配位リビング重合によるポリオレフィンの精密合成手法とその応用例が習得できる!

配位重合の基礎と応用事例【LIVE配信】

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

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セミナー概要
略称
配位重合【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2024年06月17日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
国立大学法人広島大学 先進理工系科学研究科 教授 工学博士 塩野 毅氏

【ご専門】
  高分子化学,特に遷移金属触媒による配位重合
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
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定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までに郵送にてお送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・高分子の製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方
・錯体触媒によるオレフィンの精密重合に興味のある方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・遷移金属触媒によるオレフィンの付加重合に対する基礎知識を習得できる
・付加重合における分子量・分子量分布の由来を理解できる
・ポリオレフィンが汎用樹脂である理由を理解できる
・配位リビング重合によるポリオレフィンの精密合成手法とその応用例を習得できる
趣旨
 配位重合の最大の特徴は,エチレン,プロピレンなどオレフィンの重合が温和な条件下で進行すること,プロピレンやスチレンの立体特異的重合が進行することにあります。
 本講演では,まず,オレフィン重合触媒の発見と発展の経緯を概観し,ついで,オレフィンの配位重合における素反応,分子量・分子量分布の由来ならびにその制御,立体特異性の発現機構ならびにその制御法について解説します。さらに,均一系錯体触媒の進歩により可能となったプロピレンの立体特異的リビング重合と高耐熱光学用樹脂として期待されているシクロオレフィン共重合体の精密合成について紹介します。
プログラム

1.オレフィン重合触媒の発見と発展
 1-1.身の回りの合成高分子.
 1-2.五大汎用高分子とは
 1-3.Ziegler-Natta触媒の発見と発展
 1-4. シングルサイト触媒とは

2.配位重合の素反応と生成ポリマーの分子量・分子量分布
 2-1.配位重合の素反応
  (1) Ziegler-Natta触媒における開始・成長反応
  (2) Ziegler-Natta触媒におけるにおける連鎖移動反応
  (3) Ziegler-Natta触媒における停止反応
  (4) 4族メタロセン触媒の活性種
  (5) 4族メタロセン触媒の活性化
 2-2.分子量・分子量分布の制御
  (1)重縮合系ポリマーの分子量・分子量分布
  (2)付加重合系ポリマーの分子量・分子量分布
  (3)配位重合で得られるポリマーの分子量分布の由来
  (4)リビング重合とは
  (5)リビング重合で得られるポリマーの分子量・分子量分布

3.立体特異性の発現機構とその制御
 3-1.ビニルポリマーの立体規則性
 3-2.立体特異性重合の発現機構
 3-3.Ziegler-Natta触媒のイソ特異的活性種
 3-4.メタロセン触媒による立体特異性重合
 3-5.フェノキシイミン触媒による立体特異性重合

4.プロピレンの立体特的リビング重合
 4-1.オレフィンのリビング配位重合
 4-2.プロピレンの立体特異的リビング重合
 4-3.架橋型フルオレニルアミドジメチルチタン錯体触媒によるプロピレンのシンジオ特異性リビング重合
  (1)助触媒の効果
  (2)溶媒の効果
  (3)配位子の効果
  (4)ステレオブロックポリプロピレンの合成
  (5)単分散ポリオレフィンの触媒的合成
 4-4.Hf錯体触媒によるプロピレンのイソ特異的リビング重合とその応用

5.橋型フルオレニルアミドジメチルチタン錯体触媒によるシクロオレフィン共重合体の精密合成
 5-1.シクロオレフィン共重合体とは
 5-2.ノルボルネンのビニル付加型リビング重合
 5-3.ノルボルネン/エチレン共重合
 5-3.ノルボルネン/1-アルケン共重合
 5-4.ノルボルネン/1-アルケングラジエント共重合体の合成
 5-5.シクロオレフィン共重合体の官能基化
  (1) ジエンをコモノマーとする反応性シクロオレフィン共重合体の合成
  (2) アルケニルアルミニウムをコモノマーとする官能基化シクロオレフィン共重合体の合成
  (3) ノルボルネン/1-オクテン共重合体アームを有する星型ポリマーの合成
 5-6.シクロオレフィン共重合体の光学特性制御

キーワード
高分子,重合,配位重合,錯体触媒,ポリオレフィン,セミナー,講演
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