触媒研究開発、工業化の進め方と課題、起こり得るトラブルと対策の具体例を解説!

触媒、触媒反応の研究開発から工業化【アーカイブ配信】
~スケールアップ技術・トラブル対策~

こちらは9/3実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
触媒【アーカイブ配信】
セミナーNo.
250920A
配信開始日
2025年09月04日(木)
配信終了日
2025年09月18日(木)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
CaZeo Tech代表博士(工学)萬ヶ谷 康弘 氏
【専門】
触媒化学、機器分析、研究開発マネジメント
【略歴】
京都大学工学研究科修士課程において触媒化学講座を修了後、大手化学メーカー、分析会社、中堅化学企業、ベンチャー企業、と、種々の化学企業において、探索から研究開発、製造スケールアップや顧客対応など一貫して触媒工業化の実務に従事した。この間、光触媒関連で博士号(工学)取得(大阪大学)。酸触媒、ゼオライト、酸化物触媒、金属触媒など多種類の触媒の開発から各種成型方法による触媒工業化に携わる。現在、種々の触媒工業化経験を基に、研究開発から工業化に至る技術アドバイザーとして活動中。
【活動】
触媒学会、石油学会、ゼオライト学会、水素エネルギー協会
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
 ★3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは9/3実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料を郵送します。動画のURLはメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・企業や研究機関において、触媒および触媒を用いた反応の研究・開発・製造・プロセス開発にかかわる技術者・研究者、R&D戦略担当の方
・触媒工業化の手順、基礎的事項、スケールアップなどの全般的知識を修得したい方
・触媒にかかわる新規テーマを探している方
・化学、石油・天然ガス、エネルギー、環境・SDGs関連分野に従事する方
習得できる知識
・触媒の研究開発動向、工業化手順、触媒活性の試験方法、触媒のキャラクタリゼーション方法、
 触媒製造工程、工業触媒の経時変化と対策法、トラブルへの対応例
・探索から工業化、顧客対応まで
・触媒に関連する新規テーマの現状
趣旨
 化学工業に限らず、CO2削減やリサイクル、地球環境問題の解決に大きな貢献が期待される触媒技術に関心を寄せる研究機関や企業が多く見られます。本講座では、触媒に関係するテーマ探索から、研究開発、工業化へと進めてゆくに当たり、必要となる技術や注意点について実践的な解説を行います。触媒特性や成型技術、触媒反応器との対応、キャラクタリゼーション方法、経時的な変化や法規制対応、現場で生じるトラブルなど、触媒開発や工業化にご興味を持つ方々にとって必須となる知識や技術をご紹介します。
プログラム

1.触媒工業化の基礎
  1-1.産業としての触媒
  1-2.触媒工業化プロセス
2.触媒化学の基礎
  2-1.工業的に利用される触媒の種類と特徴
   ・金属触媒
   ・酸化物触媒
   ・酸触媒
   ・光触媒、固定化触媒
   ・重合触媒
   ・注目される触媒材料
  2-2.触媒性能評価装置
  2-3.触媒のキャラクタリゼーション方法
   ・工業化プロセスに応じた分析
   ・研究開発段階から工業化への必要な分析手法
  2-4.触媒が関連する研究開発テーマの探し方・進め方
   ・先行技術・特許調査
   ・関係学会の動向
   ・共同研究
   ・公的資金の活用
3.地球環境に貢献する触媒技術
  3-1.CO2利活用分野
   ・回収技術
   ・化学品への転換
   ・プラスチック原料製造
  3-2.新エネルギー分野
   ・e-fuel
   ・メタン
   ・水素―燃料電池
   ・エネルギーとしてのアンモニア
  3-3.廃棄物・排ガス処理
4.触媒および触媒反応の工業化
  4-1.触媒反応プロセスのスケールアップ
   ・反応相による違い
   ・段階的なスケールアップ
   ・反応器と固体触媒特性
  4-2.触媒成型方法
   ・反応方式と触媒形状
   ・成型方法と触媒形状
   ・成型機器
   ・成型方法の比較と特徴
  4-3.触媒製造のスケールアップ
   ・触媒製造プロセス
   ・プロセス毎の留意点
   ・内製と外製
  4-4.法規制対応
   ・触媒製造に関連する法規制
   ・取り扱い時の法規制
  4-5.触媒製造、触媒反応における排出ガス
   ・製造プロセスにおける排ガス対策
   ・CO2排出量対策
  4-6.次世代の触媒探索、製造、反応プロセス
5.触媒の種類に応じた性能経時変化、トラブル対策
  5-1.触媒性能の経時変化
   ・経時変化のパターン
   ・劣化試験
  5-2. 触媒劣化のパターン
   ・構造変化
   ・シンタリング
   ・被毒
   ・コーキング
  5-3.触媒再生方法とリサイクル
   ・オンサイト再生とオフサイト再生
   ・触媒のリサイクル
  5-4.触媒製造におけるトラブル
   ・原料
   ・製造装置
  5-5.触媒反応におけるトラブル
   ・充填時のトラブル
   ・反応前後、抜き出し時のトラブル
6.まとめ

キーワード
触媒,排気ガス,学会,自動車,オンライン,WEBセミナー
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