EU/アメリカ/中国/ASEAN/台湾/韓国などに化粧品を輸出する際の留意事項を解説!

各国化粧品規制の解説/検索手法と申請・登録・届け出書類作成のポイント【LIVE配信】
~各国の規制枠組みや最新規制知る手順/化粧品処方の基準/届け出書類の作成準備を解説~

【LIVE配信】はリアルタイムLIVE視聴のみで、アーカイブ配信はありません。
【アーカイブ配信:10/2~10/10(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、 アーカイブ講座のページ からお申し込み下さい。

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー概要
略称
化粧品規制【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2025年09月30日(火) 13:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
K2ラーニング 代表 久保田 克彦 氏
【ご経歴】
 元BASF (ドイツ化学会社):ドイツ本社(ポリマーのプロダクトマネジメント)、
 香港アジア地域事業部(パーソナルケア事業部のアジア統括)
  ・リーディング化粧品メーカーとの共同研究開発
  ・無機化学メーカーとの共同研究開発
 その後、個人事務所 K2ラーニング設立
 JETRO:海外展開支援専門家事業のアドバイザー
  ・化粧品企業の海外展開支援の一環で化粧品規制のガイダンスサポート業務
  ・海外開拓支援事業の化粧品展示会COSMOPROF香港に
    参加企業へのサポートとセミナー講演
  ・JETROと埼玉県合同の化粧品海外展開セミナー講演
 ハンズオン支援(業務委託契約)
  ・横浜市の中小企業海外市場開拓支援事業でのアドバイザー:
    ベンチャー企業が開発した新規化粧品原料のアジア進出を
    支援(中国:化学品、化粧品規制など)
  ・中堅化粧品企業と海外化粧品規制対策の顧問契約:
    化粧品の海外ビジネス展開のための化粧品規制の
    ガイダンス支援と届出書類の作成サポート
  ・海外新興企業(フランス・ドイツ)と
    日本市場ビジネス開拓支援アドバイザー契約
 セミナー講演
 グローバル化粧品規制の対策

【ご紹介】
JETROで化粧品分野の海外展開のアドバイザー(海外ビジネス開拓のマーケティング支援を専門に)をしていた折、海外の化粧品規制が解らなくて困っているとの問い合わせを多くいただき、専門外ではありましたが、調査を重ねていきついたのは各国の化粧品監督機関の規制サイトでした。各国規制の情報の収集と整理に時間はかかりましたが、その経験を活かして化粧品メーカーの化粧品規制対策アドバイザーを務めておりました。化粧品メーカーのチームと協業した経験をもとに、現場で役立つ情報を提供するセミナーになればと思っています。
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付【PDFにて配布いたします】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
【アーカイブ配信:10/2~10/10(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、 アーカイブ講座のページ からお申し込み下さい。
講座の内容
受講対象・レベル
・化粧品登録・届け出業務の担当者
 (品質管理担当者や薬事業務担当者:日本及び海外の化粧品申請書類の作成)
・化粧品処方設計者:原料の選択から処方設計の担当者
・他
 -輸出先の代理店・販売店との交渉担当者
 -化粧品ブランド・マーケティング担当者:(世界ブランドのコンセプト要件)
習得できる知識
・国際的な化粧品規制のハーモニゼーション推移と各国の規制枠組みがわかる
・各国の規制監督機関サイトから最新の規制内容を知る手順がわかる
・各国規制に合致した化粧品処方の基準がわかる(原料・処方のデータベースのモデル)
・各国化粧品届け出書類の作成準備ができる(PIFなど)
・他
 -化粧品ブランドマネジメントやマーケティング戦略の検討時に、情報提供できる
 -関係者(海外代理店、OEM供給先、原料メーカーなど)と
      規制に関連した、コミュニケーションを改善できる
・実務現場での検証プロセス(輸出可能性や課題のチェック)
・化粧品の海外輸出をスムーズに進めるための準備
 1)規制を知る
 2)化粧品のフォーミュレーションを検証する*(原料と処方チェック)
 3)配合原料の情報(SDSなど)を確認する*
 4)パッケージ・ラベルを検証する
 5)届け出書類(ドラフト)を作成してみる
  *2. 3.: 原料メーカー、OEMメーカーとの契約を確認する
趣旨
化粧品規制の国際的なハーモニゼーション(ICCR)は進展しているものの、未だ各国で規制の違いは存在しています。
また化粧品の安全性追求を目的としたリスク原料への規制強化など、規制改訂は進んでいます。(EUがリード)
化粧品製品の開発段階から、最新の規制を理解し将来の方向性を把握することで、輸出を検討する際のアドバンテージになります。
海外主要国の化粧品規制の体系的な理解から始まり、各国の規制内容を把握するための検索手順と重要ポイントをお示しします。
最後に各国の届け出書類の作成準備へのガイダンスを提供できればと思います。
プログラム

 1.化粧品規制の国際的な協調(ハーモニゼーション)の
       推移とリーダーシップ(EU)を知ることの意味

  1-1 ICCR (International Cooperation of Cosmetic Regulation):化粧品規制協力国際会議
  1-2 Meetings 優先課題を知り将来の規制基準と方向性を解説
 2.世界各地域の規制:各国の化粧品規制監督サイトから各規制の構成と重要項目を解説
  2-1 EU: 世界の化粧品規制協調をリードするEUの化粧品規制をフォローすることの重要性
   ・EC European Commission (欧州委員会) / Cosmetics 規則Regulation (EC) No 1223/2009 
    -化粧品原料リスト:CosIng (Cosmetic Ingredients database): Annex II, III, IV, V, VI
    -リスク原料プロダクトグループの規制:Nanomaterials, Fragrance allergens, CMR 
    -SCCS (Scientific Committee on Consumer Safety):
         安全性評価組織による安全性レポート
   ・届け出手順:Cosmetic products notification portal (CPNP) 
  2-2 USA: EUともに影響力を持つFDAの化粧品規制と改正動向(MoCRA)に注目
   ・FDA U.S. Food and Drug Administration/化粧品法Titel 21: Food And Drugs/Chapter 9:
    -化粧品法の改正:MoCRA (Modernization of Cosmetics Regulation Act of 2022) 
    -化粧品原料の安全性評価:
       CIR (Cosmetic Ingredients Review) 安全性レポート、制限リスト
   ・届け出手順:VCRP (Voluntary Cosmetic Registration Program) の改訂
  2-3 中国:2021年に刷新された独自の規制体系(CSAR 2021)と頻繁な改訂内容
   ・中国 国家薬品監督管理局 NMPA (National Medical Products Administration) 
    -化粧品監督管理条例 (CSAR) Cosmetic Supervision and Administration Regulation)
    -化粧品の安全性技術規範2021・
        使用済み化粧品原料目録2021(既存原料リストと新規原料の登録)
    -化粧品の適正製造基準(化粧品GMP)
   ・届け出手順:オンラインプラットフォーム (2021)
  2-4 ASEAN: EU規制を忠実にならったASEANとしての共通規制(ACD)
   ・ACD (ASEAN Cosmetic Directive)としてASEAN10か国で承認され、2008年1月に発効
    -規制のガイドライン: Appendix: Labelling, PIF, GMP, Contamination guidelinesなど
    -原料の規制リスト: Annexes II, III, IV, VI, VII  
   ・各国の監督規制サイト:シンガポール、マレーシア、タイ
  2-5 台湾:日本の規制の影響を受けながらも国際化する動向を解説
   ・台湾 衛生福利部食品薬物管理署Taiwan Food and Drug Administration 
    -化粧品衛生安全管理法 / 施行規則
    -化粧品製品情報ファイル(PIF)・
       化粧品適正製造基準(cGMP)・化粧品制限成分リスト
   ・届け出手順:化粧品登録プラットフォーム
  2-6 韓国:日本の規制の影響を受けながらも国際化する動向を解説
   ・韓国 食品医薬品安全省Korea Ministry of Food and Drug Safety 
    -化粧品法 / 化粧品法施行令 /  化粧品法施行規則 (告示)
    -化粧品の安全基準の改訂:
      禁止原料・制限成分リスト・化粧品の製造及び品質管理の基準(cGMP)
   ・届け出手順:化粧品の電子請願窓口
  2-7 他国の規制監督サイトを検索:インド・ブラジル
 3.化粧品届け出(Notification)制度での主な届け出書類・データを解説
  3-1 PIF (Product Information File) 化粧品製品情報ファイル
   ・EU: Regulation (EC) No 1223/2009  Chapter III  Article 11  (他国のベンチマーク)
   ・ASEAN:ACD (ASEAN Cosmetic Directive)  Appendix  (EU規制に順ずる構成と内容)
   ・その他:中国、台湾など
  3-2 パッケージとラベルに関する規制を解説
   ・EU:Regulation (EC) No 1223/2009  Chapter VI Article 19  Labelling 
   ・US FDA: Fair Packaging and Labeling Act (FPLA)、Cosmetic Labeling Guide
 4.その他関連する重要規制を解説
  4-1 IFRA (The International Fragrance Association):
      国際的香料業界の組織(世界24か国からメンバー参加)
   ・IFRA Standards: 最新の規制基準・香料原料の制限リスト
  4-2 REACH 規則(化学物質)とEU化粧品規制(化粧品原料)の関連
   ・ECHA (European Chemical Agency: 欧州化学機関):
        化学物質の安全管理(REACH規則やCLP規則)
  4-3 安全性が危惧されている原料に対する規制の動向(EU、US FDA、REACH規制)を解説
   ・PFAS
   ・アレルギーリスクのある原料 (香料、Hair Dyes)
   ・ナノマテリアル(Nanomaterial)
   ・マイクロプラスチック (Microplastic / Microbeads)
 5.影響力のある化粧品業界:役に立つ情報を解説
  5-1 USA (The Personal Care Products Council: PCPC):INCIネームの登録組織
  5-2 EU (Cosmetics Europe: The Personal Care Association):化粧品規制ガイドライン文献
  5-3 韓国:Korea Cosmetic Association (KCA):
      韓国メーカーの海外ビジネス展開を支援情報

【質疑応答】

キーワード
化粧,原料,規制,海外,届け出,申請,書類,成分,セミナー,研修,WEB,LIVE
関連するセミナー
関連する書籍
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索