■量子コンピュータで何がどこまでできるのか?入門~最新動向・展望とは?■
■因数分解、機械学習、量子化学計算など、数学的問題も高速化!■

1日で理解する量子コンピュータ【WEBセミナー】
~基礎から最新研究開発動向まで~

★ 大きな注目を浴びる量子コンピュータ。 従来のノイマン型コンピュータから量子コンピュータへ!
★ ビジネス・製造業にどのように展開できるか? 入門~最新動向まで。 材料設計や機械学習にも。

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セミナー概要
略称
量子コンピュータ【WEBセミナー】
セミナーNo.
st211106
開催日時
2021年11月19日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、
 最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー中、講師へのご質問が可能です。
講座の内容
習得できる知識
量子コンピュータの基礎知識。
量子コンピュータの最新研究開発動向。
量子コンピュータの適応可能なビジネス領域。
量子コンピュータ商用化のための技術課題。
今後注目すべき量子コンピュータ関連技術分野。
趣旨
 2019年にアメリカ政府は、国家量子イニシアチブ法が法制化しました。また内閣府は2020年に量子技術イノベーション戦略を策定し、量子コンピュータ研究開発を重点化する方針を示しました。さらに、2021年に国内企業24社が「量子技術による新産業創出協議会」を設立し、量子技術基盤確立に向けた産学官による取り組みを開始しました。そのため、最近量子コンピュータに過剰なまでの大きな注目が集められています。
 量子コンピュータとは、量子力学原理を情報処理に積極的に利用したコンピュータのことです。量子コンピュータを用いると、因数分解、機械学習、量子化学計算、量子多体系シミュレーション等の特定の数学的問題を高速に解くことが可能となります。そのため、Google, Intel, IBM, Microsoft, Alibaba, GlobalFoundriesといった国際的大企業やRigetti Computing、Ion Q、XANADU、Psi Quantum、本源量子などのスタートアップが量子コンピュータ開発やビジネス展開に向けた取り組みを行っています。しかしながら、誤り耐性機能を搭載した実用的大規模量子コンピュータを実現するためには、少なくとも20〜30年以上の長い時間が必要であると考えられています。
 本セミナーにおいては、量子コンピュータの基礎から最新研究開発動向まで非専門家向けに可能な限りわかりやすく解説を行います。また、量子超越性実証、ノイジーな中規模量子デバイス(NISQ)、誤り耐性量子コンピュータのためのトポロジカル表面符号などの最先端トピックスに加えて、実用化に向けた技術課題、ビジネス展開の可能性についても紹介を行います。また、大型希釈冷凍器、クライオCMOS制御回路、標準CMOSプロセスを用いた量子ビット製造技術、ウエハスケール極低温自動検査技術などの今後注目すべき量子周辺技術についても解説を行います。
プログラム

1.今何が起こっているのか?
 1.1 超伝導量子コンピュータにおける量子版ムーアの法則
 1.2 HoneywellとIonQのイオントラップ量子コンピュータ

2.量子コンピュータ入門:初級編
 2.1 量子力学のための数学基礎(ベクトルと行列) 
 2.2 量子力学の基礎
 2.3 量子コンピュータの歴史
 2.4 量子ビット
 2.5 量子チューリング機械
 2.6 量子論理回路
 2.7 量子アルゴリズム
 2.8 量子コンピュータハードウェア

3.量子コンピュータ入門:中級編
 3.1 量子誤り訂正とトポロジカル表面符号
 3.2 量子超越性とGoogle及び中国の実証実験
 3.3 NISQ(ノイジーな中規模量子デバイス) 
 3.4 NISQ向け量子/古典ハイブリッドアルゴリズム
 3.5 量子化学計算への応用

4.最新研究開発動向と最先端トピックス
 4.1 世界の政策と国家プロジェクト
   (米National Quantum Initiative法, EU Quantum Flagshipなど)
 4.2 国内の政策と国家プロジェクト
   (量子技術イノベーション戦略、Q-LEAP、ムーンショット, NEDO次世代コンピューティングなど)
 4.3 量子コンピュータ開発に取り組む国内外企業
 4.4 超伝導量子コンピュータ
 4.5 シリコン量子コンピュータ
 4.6 イオントラップ量子コンピュータ
 4.7 光量子コンピュータ
 4.8 ダイヤモンド量子コンピュータ
 4.9 量子クラウドサービス
   (IBM Q, Rigetti QCS, Alibaba Quantum Cloud, Amazon Braket, Microsoft Azure Quantum Cloudなど)
 4.10 量子コンピュータソフトウェア開発環境・プログラム言語

5.課題と展望
 5.1 実用的量子コンピュータ実現のための技術課題
 5.2 今後注目すべき重要技術
   (大規模集積化プロセス、大型希釈冷凍機、クライオCMOS制御回路、極低温自動検査技術など)
 5.3 量子産学官連携
 5.4 量子人材育成


□質疑応答□

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