2018年03月26日(月)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
47,025円
(本体価格:42,750円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
有機合成を専門に研究している研究技術者には結晶作りの“コツ”を伝授。
晶析技術に関わっている研究技術者には、より深い結晶品質制御の“戦略”を伝授。
・再沈・再結晶でのトラブル回避の実践的手法
・結晶純度、結晶形態、結晶多形、粒径分布改善法のコツ
・結晶品質制御の戦略
・DSC、XRD、測定データの実践的活用法
・回分冷却晶析、非(貧)溶媒添加晶析、反応晶析法のコツ
・オイルアウト現象の理解
・連続フロー製造の考え方
分離精製や粒子群製造の目的で「再沈」や「再結晶」と呼ばれる操作が行われている。ところが、その操作の少しの違いが、沈殿物である結晶粒子群の品質に影響を与え、生産性にも大きな影響を与えることがある。例えば、純度、粒径分布、結晶外形、結晶多形に関わる問題である。この結晶性物質に品質を作り込むプロセス技術が「晶析技術」である。そこで、このセミナーでは、「再沈」「再結晶」と「晶析技術」との接点にふれながら、どういう操作で結晶品質を改善できるのか、そしてその操作の本質は何なのかを解説する。普段有機合成を専門に研究している研究技術者には結晶作りの“コツ”について、そして普段から晶析技術に関わっている研究技術者には、最近話題の連続フロー製造の考え方など、より深い結晶品質制御の“戦略”について答えたい。
1.再沈・再結晶と晶析操作との接点
-現場で遭遇するトラブル-
1.1 結晶品質に関するトラブル事例
1.2 有機合成と晶析操作との接点
1.3 晶析操作の目的と原理
2.再沈・再結晶での結晶化の解析とその速度論
-現場で起きている結晶化を改善するための基礎的考察-
2.1 再沈での結晶成長
2.2 結晶化の推進力と固液平衡
2.3 核発生と成長速度論
2.4 結晶粒子群品質
2.5 DSCデータから何を読み取るか
2.6 XRDデータから何を読み取るか
2.7 事例と演習で理解する結晶化の推進力
3.結晶化現象のメカニズムとその制御
-再沈・再結晶に関わる具体的問題解決アプローチを理解する-
3.1 結晶品質に関するトラブル事例
3.2 結晶多形変化
3.3 結晶形態変化に及ぼす操作因子
3.4 粒径分布の考え方
3.5 結晶純度改善のためのテクニック
3.6 オイルアウト現象のメカニズムとその回避法
3.7 結晶粒子群の連続フロー製造
3.8 演習で理解する結晶品質の制御
4.晶析操作の設計と品質のつくり込み
-結晶品質を作り込むための戦略を理解する-
4.1 再沈・再結晶による精製操作の基本戦略
4.2 冷却温度プログラム設計
4.3 非(貧)溶媒添加晶析での操作戦略
4.4 スケールアップの留意事項
5.最新トピックス紹介
-最先端のラボで使われている技術紹介-
5.1 回分から連続フロー製造への展開
5.2 オンラインセンサー(FT-IR、ラマン)利用技術
6. まとめ