微粒子の分散安定化の基礎と実際【LIVE配信】
~有機顔料・金属酸化物・導電粒子・放熱粒子の分散液の塗布性・膜性能も見据えた配合技術~

Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。

セミナー概要
略称
分散安定化【WEBセミナー】
セミナーNo.
2405116
開催日時
2024年05月13日(月) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
ビックケミー・ジャパン(株) シニアソリューションナビゲーター 若原 章博 氏

【ご専門】塗料・インキ・プラスチック向け添加剤
【ご活躍】
塗料会社にて自動車用塗料の設計・ラインフォロー等に従事。ビックケミー入社後は塗料・インキ・カラーフィルター・電池向けなどで、粒子の分散・塗布性の改善・レオロジーコントロール・膜特性の向上の面において、製品開発と技術紹介をすすめる。
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
 ・1名46,200円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
 ・10名以上で申込される場合は大口割引がございます。
  お気軽にメールでご相談ください。info@rdsc.co.jp
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちら からミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・コーティング液など粒子の分散液の設計に携わっておられる技術者
・分散液を用いたアプリケーション(混合・塗布・乾燥など)を行っておられる方
・また、コーティング液・プラスチック材料など最終製品として、粒子分散体を利用されておられる方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。
現場や設計実務で実際に分散体にかかわっている方には、現象とその背景にある理論的・原則的な考え方を結びつけやすいことと思う。
習得できる知識
・各種粒子の分散設計に有用な、粒子特性と分散剤の選定のアプローチ方法
・分散液を塗布・乾燥する際のトラブルの防止技術
・湿潤分散剤・表面調整剤・レオロジーコントロール剤の構造と特性
趣旨
 粒子の分散安定化はコーティング液や複合材料の必須技術であり、その基本的な理解は塗料・インキ・電池・接着剤を含むコーティング液やプラスチック材料の設計に有用である。ここでは分散安定化のメカニズムを見た後、分散剤・湿潤剤・湿潤分散剤の構造と特性を解説する。各粒子の特性とマトリクスを形成する樹脂系・溶媒との関係を、熱硬化・水系・UV系・エポキシ系など様々な系を例示して理解を深める。また、分散液もきちんと塗布・乾燥して初めてその性能を発揮するので、塗布性(濡れ・泡・均一性・平滑性など)の向上策についても触れる。分散の設計にかかわる方から、分散液を用いて加工をされる方、膜になったものを利用する方まで、例を交えてできる限り分かりやすく説明する予定である。
プログラム

1.分散安定化の基礎的な考え方のおさらい
 1-1 粒子の濡れとマトリクス中での安定化の二つが重要
 1-2 分散に関係する粒子の表面特性は
 1-3 樹脂・溶媒で形成されるマトリクスの特性は
 1-4 添加剤は粒子の濡れと安定化に関与

2.主な分散剤の構造と特性を理解する
 2-1 分散剤を構成する要素は吸着基と相溶性鎖
 2-2 低分子量タイプと高分子量タイプの湿潤分散剤
 2-3 湿潤分散剤による膜物性への影響は

3.SDGsと開発の方向は
 3-1 再生産可能原料を用いた湿潤分散剤の開発
 3-2 環境負荷をできるだけ小さく

4.様々な粒子・マトリクス系での分散安定化の例
 4-1 有機顔料・カーボン系粒子・金属酸化物・非酸化物系無機粒子の分散
 4-2 水系・溶剤系・UV系での分散
 4-3 熱可塑性樹脂でのフィラーの分散

5.塗布性を向上させるには
 5-1 粒子の沈降を防ぐ
 5-2 基材への濡れ性を上げる:表面張力と表面調整剤
 5-3 泡の問題を解決する:消泡メカニズムと消泡剤
 5-4 粘性を制御する:レオロジーの基礎とレオロジーコントロール剤
 5-5 平滑性の向上と評価方法:表面調整剤と測定機器

6.まとめ
 

【質疑応答】

キーワード
微粒子,分散剤,分散安定化,添加剤,セミナー
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