☆このセミナーはアーカイブ配信です。配信期間中(7/1~7/8)は、いつでも何度でも視聴できます!

UV塗料の設計における必須基礎知識と今後の塗料設計の留意事項【アーカイブ配信】

※こちらは6/26実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

セミナー概要
略称
UV塗料【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2024年07月01日(月)
配信終了日
2024年07月08日(月)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
元・藤倉化成(株) コーティング事業部 技術部 大原 昇 氏

【略歴】
 1978年 山形大学 大学院 工学研究科 高分子化学科 修了
 同年  藤倉化成(株) 入社
 ※1981年 工業技術院 繊維高分子研究所にて市村國宏先生(元東京工業大学教授)に師事
 2004年 同社 コーティング事業部 技術部長
 2010年 英国子会社 Fujichemsonnebornに出向
 2014年 同社 R&D Director
 2018年 藤倉化成(株) コーティング事業部 技術部 部長に帰任
 2019年 藤倉化成(株) 退職
 現在、UV塗料関係の講演やコンサルティングなどの活動を行っている。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
 ・1名申込の場合、55,000円(税込)→44,000円(税込)
 ・2名同時申込の場合、合計110,000円(税込)→合計55,000円(税込)
   ※両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
特典
配信期間中は講師にメールで質問できます。
備考
本セミナーは、約4時間30分の講演を収録したアーカイブ配信セミナーです。
2024年7月1日(月)~7月8日(月)の期間中、いつでも何度でもご視聴いただけます。

【アーカイブ配信セミナーの申込・受講手順】
1)このHPから受講申込をしてください。
2)申込後、受理の自動返信メールが届きましたら申込完了です。また確認後、すぐに請求書をお送りいたします。
3)視聴開始日までにセミナー資料と閲覧用URLをお送りさせていただきます。
 ※申込者以外の視聴はできません。録音・録画などの行為を固く禁じます。
 ※配布資料の無断転載、二次利用、第三者への譲渡は一切禁止とさせていただきます。
講座の内容
受講対象・レベル
・塗料開発に携わる技術者もしくは研究者の初心者の方
習得できる知識
・塗料全般の基礎知識
・UV塗料の基礎知識
・UV硬化の基礎知識
・耐候性処方の注意点
・今後の塗料開発の留意点
など、塗料設計とその周辺の基礎知識を学べます。
趣旨
 塗膜の本来の役割は「素材の保護」、「美観の付与」であることが基本であるが、塗料の採用市場の拡大に伴って機能付加による「付加価値の付与」が要求されてきている。そのような状況下で塗膜はいろいろなメカニズムにより形成されるが対象となる機材よりも薄膜でこの様な役割を確実なものにするためには塗膜の耐久性、強靭性などが必要となるが、基材に対する付着性が良好でなければ、目的とする機能を保持することは不可能となる。従て、素材に対する付着性が最重要機能と考える。
 その付着性はファンデルワールス力によるものであり、付着性は基材に対する「濡れ性」、「塗膜内歪」、塗膜成分の基材物質との「親和性」などに影響される。また、得られた塗膜の強靭性はSS(Stress and Strain)曲線などにより表すことができ、「強度」と「伸び」を併せ持つフィルムが塗膜としては好ましいと考える。
 次いで、UV塗料設計に関する基礎知識として、ラジカルタイプのUV塗料の構成物(樹脂、開始剤、その他添加剤)について紹介するとともに、硬化に必要な光源、塗装方法なども若干触れる。また、UV塗料の特性を生かした蒸着ベースコートと屋外仕様のハードコートを紹介し、屋外仕様のハードコートに関しては耐候性処方が重要であると考え、PC素材用の塗料設計工程を説明する。
 最後に、今後の塗料設計に関しては作業環境も含めた環境対応が求められることもあり、日本塗料工業会の指針に沿った今までの環境対応を紹介するとともに、SDGsをもとに環境対策として炭酸ガスを取り上げ、その対応策の一つとしてバイオ原料について紹介する。また、今後の製品開発には人に対しても優しくなければならないとの観点から安全性に関する各国の法規を紹介する。
プログラム

1.塗料の基礎知識
 1-1.塗料の目的と塗膜の役割
 1-2.塗料機能の最重要項目
 1-3.塗膜の付着性評価
 1-4.付着の基本
 1-5.各種塗料の塗膜形成概念
 1-6.塗料の表面張力と付着低下要因
 1-7.塗膜強度の概念

2.UV塗料概論
 2- 1.UV塗料の種類と特徴
 2- 2.UV塗料の構成物
 2- 3.UV塗料の樹脂
 2- 4.UV塗料の添加剤
 2- 5.UV塗料の反応
 2- 6.UV塗料の開始剤
 2- 7.UV塗料のその他成分
 2- 8.UV塗料の光源
 2- 9.UV塗料の塗装方法
 2-10.UV塗料の設計(蒸着仕様)
 2-11.UV塗料の設計(屋外仕様ハードコート)
 2-12.高硬度ハードコート(ガラス代替)
 2-13.抗ウィルス機能と安全性

3.今後の塗料設計の留意点
 3-1.SDGs 
 3-2.今までの環境対応設計
 3-3.温室効果ガス
 3-4.バイオプラスチックとバイオマスプラスチック

キーワード
UV,紫外線硬化,塗料,設計,塗膜,付着,強度,表面,光源,塗装,研修,講座,セミナー
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