処方開発に必要な基本的な理論から、実践的な応用例までを丁寧に解説します

クレンジング製剤における処方設計とトラブル対応【LIVE配信】
☆クレンジング製剤の処方設計時にみんなが必ず陥る課題とその対処法について解説致します!!

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

【アーカイブ配信:1/20~1/28(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
クレンジング化粧品【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2026年01月19日(月) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(有)久光工房 チーフ エグゼクティブ アドバイザー  松尾 真樹 氏

【専門】
界面化学、化粧品製剤学

【略歴】
・株式会社クラブコスメチックス(1999年4月~2005年4月)
・株式会社ファンケル(2005年4月~2008年5月)
・株式会社マンダ厶(2008年5月~2019年4月)
・化粧品原料会社(2019年4月~現在)
・化粧品会社技術顧問(2023年6月~現在)
・有限会社久光工房(2023年10月~現在)
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付

【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。

・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は前日までに、お伝えいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
 複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

【アーカイブ配信:10/14~10/22(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。
講座の内容
受講対象・レベル
・基礎的な知識の整理から応用技術まで、幅広くカバーします。
・クレンジング製剤に関する基礎知識の復習にも適した内容です。
・基礎から応用までを体系的に学べる構成となっています。
・実務経験のある方はもちろん、基礎を再確認したい方にもおすすめです。
・処方開発に必要な基本的な理論から、実践的な応用例までを丁寧に解説します。
習得できる知識
〇 水系クレンジング製剤の処方設計の基礎
〇 クレンジングオイル製剤の処方設計の基礎
〇 バイコンティニュアス製剤の処方設計の基礎
趣旨
 処方(製剤)特性を界面化学の視点から正しく理解することで、スピーディーかつ効率的な処方設計が可能になります。
 スピード感のある製品開発が求められる現在、安定性と機能性を両立した新規処方を効率よく設計するためには、「界面化学に基づく処方設計の考え方」がますます重要になっています。

 しかしながら、実際の開発現場では、界面化学的な理論と処方設計の実務をどのように結びつければよいのか、判断に迷う場面も少なくありません。処方設計技術者にとっての共通の悩みのひとつです。

 今回の講演では、日々の業務に追われる中でも、処方開発中に直面しがちな技術課題を「腑に落ちる」形で理解いただけるよう、クレンジング製剤を題材に、界面化学の基本的な考え方と処方への応用をわかりやすく紐解いて解説します。
プログラム

 1. 水系クレンジング料の処方設計の基礎
  1.1 全成分を読み解こう
  1.2 全成分から見えるクレンジングメカニズムと処方開発の方向性
  1.3 最適な界面活性剤について
  1.4 水系クレンジング料の宿命!曇点について
   ・ なぜ曇点が生じるの?そのメカニズム
   ・ 曇点が製剤に及ぼす影響
   ・ 対処方法について
  1.5 みんなが必ず陥る課題 その1
   ・ pH緩衝液(電解質)が及ぼす影響とそのメカニズム
   ・ 対処方法について
  1.6 みんなが必ず陥る課題 その2
   ・ 多価アルコールが及ぼす影響とそのメカニズム
   ・ 対処方法について
  1.7 みんなが必ず陥る課題 その3
   ・ 防腐剤が安定性に及ぼす影響とそのメカニズム
   ・ 対処方法について
  1.8 みんなが必ず陥る課題 その4
   ・ 低温で白濁するメカニズム
   ・ 対処方法について
  1.9 クレンジング力をUPさせる方法
   ・ クレンジング力をUPさせる考え方
   ・ 適した成分とは?
   ・ 注意点
  1.10 水系クレンジング料の骨格処方
   ・ クレンジングローションの処方骨格
   ・ 水系クレンジングジェルの処方骨格

 2. クレンジングオイルの処方設計の基礎
  2.1 クレンジングオイルの処方構成
  2.2 全成分を読み解こう
  2.3 全成分から見えるクレンジングメカニズムと処方開発の方向性
  2.4 油剤について
   ・ メイク品の全成分を読み解こう
   ・ 油剤の役割・適した油剤とは?
   ・ お勧めする油剤の構成について
  2.5 界面活性剤について
   ・ 界面活性剤の役割と課題
   ・ 洗い流し性と安定性がトレードオフである理由とその対処方法
   ・ 適した界面活性剤の構造
  2.6 みんなが必ず陥る課題 その1
   ・ 外観が白濁するメカニズム
   ・ なぜ水を少量添加すると外観が透明化するのか?そのメカニズムについて
  2.7 みんなが必ず陥る課題 その2
   ・ 植物油が安定性に及ぼす影響とそのメカニズム
   ・ 対処方法について(界面活性剤の組み合わせ方)
  2.8 耐水性を付与する方法
   ・ メカニズムについて
   ・ テクニック(界面活性剤の組み合わせ方)
  2.9 すすぎ時のゲル化抑制方法
   ・ メカニズムについて
   ・ 対処方法について
  2.10 クレンジングのオイルの骨格処方
  2.11 界面活性剤の構造粘性を利用して増粘させる方法
   ・ 増粘メカニズムについて
   ・ 界面曲率とは
   ・ 界面曲率0を狙う!曲率調整方法について
   ・ 粘度調整の仕方について
   ・ 注意点

 3. バイコンティニュアス型クレンジング料の処方設計の基礎
  3.1 全成分を読み解こう
  3.2 バイコンティニュアス構造
   ・ バイコンティニュアス構造について
   ・ 構造の確認方法
   ・ クレンジング力の駆動力について
  3.3 処方設計のポイント
   ・ 界面曲率0に調整する方法(界面活性剤の選定)
   ・ 界面活性剤の組み合わせ方(界面膜を柔軟にする方法)
   ・ 溶剤の活用(界面膜を柔軟にする方法)
  3.4 みんなが必ず陥る課題 その1
   ・ バイコンティニュアス製剤はなぜピンポイント処方なのか?
     そのメカニズムについて
   ・ 高温安定性を改善する方法
   ・ 低温安定性を改善する方法
  3.5 みんなが必ず陥る課題 その2
   ・ pH緩衝液(電解質)が及ぼす影響とそのメカニズム
   ・ 対処方法について
  3.6 みんなが必ず陥る課題 その3
   ・ 各種成分(防腐剤や香料)が安定性に及ぼす影響とそのメカニズム
   ・ 対処方法について
  3.7 みんなが必ず陥る課題 その4
   ・ 植物油が安定性に及ぼす影響とそのメカニズム
   ・ 対処方法について
  3.8 バイコンティニュアス型クレンジング料の骨格処方

 【質疑応答】

キーワード
開発、処方、設計、研修、講習会、化粧品、スキンケア、WEB
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