静電気の特性や帯電・放電プロセスといった基礎、静電気対策の基本(EPAの構築、材料、イオナイザー等)、静電気問題と対策レベルの数値化・可視化、電子部品製造工程における静電気問題と対策などについて、ESD制御のスペシャリストである講師が、最近の動向や簡単な実験を含めて詳しく解説します。

半導体製造・PCBA工程における静電気問題とESD・異物対策【WEBセミナー】
~静電気とその対策の基礎から分かりやすく解説~
~効果的な対策方法からESD対策の最近の動向まで~

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セミナー概要
略称
ESD対策【WEBセミナー】
セミナーNo.
st230702
開催日時
2023年07月07日(金) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,750円 (本体価格:32,500円)
会員:  33,990円 (本体価格:30,900円)
学生:  35,750円 (本体価格:32,500円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,750円(税込)
会員価格:1名につき 33,990円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・ESD対策の担当者
・品質管理の担当者
・製造・生産技術の担当者
習得できる知識
・静電気の特性
・静電気対策の基本
趣旨
 最近の電子デバイス製造工程において、静電気帯電を起因とした問題の事例が多くなってきました。それに伴い、ESD(静電気放電)対策に関する対応が年々増えており、その内容も複雑かつ厳しい(低電位管理)内容になってきております。
 この様にESD対策は、当初は人体帯電対策(HBM)が主要なものでしたが、最近では帯電したデバイスの対策(CDM)、電子基板からの放電(CBE)やケーブルからの放電(CDE)が要因となるケースが増えてきております。それに伴い、対策もより複雑化してきております。
 今回のセミナーは、ESD対策に関する最近の動向や効果的な静電気問題の対策方法などの提案を含めた内容で開催させて頂きます。
 スライドでの解説だけではなく、簡単な実験を行いながらなるべく分かりやすい説明を心がけます。
プログラム

1.静電気の基礎
 1.1 静電気とは?(電荷・静電容量・電位)
 1.2 静電気帯電のプロセス(摩擦・剥離・誘導・帯電列)
 1.3 静電気放電(ESD)のプロセス
 
2.静電気対策の基礎
 2.1 EPA(静電気対策区域の構築)
 2.2 接地(国内・海外)
 2.3 導電性材料・拡散性材料(温湿度環境と表面抵抗値・対策レベルと表面抵抗値)
 2.4 湿度環境と静電気帯電電位の関係
 2.5 イオナイザーのイオン生成方式(DC・パルスDC・パルスAC・高周波型・HDC-AC)
 2.6 イオナイザーの性能評価(イオンバランス・減衰特性・誘導帯電・清掃期間)
 2.7 フィードバック方式のイオナイザー(優位性・注意点)
 
3.静電気による問題

 3.1 静電気放電モデル(人体帯電・デバイス帯電・PCB基板の帯電)
 3.2 潜在不良について
 3.3 帯電電位と塵埃付着の関係
 3.4 静電気問題及び対策レベルの数値化・可視化
  3.4.1 抵抗測定(拡散性対策材料)
  3.4.2 静電気測定(人体帯電測定・非接触型)
 3.5 イオナイザーの評価(チャージド・プレートモニター)
 3.6 静電気放電の検出
 
4.電子部品製造工程における静電気問題とその対策

 4.1 半導体前工程
 4.2 半導体後工程
 4.3 PCBA工程

 □質疑応答□

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