★ベイズ計測の創始者である講師が、ベイズ計測の基礎から計測インフォマティクスの活用方法まで分かりやすく解説します!

ベイズ計測の基礎と計測インフォマティクスによるデータ解析【アーカイブ配信】

こちらは9/30実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
計測インフォマティクス【アーカイブ配信】
セミナーNo.
240995A
配信開始日
2024年10月02日(水)
配信終了日
2024年10月11日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問

ライブ配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合は、会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。お申し込みフォームのコメント欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。
備考
こちらは9/30開催WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・セミナーテキストは配信開始日までに郵送いたします。電子データでは配布しません。会社以外の場所で受け取りを希望される場合は、申し込みフォームのコメント欄にご住所をご記入下さい。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

・動画のURLはメールでお送りします。
講座の内容
受講対象・レベル
・材料開発者
・実験データ解析手法の幅を広げたい方
・スペクトル解析の背後にある数理の基礎を学びたい方
・解析ソフトウェア開発等に携わる方
習得できる知識
・ベイズ計測の定義、基礎から展開
・データ駆動科学
・計測インフォマティクスの活用方法
趣旨
 昨今、計測インフォマティクスの必要性が企業においても認識され、積極的な研究開発、実データへの応用が進んでいます。その中で、計測インフォマティクスを行うための解析プログラムは数十年前の手法にベースにした古臭いものです。このような現状では、最近破竹の勢いで発展しているベイズ計測に基づく計測インフォマティクスの潮流にのりおくてしまい、今後の計測関連民間企業で起こる生き残り戦争に出遅れてしまいます。
 本講義では、統計学のベイズ推論を計測化学に特化した形でまとめたコンパクトな情報数理的枠組みであるベイズ計測の創始者である東京大学の岡田真人教授が、ベイズ計測の動機や基礎をわかりやすく説明します。岡田真人教授も体験したように、ベイズ推論を習得しようと市場で販売されている本を手に取っても、計測化学に必要な知識を得ることは全くできません。そこで岡田真人教授は、計測インフォマティクスに必要十分な情報数理的枠組みを自ら考案しました。本講習会は、その貴重な経験に基づき、ベイズ計測の知見をもたいない方にも、わかるような講義構成を考えています。本講義を通して、ベイズ計測導入への成功事例への足がかりとなれば幸いです。
 
プログラム

1. 本セミナーの技術的内容
 a. ベイズ計測
 b. 直線回帰y=ax+bのベイズ計測
 c. 一般の計測系へのベイズ計測の適用

2.自然記述の基本的戦略とデータ駆動科学
 a.要素還元主義と階層的自然観
 b.階層的自然観とデータ駆動科学
 c.データ駆動科学の二大情報数理基盤:スパースモデリングとベイズ推論
 d.物理学とスパースモデリング:Keplerの法則と前期量子論
 e.物理学におけるベイズ推論の必要性

3. 計算論的神経学とデ―タ駆動科学
 a. David Marrの三つのレベル
 b. データ駆動科学の三つのレベル
 c. データ駆動科学の三つのレベルと計測関連企業の高収益化

4.計測インフォマティクスの通常手法の現状と、その刷新の必要性
 a.計測インフォマティクスの通常手法の問題点
  ・問題点1.
  ・問題点2.
  ・問題点3.
 b.その問題点の解決のためのベイズ計測導入

5.ベイズ計測: ベイズ推論と計測科学の学融合領域
 a.ベイズ計測三種の神器
  ・神器1.物理パラメータの事後確率推定
  ・神器2.ベイズ的モデル選択
  ・神器3.複数データのベイズ的

6.直線回帰y=ax+bのベイズ計測解析計算の詳細な説明
 a.物理パラメータの事後確率推定
 b.ガウス観測ノイズ分散推定
 c.ベイズ的モデル選択

7.非線形計測系のロールモデルとしてのスペクトル分解
 a.スペクトル分解の通常手法とその問題点(誤差関数の局所解とモデル選択)
 b.ベイズ計測の導入と、ベイズ計測実装のための数値計算の必要性
 c.スペクトル分解におけるベイズ的モデル選択
 d.計測限界の定量的評価

8.他の非線形計測系への展開
 a.NMR
 b.メスバウアー分光
 c.小角散乱
 d.比熱と磁化率の物理パラメータ事後確率推定とベイズ統合の導入

9.ベイズ計測の普及戦略
 a.SPring-8とSPring-8全ビームラインベイズ化計画
 b.ベイズ計測の導入による計測科学のゲームチェンジング

10.民間企業のR&D(Research & Development)戦略とデータ駆動科学
 a.データ駆動科学とと民間就職 サイバーフィジカルシステムの観点から
 b.データ駆動科学と企業R&D組織のフラット化
 c.データ駆動科学と人材の流動化

11.まとめと、新規ビジネスなどの今後の展開

キーワード
マテリアルズ、計測、インフォマティクス、スパースモデリング、DX、機械学習、ベイズ
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