2025年06月13日(金)
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国立研究開発法人 産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域 電池技術研究部門 主任研究員 博士(工学)
乙山 美紗恵 氏
【ご専門】
無機材料化学、電気化学
【ご略歴】
・2014年4月~2020年3月
大阪府立大学(現 大阪公立大学) 辰巳砂・林・作田研究室にて、主に全固体リチウム電池における電極複合体の反応解析について研究。
・2017年9月~2018年2月
Collège de France Tarascon研究室にて、リチウムおよびナトリウム過剰系正極材料のアニオンレドックスプロセスについて研究。(ERCとの協力による特別研究員の海外渡航支援事業)
・2020年4月~現在
産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 電池技術研究部門 蓄電デバイス研究グループにて、主に全固体電池材料について研究。
非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
46,200円
(本体価格:42,000円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
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・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
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3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
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・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
・若手技術者や新人の方で全固体電池に興味のある方。
・これから全固体電池分野への参入を考えている方。
・全固体電池材料開発と構築方法の基礎と今後の技術動向に関する知見が得られる。
・全固体電池の特長や課題について理解できる。
現行のリチウムイオン電池における、可燃性の有機電解液を難燃性の無機固体電解質に置き換えた全固体電池は、安全性・信頼性が高いことから、電気自動車などの大型用途としても、多くの期待が寄せられています。特に、硫化物固体電解質は現行の有機電解液を超えるリチウムイオン伝導度を示す材料も開発されており、世界的に大変注目されています。
本セミナーでは、まずは、全固体電池の基礎と、全固体電池のキーマテリアルとなる固体電解質の開発状況を解説したのち、実際に硫化物全固体電池をどのように構築し評価しているのか、さらには、実用化に適した形状であるシート型全固体電池の開発状況や、硫黄系正極、リチウム金属負極といった次世代材料を用いた全固体電池の開発等についても説明いたします。最後に、硫化物全固体電池の課題と、その解決に向けた最新の技術動向まで、わかりやすく講演いたします。
1. 全固体電池の概論
1-1. 全固体電池とは
1-2. 全固体電池への期待
1-3. 固体電解質の開発状況
2. 硫化物全固体電池の構築と評価
2-1. 基本的な硫化物全固体電池の構築方法
2-2. 硫化物全固体電池の解析評価
2-3. シート型硫化物全固体電池構築の技術動向
2-4. 次世代型硫化物全固体電池の構築と電池性能
3. 硫化物全固体電池の課題解決に向けた技術動向
3-1. 硫化物全固体電池の実用化に向けた課題
3-2. 硫化物固体電解質の耐湿性向上に向けた取り組み
3-2. 全固体電池内の応力分布可視化に向けた取り組み
【質疑応答】
全固体電池,固体電解質,硫化物,シート型,次世代,開発,リチウム,セミナー,講演