミナーでは,このような動きを捉え,本来のあるべき(=クルマのライフでCO2排出量が少ない)駆動源を探りつつ,そのために必要な熱マネジメント技術を解説いたします。温暖化問題とは別に,運転の自動化が急速に進んでいます。自動運転になると,クルマの価値は大きく変貌し,ユーザー(ドライバ-)のカネの掛けどころが,現在とはまったく異なってきます。つまり燃費や温暖化への関心より,車内の快適性が最重要要件になります。これに必要な熱マネジメント技術についても解説いたします。
プログラム

第1部 次世代自動車における熱マネジメント技術
 1.1 (古典的な)熱マネジメント技術
  ・自動車の排熱一覧
  ・排熱回収/蓄熱システムおよび蓄熱材料
  ・ケミカルヒートポンプ
  ・熱電素子
  ・熱負荷軽減
 1.2 電動車用エアコン
  ・方式と現行空調システムとの比較
  ・低外気温への対応
  ・廃熱利用の可能性は
  ・ヒートポンプとその課題
  ・ハイブリッド車用エアコン
  ・PHEV(プラグインハイブリッド車)用エアコン
 1.3 エアコンシステムの改善
  ・空調シート
  ・内部熱交換器
  ・換気熱回収
  ・デシカント空調
  ・CO2冷媒によるエアコン
  ・空調快適性
  ・温冷感
  ・人体温熱快適性からみた最適加熱部位
  ・クリーン・ディーゼル車の補助暖房
 1.4 駆動用電池の温度管理
  ・電池の温度管理と寿命
  ・温度管理例
  ・理想的な温度管理方法
 1.5 自動運転の熱マネジメント
  ・自動運転化に伴う課題
  ・自動運転車における差別化技術と求められる技術・材料
 1.6 空調システムの変化による部品,内装材の動向
  ・ガラス・調光ガラス
  ・断熱材
  ・真空断熱材
 1.7 今後の自動車用冷却系と熱交換器 (説明を簡略化するかもしれません)
  ・熱交換器の変遷
  ・モータ、インバータ冷却系
  ・水冷インタークーラの目的
  ・蓄冷エバポレータの採用と採用廃止
  ・水冷コンデンサの目的
第2部 自動車における駆動源の変遷と将来の見通し
 2.1 2030年 CO2削減目標と燃費規制
  ・2050年 EV普及率予測
  ・欧州はどうしてEVなのか? (例)ノルウェーの選択
 2.2 地球温暖化防止から見た(LCAから見た)自動車の駆動源選択
  ・燃費、Well to Wheel から LCAへ
  ・OEM(自動車メーカ)によるLCA評価
  ・ICCT、VW、マツダによるLCA評価を元にした考察
 2.3 電気自動車のコスト
  ・周辺情報(日本人の賃金、購入したいクルマ)
 2.4 日本車の現状と強み
  ・日本車の燃費比較例
第3部 世界のエネルギ課題 (説明を簡略化するかもしれません)
 3.1 エネルギ課題
  ・各国の一次エネルギ、電力
 3.2 電力事情
  ・各国の電気料金推移と内訳 家庭用・産業用
  ・ドイツの再生可能エネルギ
  ・ドイツの電気料金推移とCO2排出量の推移
  ・変動制再エネ(VRE)
  ・電力系統とストレージ
 3.3 日本の選択
  ・日本 『エネルギー基本計画2030年』
    ・原発だけで実現するには
    ・太陽光だけで実現するには
    ・太陽光と風力で実現するには
  ・日本の弱点
  ・2030年へのエネルギ変化 CO2排出量係数 イギリスとの比較
  ・日本の電力スポット市場の高騰とLNG
 3.4 中国の状況
  ・LNG(天然ガス)と中国
謝辞

キーワード
自動車,ハイブリッド,排熱,空調,車載機器,電気自動車,WEBセミナー,オンライン
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