粘弾性挙動の解釈法とその利用法,粘弾性挙動に伴う残留応力の発生機構と低減化法を解説!

プラスチック成形品の残留応力発生の要因と対策【LIVE配信】
~粘弾性挙動を要因とする残留応力の発生と解放のメカニズム~

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定のアーカイブ配信を予定しております。

1/29⇒4/26に延期となりました

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
プラスチック残留応力【WEBセミナー】
セミナーNo.
240139
開催日時
2024年04月26日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
 ・3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
■会員登録とは?⇒よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付(PDF配布)

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・プラスチック製品の設計担当者
・プラスチック製品の品質保証担当者
・プラスチック関連の技術開発者
必要な予備知識
・特に必要が無い,基礎から説明します。
習得できる知識
・プラスチックの基本特性である粘弾性特性及び熱粘弾性特性が理解できる.
・残留応力の発生機構が理解できる。
・残留応力の理論的、実験的解析方法が理解できる。
・残留応力の低減方法並びに積極的な利用法が修得できる。
・粘弾性特性・熱粘弾性特性を基準とした強度,変形の力学的取扱いの基礎が修得できる。
・粘弾性特性に成立する時間-温度換算則の概念が修得できる。
・時間-温度換算則を用いた強度,変形の長期予測法と信頼性評価法の基礎が修得できる。
・成形不良低減の新射出成形法が習得できる。
趣旨
プラスチック成形品には,成形時に必ず残留応力が生じた状態で成形されています。残留応力の発生要因は多々在りますが,素材の粘弾性挙動に伴って生ずる残留応力は,その後の使用において,粘弾性挙動を示すが故に,時間や温度に伴って解放されます。残留応力の解放に伴って,変形が生じ変形が追い付かない場合は,破壊に至ります。プラスチック成形品の残留応力の発生要因は、素材の粘弾性挙動に起因する処が大です。プラスチックの粘弾性挙動の時間と温度依存性には,時間-温度換算則が成立し,この法則を用いて残留応力解放に伴う変形や強度の長期予測が可能となります。
ここでは,プラスチックの最も重要な粘弾性挙動の基本概念とその利用法、さらに粘弾性挙動に伴う残留応力の発生メカニズム及び解放メカニズムを説明します。さらに,時間-温度換算則の誘導方法とこの換算則を用いた残留応力の解放に伴う変形予測法,強度・変形の長期予測法,加速試験法等の各事象への応用方法について説明します。最後に,残留応力低減の新しい種々の射出成形法を紹介します。
プログラム

1.粘弾性特性につて
  1-1 粘弾性特性・熱粘弾性特性
  1-2 粘弾性特性・熱粘弾性特性の利用方法
  1-3 粘弾性に伴う特異現象(クリ-プ変形,応力緩和)
2.粘弾性体の力学の基礎
  2-1 粘弾性体の応力とひずみ
  2-2 粘弾性挙動と粘弾性モデル
  2-3 応力-ひずみ関係式(構成方程式の誘導) 
3.粘弾性挙動によって生ずる残留応力の発生メカニズム
  3-1 残留応力の発生要因の分類
  3-2 硬化過程で生じる残留応力の発生メカニズム
  3-3 冷却過程で生じる残留応力の発生メカニズム
  3-4 残留応力の理論的・実験的解析手法
4.粘弾性材料の時間-温度換算則の立証とその利用方法
  4-1 時間-温度換算則の基礎概念
  4-2 時間-温度換算則の成立立証方法
  4-3 時間-温度移動因子(ア-レニュウス型,WLF型)
  4-4 時間-温度換算則の利用方法
5.時間-温度換算則を用いた各種事象の予測方法
  5-1 マスタ-曲線を用いたクリ-プ変形の長期予測法
  5-2 マスタ-曲線を用いた残留応力開放に伴う変形の長期予測法
  5-3 マスタ-曲線を用いたCFRPの変形,強度の経時的変化の予測方法
  5-4 マスタ-曲線を用いたプラスチックの諸特性の加速試験方法
6.成形不良対策の新射出成形法
  6-1 射出発泡成形法
  6-2 射出中空成形法
  6-3 射出圧空成形法

キーワード
粘弾性,ひずみ,粘度,弾性,樹脂,オンライン,WEBセミナー
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