★製品品質を左右する泡のメカニズムを基礎から産業応用まで分かりやすく解説します!

泡の基礎知識と生成・消泡のメカニズム【アーカイブ配信】
~泡の構造と性質・安定性の評価方法・消泡のメカニズム~

こちらは8/26(火)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
泡生成・消泡【アーカイブ配信】
セミナーNo.
250815A
配信開始日
2025年08月27日(水)
配信終了日
2025年09月03日(水)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
奈良女子大学 研究院自然科学系化学領域 博士 教授(工学)吉村 倫一 氏
【ご専門】コロイド・界面化学

【学会】
・日本化学会コロイドおよび界面化学部会 役員会幹事
・日本化学会コロイドおよび界面化学部会 関西支部 役員
・日本油化学会 関西支部 常任幹事
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。
お申込みご希望の方は 【こちら】からお問い合わせください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・こちらは8/26(火)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日以降にセミナー資料(PDF形式)、閲覧用URLをお送りします。
・閲覧用データの編集は行っておりません。

 セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・若手技術者や新人の方
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から丁寧にわかりやすく解説いたします。
習得できる知識
・泡の生成に必要な界面と界面活性剤の性質について理解できる。
・泡の構造と性質について化学的および物理的な観点から体系的に学べる。
・泡の生成・安定性・消泡の基礎理論とメカニズムを習得できる。
・起泡力と泡沫安定性に影響を与える物理化学的因子について理解できる。
・泡の構造と安定性の評価方法について最新技術も含めて習得できる。
・泡の産業利用における最新動向について把握できる。
趣旨
 泡は、私たちの生活を豊かにする上で重要な役割を果たし、日常生活や工業プロセスにおいて不可欠な存在です。一方、塗料やインクなどの分野では、泡は製品品質を損なう要因にもなります。このように泡は、場面によって好ましい場合と好ましくない場合があり、泡の産業利用を効果的に進めるためには、泡の構造・性質、生成・安定性・崩壊のメカニズムを正しく理解することが重要です。
 本セミナーでは、まず泡の構造と性質について、化学的および物理的な観点から体系的に説明します。続いて、泡に不可欠な界面の性質と界面活性剤の基礎概念について解説します。これらの基礎知識を踏まえた上で、泡の生成・安定性・崩壊・消泡に関する基礎理論とメカニズムを詳しく説明します。さらに、起泡力と泡沫安定性に影響を及ぼす物理化学的因子(動的表面張力、界面粘弾性、分離圧など)について、原理、測定方法、データの解釈、泡沫特性との関係性を具体的に紹介します。加えて、泡の構造と安定性を評価するための最新技術についても解説し、最後に、産業応用を視野に入れた泡に関する研究技術の動向について紹介します。
プログラム

1.泡の構造と性質
 1-1. 泡とは~身近な泡・泡の分類~
 1-2. 泡の構造~ウェットフォームとドライフォーム~
 1-3. 泡の性質~排液とプラトーボーダー~
 1-4. 毛管圧・ラプラス圧とオストワルド熟成

2.泡に不可欠な界面と界面活性剤の基礎
 2-1. 泡の生成に必要な界面の役割
 2-2. 泡生成のための界面活性剤~種類と特徴~
 2-3. 気/液界面での吸着挙動
 2-4. ミセルの構造と性質

3.泡の生成・安定性・崩壊・消泡のメカニズム
 3-1. 泡の生成プロセスとメカニズム
 3-2. 泡の崩壊メカニズムと制御
 3-3. 泡の発生の各種方法
 3-4. 起泡力と泡沫安定性の評価方法
 3-5. 消泡の基本原理とメカニズム
 3-6. 消泡剤の作用機構

4.起泡力と泡沫安定性に影響を与える物理化学的因子
 4-1. 静的表面張力
 4-2. 動的表面張力
 4-3. 界面粘弾性~Gibbs弾性とMarangoni効果~
 4-4. バルクのレオロジー
 4-5. 泡膜の表面電荷と分離圧

5.泡の構造と物性・安定性を評価する最先端技術
 5-1. 透過光・後方散乱光による評価
 5-2. 動的フォームアナライザによる評価
 5-3. 小角散乱による評価
 5-4. 電子顕微鏡による評価

6.産業を支える泡技術の最前線
 6-1. 身体洗浄剤への応用~アミノ酸系界面活性剤による泡技術~
 6-2. 食品分野への応用~ポリグリセリン系界面活性剤による泡技術~
 6-3. 泡沫分離による金属回収技術:泡で資源を取り出す
 6-4. ファインバブルへの応用:次世代産業を変える微細泡の力
 

 

キーワード
泡,界面活性剤,生成,崩壊,消泡,起泡力,産業利用,セミナー
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