☆分散が安定しない原因を、添加剤メーカーならではの視点で解説します。
粒子と分散剤の相互作用を事例でひも解きながら、分散剤選定、配合設計、塗布・乾燥時のトラブル対策までを具体的に理解できます。
Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
1.粒子の分散安定化の基本概念
1-1 分散工程での吸着と凝集防止
1-2 粒子表面と吸着の考え方
1-3 再凝集防止と安定化機構
2.湿潤分散剤の構造と特徴と選択のポイント
2-1 粒子と吸着基との関係の視点
2-2 溶媒やバインダーとの関係の視点
2-3 直鎖型・分岐型・ABブロック型・超分岐型の構造と特性
2-4 熱可塑性樹脂でのカップリング剤
3.様々なアプリケーションでの推奨:事例と着目点
3-1 有機顔料の分散安定化
(1) インクジェットでの微細化と特性から
3-2 カーボン系粒子の分散安定化
(1) 塗料での微細化と漆黒性
(2) リチウムイオン電池での粘性と電池特性
(3) 複数の粒子の共凝集
3-3 金属酸化物系粒子の分散安定化
(1) 表面処理の異なる二酸化チタンでの分散粘度と膜特性
3-4 非酸化物系無機粒子の分散安定化
(1) 窒化ホウ素、窒化アルミ、(アルミナ)の充填率と粘度
4.塗布乾燥における不具合と対策
4-1 基材への濡れ:表面張力
4-2 泡の抑制:泡の安定化メカニズムと消泡剤
4-3 沈降の防止:レオロジーコントロール剤
4-4 塗布形状の保持:レオロジーコントロール剤
4-5 塗膜の平滑性:ベナードセルとマランゴニ効果
5.再生産可能原料・バイオベースの添加剤