EUにおいて、2023年内にリチウムイオン電池に関する新たな規則が公布されることが見込まれる。どのような規制なのだろうか?現段階で分かる情報をもとに抑えておくべきポイントを解説。
1. 導入
1.1 構成
1.2 目的と適用範囲(指令・欧州委員会案・最新内容、以下同様)
1.3 対象となる電池
1.4 関連する事業者の整理
1.5 関連法令
1.6 注意すべき用語や表現
2. 電池規則案の要件:使用段階まで
2.1 適合性評価とCEマーキング制度
2.2 有害物質の含有
2.3 カーボンフットプリント
2.4 リサイクル原材料の含有
2.5 性能及び耐久性
2.6 定置型電池エネルギー貯蔵システム
2.7 健全性及び期待寿命
2.8 ラベル表示及びQRコード表示
2.9 取り外し及び交換可能設計
2.10 事業者別の要件
2.11 製造者とみなされるケース
3. 電池規則案の要件:使用後の段階
3.1 生産者登録と認可
3.2 回収
3.3 保管
3.4 処理
3.5 リサイクル
3.6 リカバリー
3.7 廃棄・処分
3.8 再使用、別目的での利用ならびに再製造
3.9 使用後の段階に係わる情報提供
3.10 EU域外での処理に係わる輸出
3.11 規制当局への報告要件
4. その他の注目要件
4.1 サプライチェーン・デューディリジェンス
4.2 電池パスポート
4.3 グリーン調達
4.4 一次電池の段階的廃止
5. 罰則や適用時期
5.1 罰則
5.2 適用時期
6. 電池規則案に残る不明瞭な点
7. 中長期的な展望(講師見解と推奨事項)
□ 質疑応答 □