☆分散が安定しない原因を、添加剤メーカーならではの視点で解説します。
 粒子と分散剤の相互作用を事例でひも解きながら、分散剤選定、配合設計、塗布・乾燥時のトラブル対策までを具体的に理解できます。

粒子の分散安定化と事例から学ぶ分散設計のポイント【LIVE配信】
~ 分散剤選定から塗布・乾燥トラブル対策まで ~

Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。

セミナー概要
略称
分散安定化【WEBセミナー】
セミナーNo.
260461
開催日時
2026年04月09日(木) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
ビックケミー・ジャパン(株) シニアソリューションナビゲーター 若原 章博 氏

【ご専門】塗料・インキ・プラスチック向け添加剤
【ご活躍】
塗料会社にて自動車用塗料の設計・ラインフォロー等に従事。ビックケミー入社後は塗料・インキ・カラーフィルター・電池向けなどで、粒子の分散・塗布性の改善・レオロジーコントロール・膜特性の向上の面において、製品開発と技術紹介をすすめる。
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
 ・1名46,200円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
 ・10名以上で申込される場合は大口割引がございます。
  お気軽にメールでご相談ください。info@rdsc.co.jp
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちら からミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・粒子の分散を実際行っておられる技術者。
・分散体を用いて塗布・乾燥・成膜・成形などを行っておられる技術者。
・塗膜・フィルム・電池・成形品・電子部品などで、粒子の混合系を扱っておられる方。
必要な予備知識
・特に必要ないが、実際に分散経験のある方には特に有効。
・材料化学など知見があるとより好ましいが、機械系・電気系知識も効果的。
習得できる知識
・粒子の分散安定化の基本概念。
・粒子の特性に応じた分散剤選定のポイント。
・バインダーや樹脂などの特性に応じた分散設計のポイント。
・分散体のレオロジー特性。
・塗布乾燥過程で起こる不具合とその改良方法。
趣旨
 粒子の分散安定化は、塗料・インキ・インクジェット・カラーフィルターなどにとどまらず、セラミックス・MLCC・放熱材料など電子分野や電池分野、フィルム分野でも基本技術の一つとなっている。
 本セミナーでは、分散安定化の基本的な考え方をおさえたうえで、様々なアプリケーションでの例を示しながら、分散配合や分散体の設計方法について解説する。併せて、分散体の塗布乾燥過程で生じがちな不具合(濡れ不良・泡・沈降・平滑性不良)の原因とその対策についても触れる。またバイオベースの材料も一部、紹介する。
プログラム

1.粒子の分散安定化の基本概念
 1-1 分散工程での吸着と凝集防止
 1-2 粒子表面と吸着の考え方
 1-3 再凝集防止と安定化機構

2.湿潤分散剤の構造と特徴と選択のポイント
 2-1 粒子と吸着基との関係の視点
 2-2 溶媒やバインダーとの関係の視点
 2-3 直鎖型・分岐型・ABブロック型・超分岐型の構造と特性
 2-4 熱可塑性樹脂でのカップリング剤

3.様々なアプリケーションでの推奨:事例と着目点
 3-1 有機顔料の分散安定化
  (1) インクジェットでの微細化と特性から
 3-2 カーボン系粒子の分散安定化
  (1) 塗料での微細化と漆黒性
  (2) リチウムイオン電池での粘性と電池特性
  (3) 複数の粒子の共凝集
 3-3 金属酸化物系粒子の分散安定化
  (1) 表面処理の異なる二酸化チタンでの分散粘度と膜特性
 3-4 非酸化物系無機粒子の分散安定化
  (1) 窒化ホウ素、窒化アルミ、(アルミナ)の充填率と粘度

4.塗布乾燥における不具合と対策
 4-1 基材への濡れ:表面張力
 4-2 泡の抑制:泡の安定化メカニズムと消泡剤
 4-3 沈降の防止:レオロジーコントロール剤
 4-4 塗布形状の保持:レオロジーコントロール剤
 4-5 塗膜の平滑性:ベナードセルとマランゴニ効果

5.再生産可能原料・バイオベースの添加剤

キーワード
微粒子,分散剤,分散安定化,添加剤,セミナー
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索