★技術者や研究者が「未来の事業」をリードする!
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。
特に以下のような課題・意欲を持つ、若手・中堅の技術者、研究者、事業企画担当者に最適です。
・「自分の技術」が5年後、10年後も通用するのか、という不安を持ち、未来の事業機会を自ら発見したい方
・変化が激しい時代に、上司や経営層に頼らず、自ら未来を予測・設定し、戦略を提言できるスキルを身につけたい方
・「シナリオプランニング」という言葉は知っていても、具体的なステップ、ワークショップの進め方、「兆候」のモニタリングといった実務ノウハウを学びたい方
・技術者から「未来をデザインする事業家」へとキャリアアップを目指す方
「どのような未来であっても、柔軟に対応して、事業として常に勝つ!」
急速な技術進化と不確実性の高まりは、従来の予測的な事業計画を無効化しつつあります。技術者・研究者こそ、未来の不確実性を理解し、複数のシナリオを想定した上で、自社の技術を最大限に活かす戦略を構想する力が求められています。
しかし、シナリオプランニングは強力なツールである一方、その「具体的な進め方」や、想定されたシナリオ下で「競争優位を確立するための戦略コンセプト」をどう発想するか、という点に多くの組織が課題を抱えています。
本セミナーでは、20年以上の新規事業開発・R&D戦略コンサルティングと技術系スタートアップ支援・投資の最前線の経験をもとに、シナリオプランニングを活用した未来シナリオ構想と競争力のある戦略発想のための重要コンセプトを紹介します。
(1)未来洞察の基本:
ロイヤル・ダッチ・シェルや横河電機などの
選考事例を交えたシナリオプランニングの体系的な理解
(2)実務ノウハウ:
「記入例」付きで、不確実性分析からシナリオ構想、
戦略コンセプト企画までの具体的なステップを解説
(3)戦略コンセプト:
アンゾフ、競争戦略、エコシステム戦略など多様な切り口から
競争力のある戦略を発想するための重要コンセプトを習得
この機会を通じて、不確実な時代における「未来への感度」を高め、自社の未来を自ら設計できる力を身につけてください。
1.未来を洞察するためのシナリオプランニングとは
・未来は読めないが、未来への感度を高める
・シナリオプランニングのプラクティス事例 ~ロイヤル・ダッチ・シェル、横河電機~
・シナリオプランニングによる未来起点での戦略構想とは
・未来シナリオを複数想定し、どのシナリオでも勝つための戦略を考える
・シナリオプランニングにより組織・メンバーの柔軟性を高める
・シナリオプラニングの3つメリット
2.「記入例」によるシナリオプランニングの具体的なステップ(中長期スパンの場合)
・ステップ1.市場分野のトレンド把握
・ステップ2.市場トレンドのインパクトおよび不確実性分析
・ステップ3.市場トレンドの因果関係マップの作成とシナリオ構想
・ステップ4.シナリオ毎に「戦略コンセプト」企画、重点課題の明確化
3.(ショート演習)リアルテーマによる「市場トレンドのインパクトおよび不確実性分析」
4.ワークショップの効果的な進め方
・ワークショップの「準備」:ビジョン・目標、スコープ設定、メンバリング
・ワークショップの「実施」:多様なメンバーによるトレンド整理、シナリオ構想
・戦略実行とモニタリング:戦略構想、「兆候(=シグナル)」の設定
5.市場分野のトレンド把握のためのマーケットリサーチの基本(B2Bの場合)
・2次情報:WEB調査、新聞雑誌記事調査、調査レポート・書籍調査、国内データベース、調査会社への委託
・1次情報:顧客ヒアリング準備・実施・まとめのポイント、フィールド調査により「五感」で暗黙知を見出す
6.競争力のある「戦略コンセプト」企画のための重要コンセプト
・アンゾフの成長マトリックスの4つの戦略
・プロダクトライフサイクルのステージ別戦略
・「競争と協調」の競争戦略
・グローバルマーケティング戦略
・技術ブランド戦略
・オープン&クローズ戦略
・アライアンス・M&A戦略、エコシステム戦略
(参考資料)
・戦略発想のためベンチマーキングすべきベストプラクティス事例(B2C、B2B)
≪質疑応答≫
※希望者にはセミナー後にWEBでの個別コンサルティングを無償で行います。(後日でも可)
※経営コンサル会社に所属されている方は参加不可です。