【講師3名】
<北海道大学/セントラル硝子/AGC>

フローマイクロリアクターの基礎と環境調和型精密高速合成【LIVE配信】
低環境負荷かつ高効率な連続生産を可能にするフロー合成の基礎から生産技術開発や最新動向まで!

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

セミナー概要
略称
フローマイクロリアクター【WEBセミナー】
セミナーNo.
2406102
開催日時
2024年06月11日(火) 10:30~16:10
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
北海道大学 理学研究院 教授 永木 愛一郎 氏
《略歴》
2008年12月 京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻、助教
2013年 1月 京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻、講師
2018年 8月 京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻、准教授
2022年 4月 北海道大学 大学院理学研究院、教授
《受賞歴》
2012年 有機合成化学協会 武田薬品工業研究企画賞
2012年 有機合成化学協会 有機合成化学奨励賞
2013年 日本化学会 第27回若い世代の特別講演会 特別講演証
2013年 化学とマイクロ・ナノシステム研究会 若手優秀賞
2013年 エスペック環境研究奨励賞
2014年 Flow Chemistry India 2014 Distinguished Presentation Award
2015年 Expert Presentations on 2nd International Conference on Past and Present Research Systems of Green Chemistry
2019年 有機合成化学協会・企業冠賞 東ソー・環境エネルギー賞
2023年 高分子学会三菱ケミカル賞
2023年 Asian Core Program (ACP) Lectureship Award
2023年 日本化学会第41回学術賞

セントラル硝子(株)基盤化学研究所 主任研究員 牟田 健祐 氏
/北海道大学

AGC(株) 材料融合研究所 岡添上席特別研究室 研究員 早乙女 広樹 氏
/北海道大学
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
・3名以降は一人当たり定価の半額となります。
<※2名以上でお申込の場合は1名につき27,500円(税込)>
会員登録とは? ⇒ よくある質問
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料(PDF)は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
習得できる知識
・マイクロリアクターの基礎知識の習得と研究への活用
・マイクロ空間を利用した化学工学操作に関する基礎全般
・マイクロデバイス・システムの設計と操作
・揮発性有機化合物のフロー反応への活用法
・フローマイクロリアクターを用いる短寿命活性種の活用法
・フローマイクロリアクターを用いるプロセス開発手法
趣旨
フローマイクロリアクターによって提供されるミクロな反応場は、化学反応そのものに本質的な影響を与える。その結果、フローマイクロリアクターは従来までのバッチ型反応器を使用する合成化学では不可能であった反応を可能とし、新しい合成技術として近年注目を集めている。さらに、低環境負荷かつ高効率な連続生産を可能とすることから、プロセス化学的観点からも非常に重要である。
本セミナーでは、フローマイクロリアクター研究が導くバッチ技術では実現できない合成化学についての基本的な考え方、生産技術開発、機械学習の活用について、最近の研究・開発を中心に紹介したい。
プログラム

1.フラスコ化学にはないフローマイクロリアクター化学独自の特長
 (担当:永木教授)
 1-1.バッチ型リアクターとフロー型リアクター
 1-2.フローマイクロリアクター独自の特長および高速化学への活用の仕方

2.フローマイクロリアクターを用いたフラスコでは不可能な高速合成化学
 (担当:永木教授)
 2-1.高速反応:反応の選択性を制御する
 2-2.不安定中間体 (生成物) を経由する高速反応
 2-3.反応集積によるの高速合成
 2-4.AI活用による高速最適化の研究開発
 2-5.AI活用による自動化の研究開発

3.今後の展望(担当:永木教授)

4.フローマイクロリアクターの反応への活用法
 (担当:牟田氏)
 4-1.C1カルベノイド種の安定性評価とモノ重水素化反応
 4-2.揮発性有機化合物(VOCs)のフロー反応への活用の仕方

5.フローマイクロリアクターを用いた製造法および新反応の開発
 (担当:早乙女氏)
 5-1.高生産性ボロン酸連続合成および、高速鈴木カップリング反応との接続
 5-2.ワンフロー反応によるピリジン塩酸塩の脱塩と禁水反応の連続化
 5-3.超強酸による炭素カチオン種の発生と炭素アニオン種との直接反応


 

スケジュール
昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。
キーワード
フローマイクロリアクター,高速反応,合成,AI活用,安定性評価,製造法,セミナー
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