大きな注目を浴びる量子コンピュータ。 従来のノイマン型コンピュータから量子コンピュータへ!
ビジネス・製造業にどのように展開できるか? 入門~最新動向まで。 材料設計や機械学習にも。

量子コンピュータ入門【WEBセミナー】
~基礎から最新研究開発動向まで~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
量子コンピュータ【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210614
開催日時
2021年06月28日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
資料付

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー中、講師へのご質問が可能です。
講座の内容
習得できる知識
量子コンピュータの基礎知識。
量子コンピュータの最新研究開発動向。
量子コンピュータの適応可能なビジネス領域。
量子コンピュータ商用化のための技術課題。
趣旨
 量子コンピュータに対して近年大きな注目が集められています。量子コンピュータを利用することで、因数分解、機械学習、量子化学計算などのいくつかの数学的問題を従来のノイマン型コンピュータよりも高速に解くことが可能となります。そのため、現在世界規模でハードウェア開発やビジネス展開に向けた激しい競争が繰り広げられています。また2019年にGoogleは、量子超越性(Quantum Supremacy)の実証に成功したと発表を行いました。さらに近年、超伝導回路、イオントラップ、光を用いた近未来に実現可能なノイジーな中規模量子コンピュータNISQ(Noisy Intermediate Scale Quantum computer)とその実用アルゴリズム開発に大きな注目が集められています。実際IBMは2023年までに1000量子ビット級のNISQを開発すると宣言しました。加えて、量子コンピュータを制御する低温動作半導体集積回路の開発もIntelやGoogleを中心に進められています。しかしながら、誤り耐性機能を搭載した実用的量子コンピュータの実現と商用化のためには最低でも20年以上の長い時間が必要であると考えられています。
 そこで、本セミナーにおいては、非専門家向けにできるだけ平易に量子コンピュータの基礎と最新研究開発動向について紹介を行います。また、商用化に向けた問題点や技術的課題についても言及し、量子コンピュータビジネスの可能性について参加者の皆様と議論が出来ればと考えています。
プログラム

1.今何が起こっているのか?
 1.1 超伝導量子コンピュータ集積度の驚異的な増大
 1.2 Googleと中国による量子超越性実証
 1.3 HoneywellとIonQのイオントラップ量子コンピュータ

2.量子コンピュータ入門:初級編
 2.1 量子力学
 2.2 量子コンピュータの歴史
 2.3 量子ビット
 2.4 量子チューリング機械
 2.5 量子論理回路
 2.6 量子アルゴリズム
 2.7 量子コンピュータハードウェア

3.量子コンピュータ入門:中級編
 3.1 量子誤り訂正とトポロジカル表面符号
 3.2 量子超越性とGoogleと中国の実証実験
 3.3 NISQ(ノイジーな中規模量子コンピュータ) 
 3.4 NISQ向け量子/古典ハイブリッドアルゴリズム
 3.5 量子化学計算への応用
 3.6 IBM Q量子クラウドサービスを利用した量子コンピュータプログラミング

4.最新研究開発動向とトピックス
 4.1 世界の国家プロジェクト
 4.2 国内の国家プロジェクト
   (量子技術イノベーション戦略、Q-LEAP、NEDO、ムーンショット)
 4.3 量子コンピュータ開発に取り組む国内外企業
 4.4 超伝導量子コンピュータ
 4.5 シリコン量子コンピュータ
 4.6 イオントラップ量子コンピュータ
 4.7 光量子コンピュータ
 4.8 量子クラウドサービス
    (IBM Q, Rigetti QCS, Alibaba Quantum Cloud, Amazon Braketなど)
 4.9 量子コンピュータソフトウェア開発環境・プログラム言語
 4.10 量子コンピュータ周辺技術
    (クライオCMOS、希釈冷凍機、ケーブル、アンプなど)

5.課題と展望
 5.1 実用的量子コンピュータ実現のための技術課題
 5.2 ビジネス展開の可能性
 5.3 今後の展望

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