リサイクル技術の最新技術を解説!

廃プラスチックのケミカルリサイクルの最新動向【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける1週間限定のアーカイブ配信を予定しております。

セミナー概要
略称
廃プラスチック【WEBセミナー】
セミナーNo.
240735
開催日時
2024年07月25日(木) 13:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
アイシーラボ 代表 室井 髙城 氏
【講師経歴】
 1968年 福島高専 工業化学科 卒業後、住友金属鉱山(株)入社
 1969年 日本エンゲルハルド(株) (旧エヌ・イーケムキャット(株))
 2003年 執行役員
 2006年 触媒学会副会長
 2008年 アイシーラボ設立、BASFジャパン主席顧問
 2009年 日本ガス合成執行役員
 2014年 NEDO技術戦略研究センター 環境・化学ユニット、客員フェロー
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
 ★名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付【PDF配布】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。
・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・リサイクル事業に関わる方、関心を持っている方
・メカニカルリサイクル / ケミカルリサイクルに携わっている方
・リサイクルビジネスに興味のある方、新規事業を検討している方
習得できる知識
・欧米を中心とした国内外の廃プラリサイクルの現状
・廃プラのメカニカルリサイクルとケミカルリサイクル技術動向
・廃プラリサイクルビジネスの展望
趣旨
欧州の廃プラスチックリサイクルは、廃プラスチック汚染対策だけではなく、資源削減を目的で進められている。既に、廃プラの混合使用が義務付けられ、自動車産業も廃プラの使用が義務付けられようとしている。又、国連環境総会は、今年末までに国際的な法的拘束力のある国際プラスチック条約を作成する作業に取り掛かっている。日本は、遅ればせながら、廃プラの液化プラントが稼働し始めようとしている。しかし、まだまだ足らないのである。このままでは、日本は、欧州の廃プラスチックのリサイクル対策に完全に遅れをとってしまう。対策の最も急がれるのはケミカルリサイクルで、液化によるナフサ利用と、解重合である。更に、廃プラスチックから直接モノマーへの分解技術が開発されなければならない。欧米では、液化困難な都市ごみなどと混合したプラスチックは、ガス化して合成ガス(CO/H2)として、メタノールやエタノール、航空燃料などの製造が始まっている。リサイクル技術の最新の技術を解説するとともに欧米の動向、そして動き出した日本のやらなければならない廃プラのリサイクル技術を解説する。
プログラム

1.廃プラリサイクル規制と現状
  1.1 世界の廃プラ規制
  1.2 日本の廃プラ規制
  1.3 容リ法
2.廃プラの化学的メカニカルリサイクル
  2.1 廃プラの選別技術
    EREMA, TOMURA, プラニックetc.
  2.2 廃ポリスチレンの水平リサイクル
  2.3 ポリオレフィンボトルのリサイクル
  2.4 ポリプロピレンの溶媒抽出によるリサイクル 
  2.5 フィルムの脱インキ技術
  2.6 添加剤による廃プラのアップグレーディング
3.廃プラのケミカルリサイクル技術
  2.1 PETのリサイクル技術
    溶融重合, 解重合(着色ボトル,PET繊維), 海外技術
  2.2 廃ポリスチレンのケミカルリサイクル
  2.3 廃PMMAのケミカルリサイクル
  2.4 ポリ乳酸のリサイクル
  2.5 ナイロンのリサイクル
  2.6 ポリカーボネート, 他
4.廃プラの熱分解
  4.1 熱分解の方法
  4.2 塩素の除去
  4.3 熱分解試験方法
5.廃プラの液化
  5.1 廃プラから燃料油の合成
  5.2 廃プラからナフサ原料の製造
    Quanta Fuel, Mura Technology, etc.
  5.3 世界の廃プラリサイクル会社の動向
    BASF, Dow, NESTE, Shell, ExxonMobil, LyondellBasell, SK,インドラマ, etc.
  5.4 マスバランス方式  
  5.5 動き出した日本のケミカルリサイクル
    三菱ケミカル, 三井化学, 出光興産, 住友化学, etc.
6.廃プラから化学品の合成
  6.1 廃プラから軽質オレフィンの製造(モノマー化)
  6.2 廃プラから芳香族の製造
  6.3 廃プラからアスファルト改質材の製造
  6.4 廃プラから界面活性剤の合成
7.廃プラのガス化
  7.1 廃プラガス化による合成ガスの製造
    7.1.1 廃プラから水素の製造
    7.1.2 廃プラ合成ガスの精製
    7.1.3 サワーシフト反応
  7.2 廃プラガス化合成ガスから燃料油の合成
    7.2.1 廃プラからFT合成による燃料油の合成
    7.2.2 廃プラMTGプロセスによる燃料油の合成
  7.3 廃プラガス化による合成ガスから化学品の合成
    7.3.1 廃プラガス化水素からアンモニアの合成
    7.3.2 廃プラガスからメタンの合成
    7.3.3 廃プラからメタノールの合成 (Enerkem)
    7.3.4 廃プラからエタノールの合成 (積水化学)
    7.3.5 エタノールからエチレンの製造
  7.4 廃プラ含有都市ゴミから航空燃料の製造
    Furclum, LanzaJet, Shell
8.廃プラのケミカルリサイクルビジネスの展望
  8.1 都市ゴミ焼却との組み合わせ
  8.2 廃プラケミカルリサイクルビジネスの展望
9.Q & A

キーワード
樹脂,ペット,廃プラ,ごみ,WEBセミナー,オンライン
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