☆音の快・不快を決める要因とは・・?心地よい音の作り方とは・・?

聴覚・音響心理の基礎から評価技術・サウンドデザインへの応用【アーカイブ配信】

こちらは5/17(金)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
サウンドデザイン【アーカイブ配信】
セミナーNo.
240507A
配信開始日
2024年05月20日(月)
配信終了日
2024年05月27日(月)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
早稲田大学 人間科学学術院 教授 博士(人間科学)倉片 憲治 氏
<ご専門>
 聴覚心理学

<ご経歴>
 大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了,博士(人間科学)。通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究所(現,国立研究開発法人産業技術総合研究所),入所。聴覚・音響分野の人間工学研究,及び製品のサウンドデザインに携わる。同所にて知的財産・標準化推進部審議役,人間情報研究部門総括研究主幹等を歴任した後,2017年より現職。
共著書に,人間計測ハンドブック(朝倉書店,2003年),製品音の快音技術~感性にアピールする製品の音作り~(S&T出版,2012年),静音化&快音化 設計技術ハンドブック(丸善,2012年),低周波音のはなし(技報堂出版,2020年)などがある。
日本音響学会理事,日本騒音制御工学会評議員,日本人間工学会評議員,総務省公害等調整委員会専門委員等を歴任。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・こちらは5/17(金)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・セミナー終了後の翌営業日にセミナー資料(PDF形式)、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・聴覚・音響心理の基礎を学びたい方,工業製品の音質評価やサウンドデザインを初めて手がける方。製品の種類は問いませんが,音楽的な音のデザインは本セミナーの対象外とします。
必要な予備知識
・特に必要ありません。
習得できる知識
1)聴覚のメカニズムとその基本的な特性に関する知識が得られる。
2)音の快・不快の評価を決める音響心理学的要因に関する知識が得られる。
3)音質の物理的評価技術および心理的評価技術の基本を習得できる。
趣旨
私たちは日常,身の回りの製品が発する,さまざまな人工的な音に囲まれて生活しています。その音は,デザインの仕方によって,心地よい音にも不快な音にもなり得ます。このような音の快・不快は,必ずしも感性や芸術性といった抽象的な要因で決まるものではありません。その多くは,聴覚の基本的なメカニズムから説明することができます。
 本セミナーでは,まず聴覚のメカニズムとその基本的な特性を学びます。その知識を基礎として,音色の印象を決定する音響心理学的要因や,さらに音色の物理的・心理的評価技術への応用までを概説します。それらの学習を通して,製品等の音質評価に必要な知識と,新しいサウンドのデザインに向けた応用力の獲得を目指します。
プログラム

1.サウンド・デザイン論
 1-1. サウンド・デザインの目的
 1-2. サウンド・デザインの方法と評価

2.聴覚の基本特性とモデル
 2-1. 可聴範囲 
 2-2. 聴覚閾値と個人差 
 2-3. 強さの弁別 
 2-4. 周波数の弁別
 2-5. 時間分解能 
 2-6. 臨界帯域(聴覚フィルタ)と周波数選択性 
 2-7. マスキング
 2-8. 両耳の効果(音源定位,先行音効果)

3.音質の物理評価技術
 3-1. ラウドネス(音の大きさ) 
 3-2. シャープネス(鋭さ) 
 3-3. ラフネス(粗さ)
 3-4. 変動強度 
 3-5. 協和性理論

4.音質の心理評価技術
 4-1. 音の心理評価と生理評価 
 4-2. 音質の心理評価の実例 
 4-3. 評価手法の選択方法
 4-4. 評価サンプルの収録方法 
 4-5. 測定装置・評価者の選定方法 
 4-6. 評価測定の実施手順
 4-7. 評価結果の解析方法

5.製品音のサウンド・デザイン
 5-1. 心地よい音/心地よくない音 
 5-2. サウンド・デザインの実践例
 

キーワード
サウンド.デザイン,聴覚,音質,製品音,セミナー,講演,研修
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