値限定発明・パラメータ発明について、学び始めの方から、現在関連の課題に直面している方まで、お役立ていただけます。
受講可能な形式:【会場受講】のみ
1.数値限定発明・パラメータ発明について
1.1 数値限定発明とは?
1.2 パラメータ発明とは?
2.数値限定発明・パラメータ発明の特許要件について
2.1 新規性
2.2 進歩性
1)審査基準
2)数値限定発明の類型
A.発明の課題、効果が公知発明と共通し、公知発明の延長線上にある場合であって、実験的に数値範囲を単に最適化又は好適化したものと判断される場合。
B.発明の課題、効果が公知発明と共通し、公知発明の延長線上にある場合であっても、その数値範囲における効果が予測できない程度に際立って優れた効果を示す場合。
C.発明の数値範囲において公知発明とは異なる異質な効果を示し、数値範囲に新たな技術的意義が認められる場合。
2.3 記載要件
1)サポート要件
2)実施可能要件
3)明確性要件
2.4 数値限定特許・パラメータ特許の権利行使における問題点について
1)測定方法・測定条件の記載
2)測定方法・測定条件の記載が一義的でない場合に権利行使に与える影響
3)製品ごとの物性のばらつき
4)測定結果がわずかに外れる場合
5)先使用権の抗弁
6)数値限定特許への対応法
2.5 事例研究
1)ウェットティシュ用不織布事件
2)使い捨て紙おむつ事件
3)ティシュペーパー製品事件
4)ティシュペーパー事件
3.数値限定発明・パラメータ発明の出願・権利化のノウハウ
3.1 発明発掘のポイント
3.2 発明の数値範囲において公知発明とは異なる異質な効果
3.3 臨界的意義
3.4 設定した数値が予想の範囲をはるかに超える
4.数値限定発明特許の権利行使時の主張・立証のポイント
4.1 原告側の主張・立証のポイント
4.2 被告側の主張・立証のポイント