マテリアルズインフォマテクスの基礎と高分子材料設計における応用事例【LIVE配信】

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

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セミナー概要
略称
マテリアルズインフォマティクス【WEBセミナー】
セミナーNo.
250471
開催日時
2025年04月11日(金) 10:30~16:15
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
 会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。
 メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
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定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・製造業務、特にプロセス製造業の生産技術や製品開発に携わる技術者やDX推進を行う立場にある方

・高分子材料設計やプロセス設計にシミュレーションやマテリアルズインフォマティクス(MI)・プロセスインフォマティクス(PI)を活用することに興味がある方
・シミュレーションやMI・PIをどのように適用するか学びたい方
・研究開発部署のDX推進担当者・管理者

・マテリアルズインフォマティクスに興味をおもちの方、材料開発に従事されている方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
◆第一部◆
・機械学習技術に関する基礎的な知識
・材料配合から品質特性を予測する技術の考え方
・期待する品質特性から適切な材料配合を推定する技術の考え方
・データドリブンな製品開発に取り組む際の課題と対策

◆第二部◆
・ポリマー・樹脂系におけるマテリアルズインフォマティクスの事例を知ることができる
・ベイズ最適化など材料設計手法の一部を習得できる

◆第三部◆
・素材メーカーの研究開発現場におけるDX推進の考え方
・高分子材料・プロセス設計におけるMI・PI・シミュレーション活用のノウハウ
・シミュレーションとインフォマティクスを融合した材料・プロセス設計の事例
・高分子材料・プロセス設計におけるデジタル技術活用の課題とその解決方法
趣旨
◆第一部◆
 近年、環境規制による原材料の廃止や価格高騰による材料の切り替え、製品への要求品質の向上、少子高齢化による技術者・後継者不足などの社会的な背景により、化学や素材メーカーを筆頭に材料開発の効率化が求められている。一方で人工知能をはじめとしたデータ利活用のための技術、特に「マテリアルズインフォマティクス」は、このような課題への対応策として期待されており、実務での適用が進んでいる。
本講演では、先の製造業における背景・課題を述べ、本題の前提知識となる機械学習やAIの基礎事項を説明する。その後、「データに基づく材料配合最適化」をテーマとして、目標とする製品性能を満たすような材料配合の検討課題に対して適用する際の問題設定や解決アプローチ、またその時の実務的な課題について紹介する。

◆第二部◆
産業界ではマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の活用が本格化してきており、実際にMIを活用して製品開発を成功した事例が増えつつある。機能性材料の研究開発競争の激化に伴い開発期間の短縮が求められており、材料設計を効率化させる手段の一つとしてMIが注目されている。本セミナーでは、産業界で広く使用される熱可塑性ポリマーや熱硬化性ポリマーの設計に対してMIを活用し、少ない実験回数でもポリマー性能を向上できることを検証した研究事例を紹介する。またレゾナックにおけるMIの事例も一部紹介する。

◆第三部◆
 材料開発の高度化・効率化が求められる昨今、シミュレーションやインフォマティクスといったデジタル技術の活用が不可欠となっており、東レにおいてもデジタル技術と各事業のドメイン知識を融合した独自の材料開発を進めています。本セミナーでは、高分子材料・プロセス設計へのデジタル技術活用について、当社の戦略と実践例をご紹介します。まず、当社の研究体制とデジタル技術活用の全体像を概説し、社内普及への取り組みについて説明します。次に、シミュレーションやMI・PIなどデジタル技術の概要と課題を述べます。これら課題への具体的な取り組み事例として、マルチスケールシミュレーションによる樹脂粘弾性予測、MIを用いた少数データでの材料設計、高分子分離膜設計への分子シミュレーションとPIの適用などを紹介します。さらに、データベースや電子実験ノートに収録されているデータのインフォマティクスによる統合的な活用についても触れたいと思います。
プログラム

◆第一部◆ 10:30~12:00(90分間)
「機械学習・AIの基礎と製品開発に向けた材料配合最適化の取り組み」
【講師】(株)構造計画研究所 IoEビジネス部 室長 滝 勇太氏

1.会社・自己紹介

2.材料の配合設計を取り巻く状況や課題
 2-1.環境規制
 2-2.新製品開発
 2-3.期待される付加価値
 2-4.課題と解決策

3.機械学習・AI入門
 3-1.人工知能研究の歴史
 3-2.人工知能・機械学習・深層学習
 3-3.教師有学習・教師梨学習・強化学習
 3-4.学習・予測フロー
 3-5.データ利活用のための検討ステップ

4.データ分析・モデル構築について
 4-1.データ分析・モデル構築の流れ
 4-2.データ前処理
 4-3.モデル構築
 4-4.機械学習を用いた逆解析
 4-5.ベイズ最適化

5.マテリアルズインフォマティクスやプロセスインフォマティクスを推進する上での課題
 5-1.予算確保
 5-2.データ量
 5-3.データ品質
 5-4.技術者に使用してもらうために

質疑応答


◆昼休憩◆ 12:00~13:00(60分間)
 

◆第二部◆ 13:00~14:30(90分間)
「マテリアルズインフォマティクスを活用したポリマーの効率設計」
【講師】(株)レゾナック 計算情報科学研究センター AI解析グループ
    プロフェッショナル 南 拓也氏

1.レゾナックの計算情報科学

2.マテリアルズインフォマティクス(MI)

3.熱可塑性ポリマーの効率設計
  3-1. 予測モデル構築
  3-2. ベイズ最適化による効率設計

4.熱硬化性樹脂フィルムの設計

5.その他事例のご紹介

まとめ
 

◆小休憩◆ 14:30~14:45(15分間)
 

◆第三部◆ 14:45~16:15(90分間)
「企業におけるシミュレーションとインフォマティクスを活用した高分子材料・プロセス設計」
【講師】東レ(株)先端材料研究所 主任研究員 北畑 雅弘氏
    東レ(株)先端材料研究所 西川 智裕氏

1.はじめに
 1-1 自己紹介・会社紹介
 1-2 東レの研究体制およびデジタル技術活用の概要
 1-3 DXテーマ選定・テーマ推進体制・他部署連携についての考え方
 1-4 デジタル技術の社内普及への取り組み

2.シミュレーションとインフォマティクスを活用した高分子材料・プロセス設計
 2-2 シミュレーション・インフォマティクスの概要
  (1)高分子材料設計に用いるシミュレーション
  (2)マテリアルズインフォマティクス(MI)、プロセスインフォマティクス(PI)
 2-3 高分子材料・プロセス設計におけるデジタル技術活用の課題
  (1) シミュレーションの課題
  (2) インフォマティクスの課題
  (3) MI・PIに向けたデータベース構築の課題

3.開発・適用事例
 3-1 マルチスケールシミュレーションによる樹脂粘弾性予測
 3-2 MIによる少数データを用いた樹脂材料設計
 3-3 高分子分離膜の設計
  (1)分子シミュレーションによる膜表面設計
  (2)マルチスケール相分離シミュレーションによる多孔構造設計
    (3)PI・シミュレーションによる紡糸プロセス安定化
 3-4 データベース・電子実験ノートにおける収録データの統合的な活用

4.まとめ

質疑応答

スケジュール
◆第一部◆ 10:30~12:00(90分間)
◆昼休憩◆ 12:00~13:00(60分間)
◆第二部◆ 13:00~14:30(90分間)
◆小休憩◆ 14:30~14:45(15分間)
◆第三部◆ 14:45~16:15(90分間)
キーワード
マテリアルズインフォマティクス,高分子材料設計,シミュレーション,データ分析,セミナー
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